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『東京珍景録』
- 2024/01/31(Wed) -
林望 『東京珍景録』(新潮文庫)、通読。

ブックオフで目に留まって、パラパラッとめくってみたら、東京の街並みの写真がたくさん
収録されているようだったので、タイトルもあって、「VOW」みたいなものかな?と
軽い気持ちで買ってきました。

読み始めたら、「序」の時点で、「想像力」「再構築」「情報を閑却」「ハレとケの二元論」
というような小難しい単語が並んでいて、うーん、「VOW」じゃない感(苦笑)。

ただ、本文に入って、実際に著者がどこをどんな気持ちで散歩して、
どんな景色に遭遇して、写真で切り取ったものに何を感じるのか、
そのエッセイは「へー、東京にこんな景色があるのか・・・・・」と、東京を再発見するようなものもあり
興味をそそったものもあれば、やっぱり本文でも小難しい解釈もあり、
学者先生は日常の散歩も頭使うんだな・・・・・みたいな感想で終わってしまいました。

一番興味を惹かれた写真は、水道塔。
掲載されている写真は、まるで日本の景色ではないような、東欧のような風情を感じます。

写真を見る感じ、結構、大きな構造物っぽいのですが、
写真が全部ヨリの構図のため、近隣環境とどんな感じで共存しているんだろう?という疑問は
残ったままです。
1個、幼稚園越しの水道塔の写真がありましたが、幼稚園というもの特徴的な空間なので、
もっと日常生活が展開されているような街並みと水道塔がどのように共存しているのかが
気になってしまいました。

もし、東京に住んでいたら、自転車に乗って見学に出かけてただろうな。




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『吾輩も猫である』
- 2024/01/30(Tue) -
赤川次郎、新井素子、石田衣良、荻原浩、恩田陸、原田マハ、村山由佳、山内マリコ
                                  『吾輩も猫である』(新潮文庫)、読了。

『吾輩は猫である』をモチーフにしたアンソロジー。
錚々たる面々なので、この高いハードルを乗り越えらえるかな?と思って買ってきたのですが、
うーん、正直、みんな撃沈・・・・・って感じですかね。

赤川次郎氏は、殺人事件を絡めて、自分の得意分野に引き込んでいるので、面白く読めました。
でも、それ以外の作家さんの作品は、あんまり特徴が出ていないように感じました。

なにはともあれ、漱石が偉大過ぎるのですよ。

どの作品を読んでも、まず、文章のリズム感が心地よい。
これはもう、日本人の体の中に流れている血のようなものじゃないかと思えるぐらい
すんなり体に馴染んでくる日本語の文章です。

そして、世間に向けたまなざしは皮肉ぽいところがあるものの、
登場人物たちには愛情をもって接していることが伝わってくるので、
読んでいるこちらが身を任せながら読むことができます。

結局、夏目漱石は日本の唯一無二の大文豪であり、
近代日本人の文学的骨格を作った人なんだなぁという結論に至るだけの作品でした。

つまりは、ハードルが高すぎるのよ。
チャレンジした各作家さんには敬意を表します。




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『亡命者』
- 2024/01/29(Mon) -
大沢在昌 『亡命者』(講談社)、読了。

実家にあった本。
ハードカバーの分厚い本だったので、長編だろうと思い込み、
読む気が湧いてくるまで積読にしていたのですが、いざ読み始めてみたら短編集でした。

とある六本木のバーで酒を飲みながら依頼人がやって来るのを待つ通称「ジョーカー」。
人探し、中身の分からぬ荷物の輸送など、様々な依頼をするためにバーを訪れる人々。
その手には着手金の100万円の札束が・・・・・。

ハードボイルドな雰囲気満点の設定で、しかも、最初の話が、この「ジョーカー」の役目を
前任のベテランから引き継いだばかりの主人公がまだ若かったころの昔話から始まります。

