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『中国がなくても、日本経済はまったく心配ない!』
- 2014/12/28(Sun) -
三橋貴明 『中国がなくても、日本経済はまったく心配ない!』(WAC)、通読。

中国シリーズの最後は、まぁ、おまけみたいなもんです(笑)。

バッサリ中国を斬って捨てるのだろうということは
読む前から予測がついたので、どんなポイントで斬っているのかを確認。

あくまで、日本の国益における中国の位置づけというモノの見方だったので、
民間企業の中国投資というレベルまで降りてくる話ではなく、
ちょっと今の私のニーズとは離れた内容でした。

過剰なまでに中国脅威論を振りかざす必要はないと
本作を読んでいて分かりましたが、
ただ、無視してOKというようなものでもないと思うので、
正しく怖がることが大事なのでしょうね。


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三橋 貴明

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『アジアビジネスで成功する25の視点』
- 2014/12/28(Sun) -
財部誠一 『アジアビジネスで成功する25の視点』(PHPビジネス新書)、読了。

引き続き、付け焼刃・中国研究です(笑)。

今度は、アジア諸国と並べてみて、中国の特徴はどうなのかという視点からお勉強。
ASEAN展開は隣の部が一生懸命やっているテーマなので、
そちらの状況を知るという意味でもお勉強。

マレーシア、インドネシアなどで実際に成功している日本企業の実例を通して
各国のマーケットの状況や文化の独自性などを解説してくれるので
分かりやすかったです。

また、韓国、中国には負けたくない!とうぜん新興国にも!!という
著者の本音の部分が、素直に透けて見える文章になっており、
お上品にキレイゴトを述べるだけの教科書とも違っていて
読者感覚としても共感しやすかったです。
(偏狭なナショナリズムという意味ではなく、国際競争に勝つという意欲の意味で)

肝心の中国については、
日本国内でのステレオタイプな中国報道、中国理解は甘いと指摘し、
実際の中国を知ること、見ること、感じることを奨めます。

他人の家に上がり込んで、楽しく過ごそうと思ったら、
相手の家の事情をちゃんと調べて、家風も把握して、お互いに配慮し合えるだけの土台を作ってから
というのは、中国に限らず、ある種当たり前のことですよね。
相手が日本企業でも同じ。
土台となる部分の共有に必要な事象の範囲と労力の量が違うだけで。

ちょっと怖いなと感じたのが、
中国に直接投資の相談を持ちかけると、必ず合弁候補を推薦してくれるので、
日本企業側は「もうこれで安心!」と思ってしまうというところ。
うちの会社は大丈夫なんでしょうかね・・・・・。

出てきた候補企業をきちんと見極めて、経済的にも精神的にも取引相手に相応しいのか判断をする、
そして、その相手との具体的な協業関係の画を描いてみて、当初の目的に適っているのか評価する
という行為を明確に実行しなければいけないのだと分かりました。

しかも適切な取引管理ができるように企業間の関係構築、つまりは担当者間の関係構築をしていく
まさにスタートラインに立つための事前準備ができただけだと心を引き締めるべきだと。

いや、これも、ビジネスでは当然のことでしょ!?と言われればそれまでですよね。
日本国内での取引関係がゆるゆるのなぁなぁ過ぎるだけで(苦笑)。

中国ビジネスというのは、
ビジネスという厳しい世界のルールにまともに向き合い、
真剣勝負を行うことという、ある種、真っ当なビジネス精神の場なのかもしれないと
思うようになりました。


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『2014年、中国は崩壊する』
- 2014/12/27(Sat) -
宇田川敬介 『2014年、中国は崩壊する』(扶桑社新書)、読了。

勤め先で、米国関連の案件の検討を進める傍ら、
今度は中国関連の案件も調査しろとの部長指示が・・・・。
この年の瀬に、どんだけガツガツしてんだ!という感じですが、
本日、チマチマと向き合う相手の会社概要の社内説明資料を作っておりました。

ただ、当然のことながら、社内の議論では
「こんな時期に中国関連の事業に参画するなんてありえない!」という反応が予想され、
一応、チャイナリスクの概要は把握しておいたほうがよいかと思い、本作をば。
超・付け焼刃ですけど(苦笑)。

タイトルは扇情的ですが、内容は政治、文化、経済など多面的に冷静な分析がされており、
とっかかりの入門書としては非常に分かりやすかったです。
冒頭で紹介されている中華人民共和国憲法なるものは、
いままで関心を持ったことが無かったのですが、
憲法とは国の方向性をきちんと示しているものなのだと良く分かりました。
同じ意味で、日本国憲法についても、きちんと理解しなければいけないなと反省。

