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ダイビング @黄金崎
- 2014/05/31(Sat) -
今日は黄金崎で潜ってきました。

ダイビングを始めたばかりの頃は、
砂地がだーっと広がっているポイントは、どう楽しんでよいのか分からず、
単調で地味な海だと思っていました。

でも、写真を撮るようになり、特に甲殻類にハマってからは、
砂地が楽しくて楽しくて♪

今日は諸事情で1本しか潜れなかったのですが、
それでも様々な生物に出会えて満足、満足。


唖然としすぎ(笑)
ハナタツ 20140531 黄金崎
そのお隣に
ホソウミヤッコ2 20140531 黄金崎
テッポウエビはいませんでした
ダテハゼ 20140531 黄金崎
魚は地味目
オオモンハタ 20140531 黄金崎
今週もお会いしましたね
サツマカサゴ 20140531 黄金崎
フサフサ感200%
コケギンポ2 20140531 黄金崎
イカは見分けが難しい・・・
ミサキコウイカ4 20140531 黄金崎
黄色が目に飛び込んできました
ミツイラメリウミウシ 20140531 黄金崎
何個体か見つけました
ツノガニ 20140531 黄金崎
腕だけ・・・
トウヨウコシオリエビ 20140531 黄金崎
小さいウミシダについてました
コマチガニ2 20140531 黄金崎
紫が美しい
サガミイトヒキヤドカリ2 20140531 黄金崎
ワレカラ玉(苦笑)
ワレカラモドキ 20140531 黄金崎



↓海の写真はこちら
かもめ組図鑑



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『アフターダーク』
- 2014/05/31(Sat) -
村上春樹 『アフターダーク』(講談社文庫)、読了。

最近、ハルキ長編への苦手意識が少々薄れてきたので、
調子に乗って本作にチャレンジしてみました。
が・・・・・やっぱり難しい・・・・。

現実世界で起きている物語なので、1個1個の場面は分かります。
でも、なぜ、このようなストーリーなのかが理解できないのです。
頭で読むものではないのかもしれませんが、
最後に、「・・・・・で、どういうことなの?」という疑問が付いて回ります。

ハルキ作品に登場する男性たちが、私はちょっと苦手なのかもしれません。
「なんでこんなにおしゃべりなんだろうか」とか
「なんで初対面の人に、こんなにグイグイ入ってくるのだろうか」とか
いろいろ行動に抵抗感を感じちゃうんですよねー。

携帯電話のくだりは、星新一のとあるショートショートを思い出してしまいました。
このショートショートは傑作!


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『戦略と組織を考える』
- 2014/05/31(Sat) -
山根節 『戦略と組織を考える』(中央経済社)、読了。

お勉強に、ちまちまと読み進めていました。
慶応ビジネススクールの先生によるMBAの入門書。

第1章で語り口に血が通っているような印象を受けて、
読み物として面白かったです。

それほど厳密なケーススタディが行われているわけでもなく、
テクニック的な解説も控えめですが、
なんとなく、その語り口に乗せられて読み終わった感じでした。

有名企業の聞き慣れた話ばかりだったので、
もう少し目新しい企業など、まだ評価が固定化されていないところで
ケーススタディを展開して欲しかったです。


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『政治とカネ』
- 2014/05/31(Sat) -
海部俊樹 『政治とカネ』(新潮新書)、読了。

三宅さんの本を読んだ流れで、
積読になっていた海部さんの本も読んでみました。
父の知人からいただいた本の山の中の一冊です。

感想は、最初から最後まで、
「この人、政治家として、センスないわぁ・・・・・・」です。

まず、自分の思想なり主張を書かないことに驚きました。
「ボクはあのとき何をした」「この人にこんなことを言われた」という思い出話ばかりで、
「回顧録」の名前のとおり(苦笑)。
根底に流れる政治的な思想や主張を知りたいのに・・・。
ま、軽くて薄いことが、この人の存在価値なのかもしれませんが。

そして、センスの無さを特に感じたのは、自慢話のピントがずれていること。
もともと政治家という職業には、権力欲や注目を浴びたいという欲望を
人一倍持っているものだと思いますが、そのためには他人の関心を得ることが重要であり、
そのための手段の一つが、自慢話、手柄話だと思います。