肩ひじ張って前任者のやり方を踏襲し、前任者に引けを取らない姿を見せようとしますが、
背伸びしすぎて失敗したときは、すぐに自分の過ちを自覚して反省する姿勢は好感が持てました。
つっぱね続けないところが、ハードボイルド風(←私の勝手なイメージ)でありながら
素人にも読みやすくなっている大沢作品らしいところかなと。

バーにやってきた高齢の依頼者から声を掛けられ、前任者から引き継ぎ直後に自分が担当した案件の
人物だと分かったところで、当時の話になっていきます。
そこから、「実はその事件の真相は、当時の主人公は気づいていなかったが、こういう裏側があって、
実は、その後もずっと主人公が別の案件だと認識していた事件が陰で繋がっていた・・・・・」
みたいな長編が展開されるのかと、第一話を読み終わった時点では思い込んでました(苦笑)。

第二話は、全く別の案件でした。

でも、全編通して、小品にまとまっていて、面白く読めました。
主人公とバーのマスターの関係も面白かったですし、バーのマスターが重要な役割を担う回もあり
あー、そういう人間性の人なんだなと、だから主人公とも長年うまくやってこれたんだなと、
納得しながら読めました。




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『成功者3000人の言葉』
- 2024/01/27(Sat) -
上阪徹 『成功者3000人の言葉』(飛鳥新社)、読了。

ストレス発散目的で、ブックオフでドカドカッと買い込んできた中の一冊。
あんまり中身をよく見ずに適当に買ってきたのですが、
ファミマ改革についてのルポを読んだことがある著者の作品でした。
結構面白かったと記憶しているので、こちらも期待。

これまで、フリーランスのライターとして、企業経営者のインタビューを多数行ってきた著者が、
印象に残っている言葉、自分自身の仕事のやり方を見直すきっかけになった言葉、
社会の見え方が変わった言葉、等を見開き2ページの短い文章でまとめています。

最初は、一体どの経営者がそういう言葉を発したのか、どこの誰なのかを知りたいを思ってしまいましたが、
次第に、経営者が発した言葉自体よりも、それを受けて貯砂がどう感じたかの方が
自分は共感できるなと思うようになり、どこの誰べえかは気にならなくなりました。

著者は、インタービューした経営者のほとんどが、人当たりが柔らかく気配りできる人であり、
横柄な態度を取られたことは少ないと振り返っていますが、インタビューって、写し鏡みたいなところが
あるので、たぶん、著者の人柄がインタービュー相手に写って、物腰柔らかなインタビューに
なったのではないかと感じました。

一般のビジネスマンは、著者自身の、人との向き合い方、仕事相手との向き合い方自体も
勉強になるのではないかなと思いました。

読み終わって、気持ちよく前向きになれる本です。




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『江戸三〇〇藩 最後の藩主』
- 2024/01/26(Fri) -
八幡和郎 『江戸三〇〇藩 最後の藩主』(光文社新書)、通読。

『殿様の通信簿』を読み、そう言えば、全ての藩の殿様について書いた本が
積読になっていたはず・・・・・と探してみたら、ありました。

『殿様の通信簿』は、戦国期から江戸初期までの殿様の話でしたが
本作は、江戸末期の殿様で、廃藩置県を迎えた殿様について、
その人となりを書いた本です。

全ての藩が書かれているので、正直、知らない藩の方が多いくらい。
戦国期のように、実際に領地運営を行い、豊かにし、国力と戦力をバックに領地を広げようという
野心のある殿様ではなく、徳川に与えられた領地を細々と経営していたり、
ほとんど江戸詰めの官僚的な殿様で領地のことは不明だったり、
普通の人が描く「殿様」像とは、全く様子が違っています。

私の生まれ故郷の殿様は、藤堂高虎に始まり、明治維新まで藤堂家が安定して押さえており、
結構、高虎さんは領地経営を一生懸命やって領民の暮らしを豊かにしたということで
地元では人気のある殿様です。
高虎さん以降の殿様も、悪目立ちするような人物はおらず、安定経営。
まあ、ただ、関ケ原の戦いでは豊臣側から寝返り、鳥羽伏見の戦いでも幕府側から寝返ったので、
三重県外の歴史好きの人々からは、「初代藩主の裏切り者の血が末代までしっかり継承されている」等の
悪口を言われがちですが(苦笑)。
でも、時代の流れをしっかり読み取ってタイミングよく判断するのって、ビジネスマンには必須の能力ですよ。