制度的な面だけでなく、漢民族が持つ考え方、特に「メンツ文化」について
丁寧に説明がされてるので、中国人のものの考え方に対して
理解できたとまでは言いませんが、これまで理解できなかった部分が大分解きほぐされたような
そういう感覚を味わうことができました。

中国人個人との付き合い方と、中国企業という組織との付き合い方は
別のものとして考える必要があるということは分かりましたが、
果たして、当社が向き合う中国企業は、どうなんでしょうか。
業界が業界なだけに、政府の監督も厳しそうで、先が思いやられます・・・・。

ま、そもそも当社の役員が検討にGOサインを出すかというハードルがありますが。
仕事納めの日に、仕事が納まるんでしょうか。
そちらの方が心配です(笑)。


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宇田川 敬介

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『野村の実践「論語」』
- 2014/12/27(Sat) -
野村克也 『野村の実践「論語」』(小学館)、通読。

渋沢翁の論語からの流れで、ノムさんの論語へ。

もう、ノムさんぐらいになれば、
別に論語の言葉を借りなくても、十分ノムさんの言葉で重みを感じられます。
という意味で、本作の企画の意図は、あまり成功しているように感じませんでした。
ま、失敗しているということはなく、あまり意義がないという感じでしょうか。

ノムさんの言葉自体は、いつもどおり、勉強になりました。
「チャラチャラするな、自分のすべきことをしっかりやれ」という教えは、
今の時代からすると少し古い考えのように受け止められるのかもしれませんが、
私自身の頭が固いのか(笑)、ノムさんの教えは、すんなり頭に入ってきます。


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『源氏紙風船』
- 2014/12/26(Fri) -
田辺聖子 『源氏紙風船』(新潮文庫)、通読。

源氏物語に対する著者の熱い思いを語った本。

著者の思いが熱すぎて、
『源氏物語』のファンの人か、
これから『源氏物語』を是非とも読んでみたい!と思っている人か、
何かしら思いを共有できないと、熱さについていけないかもしれません。

私は、感覚がオジサンだとよく周りから言われるので、
まさに冒頭で著者が世の中の男性諸君を嘆いているように、
『源氏物語』の世界観には、少し距離を感じてしまっていると思います。
ま、食わず嫌いなのかもしれませんが。

なかなか、あのボリュームを前にすると、
尻込みしてしまうのですよねぇ・・・・・。


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『はるさきのへび』
- 2014/12/26(Fri) -
椎名誠 『はるさきのへび』(集英社)、読了。

珍しくハードカバーの本が実家にあったので持って来ました。

シーナさんの小説。
今まで、冒険モノとかSFモノスプラッターモノは読んできましたが、
なんとこちらは家族もの。
子供ができる前後のお話から、段々と成長していく過程を描いています。

夫と妻が父と母になり、しかしお互いに仕事は持っていて、
どちらかが折れたり、気を遣ったり、時には険悪になったり、
非常に日常的な生々しさをもって、しかし筆致は淡々と描かれていきます。

正直、最初は、「シーナさんにこういうのは求めてないんだよなぁ・・・・」と
思ってしまったのですが、しかし、短編が進むにつれて
段々と主人公のキャラクター設定がシーナさんに近づいていくようになり、
最後は、まさにシーナ家のお話になってしまいました。

あとがきを読んで、あ、なるほど『岳物語』の系譜だったのかと納得。

奥様はなかなかな運動家だったのですね。
そして、娘さんが居たのですね。
(ずーっと前に『岳物語』を読んだだけなので、一人息子かと思い込んでました)

親子でカヌーに乗ったりしている姿だけを見ていると、
良い家族だなと思ってしまいますが、
家族それぞれが自主的に自分のやりたいことを精一杯やる家庭だと、
意外とすれ違いの日常を送ることになってしまい、
これはこれで大変そうだなと感じてしまいました。

どこの家庭にも、その家庭なりの事情があるものですね。

シーナさんが、1歳半の娘さんに向けて書いたというお手紙が、じーんときました。


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『ドラッカーとシュンペーター』
- 2014/12/25(Thu) -
ドラッカーの窓から明日を考える研究会 『ドラッカーとシュンペーター』(高陵社書店)、読了。

どこで入手したのか覚えていないのですが(苦笑)、
淑徳大学でのシンポジウムを書き起こしたブックレットです。

講演録ということで、そのときの時事ネタであるiPS細胞が端々で踊っているのは御愛嬌。
(開催日がSTAP細胞発表のあたりじゃなくて良かったですね・・・・・)