なのに、この人が語る自慢話は、
「へぇ~、こうやって時代を動かしたんだ!」と思えるような大きな話ではなく、
「だから何!?」と聞き返したくなるようなものばかり。
これでは、海部俊樹という人間に興味が持てません。

こういうセンスのなさに、「なんだか今の民主党みたい・・・」という
残念な感想で終わってしまいました。


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『書けなかった特ダネ』
- 2014/05/29(Thu) -
三宅久之 『書けなかった特ダネ』(青春新書)、読了。

気分転換に政治エッセイをば。

評論家の三宅さんが書いた、
戦後~平成にかけての政治の重大局面における裏話。
主に、筆者が目の当たりにした出来事を回想しています。

有力政治家の人となりにスポットを当てているため、
読み物として面白かったです。

つくづく思うのは、
最近の政治家って、面白い人が居ないよなぁ・・・・ということ。

三宅さんも「昔の政治家は風格があった」と書いていますが、
今の政治家を見ると、「傾向と対策によるリスク軽減第一の行動パターン化」
「我を通す胆力のある人物の不在」「名言として人の口に膾炙する政治思想の欠如」などが
顕著なのではないかと思います。

安倍さんとかは、実績を積んで、このラインナップに入ってくるのでしょうかね。

今の政治の状況を三宅さんならどのように斬るのか、聞いてみたかったです。


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『サンクスギビング・ママ』
- 2014/05/29(Thu) -
佐々木譲 『サンクスギビング・ママ』(新潮文庫)、読了。

佐々木譲と言えば、警察モノが頭に浮かびますが、
本作は、アメリカをドライブしながら書き留めた風景をヒントに
小説に仕上げていったという短編集です。

へぇ~、こんな作品も書くんだ~ というのが最初の印象。

創作プロセスから、当然、アメリカを舞台にした作品が多いのですが、
冒頭に収められた表題作「サンクスギビング・ママ」が良かったです。
ほんの一時のNYの風景を切り取っただけなのに、
感謝祭の日という晴れやかさと、その祝いの輪に上手く入れない面々。
その対照性を、カラッとした筆で淡々と書いていくところが良いです。

他にも、「氷雨のフリーウェイ」「サンタフェまでの距離」などが面白かったです。

淡々とした描写なので、
作品の世界観にぐーっと入っていける感覚は味わえないのですが、
世界のどこかに、こういう出来事を体験している人が居るんだなという
存在感を感じられる短編集でした。


文庫 サンクスギビング・ママ (扶桑社文庫 さ 17-1)文庫 サンクスギビング・ママ (扶桑社文庫 さ 17-1)
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『フィッシュストーリー』
- 2014/05/28(Wed) -
伊坂幸太郎 『フィッシュストーリー』(新潮文庫)、読了。

中篇4作が収められています。

短編のようなサクッと落として締める爽快感でもなく、
長編のようにじっくり読ませる重厚さでもなく、
意外と中篇って難しいですよね。ダレやすいというか。

でも、本作に納められた4作は、どれも一気に読ませてくれます。
さすが伊坂幸太郎!って感じです。

特に、上手く視点をずらしていきながら作品を構成するところや、
どこか世間とずれている登場人物たちなど、
伊坂作品らしさが溢れています。

「動物園のエンジン」は、ストーリー展開そのものよりも、
3人の男(というよりその中の1人か!?)が交わす会話に惹かれ、
それを対照的な夜の動物園の静けさと不気味さに引き込まれました。

「サクリファイス」は、横溝正史の世界かっ!って思っちゃいましたが、
閉鎖的な村の人間関係がなかなかに興味深かったです。

表題作「フィッシュストーリー」は、時間軸を超えた展開になっていきますが、
1つ1つの時代で、短編が書けそうな雰囲気です。
曲が聞いてみたくなりましたが、映画版を見ると、なんとなく期待を裏切られそうなので(苦笑)
想像の世界にとどめるようにしておきますわ。

