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『空中庭園』
- 2008/09/21(Sun) -
角田光代 『空中庭園』(文春文庫)、読了。

この週末、ほんとにだめだめで、本ばっかり読んでました。

で、ある家族を描いた短編連作のこの作品。
第1話目で主人公となった娘マナのあっけらかんとした考え方に、
「いいわ、面白いわこの娘、この家」と読み始めたのですが、
第2話で父親の本性発覚、まったくのダメ男(苦笑)。

いきなり、この家族の裏側というか、真実の部分を突きつけられ、
それ以降、どれだけこの家族が繕いあって、騙し合って生活しているか
その暴露のオンパレード。

酷い話なのですが、
どの登場人物も、あまり深く考え込まずに、
比較的明るく現実を受け止めている(ように振る舞っている)ので、
読んでいて、さほどユーウツにはなりませんでした。

でも、このやるせなさは、やっぱり角田作品でした。

家族であっても、やっぱ、他人なのかなぁ。

あと、野猿街道、東京の西の方にありますねぇ。


空中庭園 (文春文庫)
空中庭園 (文春文庫)角田 光代

おすすめ平均
stars家族の肖像
stars秘密ごとは他人には言わないから永遠にわかりません
stars総てを吐き出すということ
stars可愛い感じの方だけど、
starsあなたの家族も同じではありませんか?

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