ドラッカーは何冊か本を読みましたが、
シュンペーターは「創造的破壊」という言葉ぐらいしか分からないワタクシ。

ドラッカーとの比較でシュンペーターが語られ、
また図表などで分かりやすく整理されていたので
入門書には良かったです。超入門書ぐらいですかね。


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『天才スピヴェット』
- 2014/12/23(Tue) -
『天才スピヴェット』

渋谷へ観に行ってきました。

『アメリ』の監督さんの最新作ということで、
奇想天外な天才いたずらっこを想像していたのですが、
結構、冒頭からしんみりとしたものが足元に横たわるような見せ方で、
しかも発明云々よりも、10歳の男の子による北米大陸横断のロードムービー的な要素が強く、
ちょっと思っていたものと違ってました。

なので、前半は、なかなか進まない話に、少し不安な感じが・・・・・。
このまま終わっていったらどうしようかと。

しかし、スピヴェット君が、ロッキー山脈のふもとからワシントンDCへの
貨物列車(無賃乗車!)の旅を決行してからは、
これは10歳の男の子が弟との辛い記憶を過去に埋めて前を向く成長譚なんだと
観ているこちらも腹をくくれたので楽しめました。

スミソニアンの女性責任者とのかけあいでさらに面白くなり、
最後のお父さん、お母さんとのシーンでは、じーんと来ました。
この家族なりの形というものがあるんだなと。

前半、ややもっさりしてて退屈に感じるところもありますが、
後半でしっかり見せてくれる作品でした。

あと、わたくし、この作品で、ようやく初めて3D映画というものを見たのですが、
確かに子供の頃に見た飛び出す映画よりはきれいだと思いましたが
そんなに大騒ぎするほどのことかなと感じてしまった面もあり・・・・。
この立体感は、映画という表現手法において、それほど大きな意味があるのかなぁと
疑問に感じてしまいました。
『アバター』とかを見てから言うべきですかね?(苦笑)


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『現代語訳 論語と算盤』
- 2014/12/23(Tue) -
渋沢栄一 『現代語訳 論語と算盤』(ちくま新書)、読了。

今年は、渋沢栄一翁のことをいろいろ勉強する機会に恵まれ、
年の瀬ということで、まとめのつもりで本作を読んでみました。

『論語と算盤』は、渋沢による著作ではなく講演録であり、
講演テーマはや場面、聴衆に合せて語っているため、渋沢の理論を体系として捉えるのは
なかなか難しいように感じたのですが、
それでも、語りかける言葉の優しさと力強さは頼もしいものです。

渋沢の凄いところは、「商売を行うにも道徳が必要だ」というある種の理想論を述べるのではなく、
「正しい行いにより儲けた富は素晴らしいものだ」というように、経済活動、商業活動を
非常に肯定的に評価していることにあると思います。

儲けること、富むこと、豊かになることを肯定することは、
そこから生まれる次のイノベーションを大きく社会が後押しすることになると思います。
そして、「儲けるためには手段を選ばない」「金で何でも手に入れられる」という
社会を毀損する恐れがある思想を経済活動の中心から遠ざけられる健全な社会を
構成するのに重要なことだと思います。
(極端な思想を遠ざけるだけであり、抹殺・封殺してしまわない許容さも、健全性には必要です)

アベノミクスという、ある種の強い意志を持った政治によって国が運営されている今、
渋沢の思想を使って、冷静に社会を見て、政治の方針やプロセス、結果を分析し、
評価と反省を繰り返していくPDCAが重要なんだと再認識しました。


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『COURRiER Japon 2015年 1月号』
- 2014/12/22(Mon) -
『COURRiER Japon 2015年 1月号』

特集記事「2015年の知的デジタルライフ」に惹かれて買ってきました。

私自身は全くデジタル化されていない生活を送っているのですが(苦笑)、
異動先の部署ではスタートアップ企業への投資案件も扱っており、
急いでこのあたりの知識を詰め込まないと!ということで、
非常にタイミングの良い特集だったので、1日で一気読み。

決済周りの新サービスが多いということもありますが、
そもそもどんなサービスを行うにしても請求と精算という行為がついて回るため、
あらゆる新たな事業にビジネスチャンスがあるように見えてきます。
こういう視界が広がっていく感覚は面白いですね。

ベンチャーの新しい取り組みを肯定的に紹介するだけでなく、
苦境に立っている場面についても指摘していて、
この世界の難しさも分かりました。

日本の新サービスもいくつか紹介されており、
気になったものは早速ユーザー登録してみました。
とりあえず無料でお試ししてみて、気に入ったら有料会員になればよいという
エントリーのハードルが低いのもWEBサービスならではのメリットですね。

ワクワクできる良い企画でした。


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