そんな藤堂家の津藩はかなり最初の方で紹介されますが、その章全体のタイトルが
「日和見主義の多数派が流れを決めた」であり、もう、まとめて裏切り者扱いですわ(苦笑)。

とりあえず、著者から見た津藩の評価は、幕府との関係、朝廷との関係で決まるようで、
領地経営の手腕等の評価は踏まえていないようなので残念・・・・・。
私が知らない藩の評価も、その土地に暮らす人たちから見たら、「うちの殿様はこんな貧相なひとじゃねぇ!」
みたいな反発が返ってくるのかしら?と、流し読みになってしまいました。

というか、やっぱり300藩を語るのは、多すぎて飽きちゃいます(苦笑)。




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『殿様の通信簿』
- 2024/01/25(Thu) -
磯田道史 『殿様の通信簿』(新潮文庫)、読了。

タイトルから、有名な大名の成績表なのかな、
福田和也氏が歴代総理に点数を付けた『総理の値打ち』の殿様版かな、
などと想像しながら買ってきましたが、登場してくる殿様の数は7名。
評価をすることよりも、人物像をじっくり描くことが重視された内容でした。

タイトルの「通信簿」の意味は、江戸中期に幕府の高官が隠密に記した『土芥寇讎記』という
書物があり、そこには江戸幕府の本音での各大名の評価が書かれているとのこと。
本作は、その幕府の本音の評価を踏まえながら、著者が個人的に興味関心を持っている
大名に絞って人物像を描きました・・・・という作品です。

登場してくる各大名の人物像やエピソードも興味深かったですが、
一番印象に残ったのは徳川家康のものの考え方とリスクの潰し込み方。

江戸初期においては、家康が直接、各大名とどのような交渉を行い、圧をかけ、徳川幕府の
安定のために尽力したのかという戦術について、江戸中期以降においては、
「家康公はこう対応された」というような前例最優先主義&前例の形式化に伴い、
幕府内の役人の行動が本質を考えずに形骸化していく様子に、
偉大な祖先が居るとマイナスに作用することもあるんだな・・・・と残念な気持ちに。

家康の、前言をひっくり返して攻め込んだり、罰のような処置を与えたりという、
目的・成果のためには手段を選ばない、前後の一貫性を時には無視する思い切りの良さは、
サイコパス的な決断力だなと思いますが、それを子孫の一般人の感覚しか持たない将軍が
真似をするのは大変だっただろうなと思います。

本作では、特定少数の殿様の話しか出てこなかったですが、
多数の殿様の評価が載っているという『土芥寇讎記は、読んでみたいですね。
みんな、本音でボロクソに書かれてそう(苦笑)。




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『Vesta 2024冬』
- 2024/01/23(Tue) -
味の素食の文化センター 『Vesta 2024冬』、通読。

パラパラと眺め読み。

「珍味」がテーマなのですが、西洋料理や中華料理は「珍しい食材」にスポットが
当たっているけど、日本料理では「からすみ」とか「なれずし」とか、酒のアテにスポットが
当たっていて、ちょっと日本料理のページの方は視野が狭いんじゃないかなと思ってしまいました。

何人かのページ担当者が「からすみ」に言及していたので、
日本では、珍味といえば「からすみ」なんですかね。
お酒好きの人は納得感高いだろうけど、お酒飲まない人や若い人にはあんまりピンとこなさそう。
例えば、「くさや」とか「いなご」とか・・・・・まぁ、これも酒のお供か。

珍味はお酒ありきの食文化なのかなぁ。
「ツバメの巣」みたいなものにあたる、日本の食材の珍味とかはないものかなぁ。
「ホヤ」とかかなぁ?