「ポテチ」は、おかしな泥棒さんたちが登場してきますが、
その裏に隠された真相は、なかなかに重たいもので・・・・・『重力ピエロ』を思い出しました。
軽い会話と重い現実というのも、伊坂作品によくある構成ですね。


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伊坂 幸太郎

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『レインツリーの国』
- 2014/05/27(Tue) -
有川浩 『レインツリーの国』(新潮文庫)、読了。

お初の作家さんです。
古本屋で時々目に付いてはいたのですが、「ラノベ系の作家さん」という印象もあり、
今まで手をつけずに来ていました。
本作はページ数も多くなく、さっと読めるかなぁということでお試しに。

ネット世界で出会った健常者と難聴者のベタベタな恋愛モノ・・・・・と
簡単に要約してしまうこともできますが、
とにかく、真剣にけんかをする2人が、なんだか新鮮で、興味深く読めました。

私自身、けんかをすることが非常に苦手です。
面倒な思いをしたくないという気持ちが強く、少しでもけんかになりそうな芽が出ると
すぐに摘み取ろうとしてしまいます。
もちろん、自分からけんかを吹っかけることもなく、また、その技術も無く。

最初の印象からすると、「ひとみ」は、私と似てけんかを極力回避しようと
努力をする女性のように思ったのですが、
その実、芯が強くて、意外と自己主張をはっきり行います。
それが性格から来る面もあれば、難聴という障害のせいの面もあるのでしょうが、
それでも、相手に本気でぶつかろうとする姿勢を凄いなぁと感じました。

対する「伸」は、関西者の調子のよさを持ちながら、
こちらも自分の芯を持っており、しかも相手に合わせて主張の仕方を変えられるという器用な人物。
田辺センセの小説からの流れで、心地よい関西弁が読めるのは、幸せな気持ちになれます。

いつもだったら、こういうベタベタな甘い恋愛モノは逃げたくなっちゃうのですが、
本作は世界に入っていくことが出来ました。

「弱み」とか「トラウマ」とか「不幸な記憶」とか、
「障害」というものだけに囚われない、普遍的なテーマを扱っていたからかなと思います。

有川作品、食わず嫌いにならなくて良かったです。


レインツリーの国 (新潮文庫)レインツリーの国 (新潮文庫)
有川 浩

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『トム・ピーターズの経営破壊』
- 2014/05/26(Mon) -
トム・ピーターズ 『トム・ピーターズの経営破壊』(TBSブリタニカ)、読了。

この本、7~8年間、ずーっと積読状態でした。
しかも、古本で買っているので、どんどん出版時の時代と乖離していきます。

しかし、この本に登場する経営者たちの熱い言葉は、
今読んでも熱いままでした。

登場してくる企業は、一昔前のものが多く、
いまや落ちぶれてしまった感のある企業や、
場合によっては潰れてしまったところもあるかと思います。

しかし、当時の時代背景と併せて読むと、
その言葉の中に含まれる革新性やエネルギーというものは、今でも熱く感じられます。

「この経営者が今の時代にも企業のトップで居たら、きっとこんなことを言うのだろうな」とか
「今だったら、彼はどんな発言をするのだろうか?」とか
いろいろと想像も膨らみます。

本が分厚くて、読み始めるのに躊躇してしまうところが玉に瑕ですが、
読み出すと、自分も行動しなくてはという、エネルギーをもらえます。


トム・ピーターズの経営破壊トム・ピーターズの経営破壊
トム ピーターズ Tom Peters

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『いいことがいっぱい起こる!ブッダの言葉』
- 2014/05/26(Mon) -
植西聰 『いいことがいっぱい起こる!ブッダの言葉』(王様文庫)、通読。

ドカ買いしてきた中の一冊。

ブッダの言葉を易しく解説しているのかと思いきや、
各ページの看板にブッダの言葉(しかもかなり平易な意訳)があるだけで、
本文は著者の言いたいことが述べられているだけでした。

心が潰れたり凹んだりしている人には癒しになるのかもしれませんが、
あまり得るものはなさそうで、流し読み。


「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉 (王様文庫)「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉 (王様文庫)
植西 聰

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