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『28年目のハーフタイム』
- 2024/01/22(Mon) -
金子達仁 『28年目のハーフタイム』(文藝春秋)、読了。

特にサッカーには興味ないのですが、たまたまブックオフで目に留まったので買ってみました。

1996年のアトランタオリンピックで、「マイアミの奇跡」と呼ばれたブラジル戦勝利を中心に
その前後のチームの軌跡を描いた作品です。
しかし、「日本のここが凄い!」という話ではなく、
むしろ、この奇跡の勝利の裏で、チームが崩壊していく様を、選手や監督、関係者の声を積み上げて
描いています。

96年は、私自身は高校生で受験前だったので、なんとなく世間が騒いでいたような記憶はありますが
オリンピックの試合展開がどうだったとか、予選を勝ち抜けたのかとか全く記憶がありません(苦笑)。
そもそも、私はJリーグがスタートしたときの、なんだかバブルっぽい雰囲気が苦手で
意識的にJリーグを避けていた節があるので、仕方ないんですけど(爆)。

その後、サッカーの100年構想に関する講演を聞く機会があり、
その壮大な計画に驚き、見る目が変わりました。
この計画を知ってからは、段々と日本代表のランキングが上がっていき、
強豪国にも勝つことがあり、ヨーロッパの有名チームに行く選手が増えたのも、
納得して見ていられました。

その長期的視点で堅実に進んでいくイメージがあったので、この本で描かれた舞台裏は、
選手も監督もバラバラになってしまっていて、衝撃的でした。

前園選手や城選手、川口選手、中田選手ぐらいしか顔が分かる人がいないぐらいの
知識レベルですが、たしかに、みんな個性あふれるというか、
我が強そうなので、同じ方向を向けているときは強そうですが、
それぞれが別の方向を見始めたらすぐに崩壊しそうですね。

そして、中田選手、当時はまだ19歳ということですが、
達観しているところが怖いぐらいです。
自分の行動が周囲にどんな影響を与えるのか分かっているのに
あえて強い言葉を選んでみたり、極端な態度を見せてみたり。
中田選手自身、自分の行動の冷徹さみたいなところについてはコメントしてて
自覚がありながらもその行動をとってしまうというのは、やっぱりサイコパス気質なのかな。

でも、中途半端なベテラン選手よりも、中田選手のような最若手の方が
国際舞台を踏んでいて、落ち着いているというのは、確かにそうだなと。
そもそも仕組みとして、23歳以下とか19歳以下とか、
若手選手しか出られない国際試合を設定しているのが、
若手の掘り起こしに繋がっているんでしょうね。

最近、中田さんの動向を見かけないですけど、
あんまり日本サッカー界の強化には興味ない感じなんですかね。
川口能活氏はコーチ業をやってるみたいなので、
この熱い心を若手選手に引き継いでいってほしいですね。




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『ロケット・ササキ』
- 2024/01/20(Sat) -
大西康之 『ロケット・ササキ』(新潮文庫)、読了。

シャープの副社長を務めたエンジニア・佐々木正氏の伝記。

シャープと言うと、AQUOSとかの家電品が思い浮かぶので、
エンジニアというと、本田宗一郎氏のように実際に物作りを行っている姿を思い浮かべますが、
佐々木氏が影響を与えた人物として挙がっているのはスティーブ・ジョブズと孫正義。
IT系の日米の巨頭であり、エンジニアというよりも、プロダクトやサービスのスキームなり
本質を構築するタイプの人だと思います。

実際に本作で描写されている佐々木氏の動きを見ていると、
戦時中に在籍していた川西機械製作所では、自ら何かものづくりの最前線に立って、
現場で指揮を執るエンジニアであったものが、戦後、早川徳次郎に請われて入社したシャープでは
現場ではなく、プロジェクト全体を必要に応じて支援していくようなスタイルを取っていて、
現場の社員から質問されたり相談されたりすると、その場で解答やヒントを与えたり、
社外に必要な人に繋いだり、即断即決即行動の塊のような姿勢で、
しかし、現場に介入するのではなく信用して任せるスタイルなので、
なんだか日本人離れしたものを感じる人物でした。

なんとなく、白洲次郎みたいな雰囲気を感じました。

直接アレコレ指示するトップの下では、成果は出るものの、個々のスタッフの能力がしっかりと伸びるか
というと、なかなか難しいところがあるように思います。トップに頼ってしまうというか。
しかし、佐々木氏のように、必要な支援や助言を与えるだけで、あとは頑張れと丸投げするスタイルは
部下としては助言はありがたい反面、そこからは自分で何とかしなければいけない大変さがあり、
苦労は並大抵のものではないと思いますが、成長度合いも並大抵のものではないと思います。

こんな大胆な日本人が、シャープという一企業の中で成果を出せたというのは、
シャープのトップ早川氏が佐々木氏を信用して自由にさせていたというところも大きいと思います。
シャープって、不思議な組織ですね。
AQUOSみたいな優秀な製品を生みながら、身売りみたいな状況に陥っていくとか
ジェットコースターですね。

そして、佐々木氏の功績としてページを割いて描かれている電卓戦争の件。
1000円で小さく軽く丈夫で使いやすい電卓がコンビニでも買えてしまう現在からすると
電卓開発が社運をかけるような規模のプロジェクトだったとは想像しにくい域になってますね。
しかし、ボタンを叩くと正確に10桁でも計算が即座にできてしまう、
しかも計算している仕組みが分からないという点では、すごい装置ですよね。

佐々木正氏という特異な日本人のおかげで、シャープという特異な組織のことにも
関心を持てたので、シャープに関する本も読んでみたいと思います。




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『さわかみ流図解長期投資学』
- 2024/01/19(Fri) -
澤上篤人 『さわかみ流図解長期投資学』(講談社+α文庫)、通読。

今年から始まった新NISA。
今まで、「投資」については全く興味関心がなかったのですが、
さすがに政府がここまでプッシュし、いろんな政策が矢継ぎ早に実施されている現状、
「新しい資本主義(笑)」にちょっとでも接しておいた方が良いかなと思い、
昨年、積立NISA口座を作って、運用を開始しました。

放っておいたら新NISA口座に勝手に移行していくのかと思ってたら、
一度買い戻して積み立て直さないといけないんですって。
いきなり投資オンチぶりを発揮(爆)。

というわけで、ちゃんと投資の考え方を学ばないとな・・・・・・と
たまたま見つけた本作を読んでみました。

さわかみ投信株式会社の設立者で、「さわかみファンド」を運用している著者による
投資の心構え等について語った本。

前半の、「情報だけはやたら集めるが、自分の頭で判断せずに、相場の動きを見ながら横並びで動く」
という日本人の投資家像の解説は、なるほどなー、と納得。

たぶん、日本人の国民性というか、2000年以上ある日本の歴史において日本人がDNA的に蓄積してきた
強みや特質と、投資っていうものが相性悪いんだろうなと思います。
和をもって貴しとなす・・・の国民性の集団が、他人を出し抜いて利益を得るという行為は
思い切って飛び込めない気がします。
・・・・・・・と、自分が苦手意識を持っているので言ってみたくなっちゃいました。

中盤以降は、長期的な投資に必要な、世の中の動きを読む力について解説されていますが、
ここはまあ、著者自身の投資している銘柄に対するポジショントーク的な要素もあると思うので
話半分というか、そういう見立ても成り立つよね・・・・ぐらいの感覚で読んでました。

一冊読んでみて、結論としては、やっぱり自分には投資は性格的に向いてなさそう・・・・・ということ(苦笑)。
まあ、積立NISAで、丸投げ方式で投資は継続しようと思います。

そういえば、会社勤めの際に、企業型確定拠出年金もやってた、というか、やらされたけど、
あれも放置してるの、大丈夫なのかしら?(苦笑)




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