ダイビング @井田
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- 2014/04/30(Wed) -
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いつもどおり写真がたくさんになったので
エントリーを2つに分けますね。 なんかギラギラしてた ![]() 手前の葉っぱどければよかった・・・ ![]() あちこちに ![]() 黄色も居ましたよ~ ![]() イソギンチャクじゃないですよね・・・(苦笑) ![]() いつ見てもかわいいですね ![]() こちらはカッコいい ![]() あんまり上手く撮れず ![]() ポーズ決め! ![]() こっちもポーズ! ![]() 寄りすぎてブレちゃいました ![]() 大量発生中 (--;) ![]() これは何ですか? ![]() ↓海の写真はこちら かもめ組図鑑 |
ダイビング @井田
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- 2014/04/29(Tue) -
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4月は気象予報士関係のイベントに立て続けに参加していたので、
海の方が1ヶ月以上間があいてしまいました。 1年ぶりに井田に行ってきました。 陸も海も過ごしやすい温度で、良い季節ですね~。 海の中は海藻が生い茂り、夏に向けての準備がせっせと進んでいる印象です。 とにかく群れが美しい!! 細かいものもいろいろ見つけられて、満足度の高い海でした。 海藻の林の中を ![]() これだけで幸せ ![]() なんか枠が出来てた ![]() 目の前をドーン ![]() そして交錯! ![]() オレンジが映えます ![]() 無作為な感じもまた良し ![]() 絵になりますねぇ ![]() ピントあまあま ![]() 赤ちゃん ![]() 急にハゼ(笑) ![]() 優雅にホンダワラの林を泳ぎます ![]() 浅場にて ![]() 井田にはたくさんいますね ![]() 岩の奥に派手なのが ![]() こちらも立派でした ![]() 目が合っちゃった ![]() ぴゅーっと ![]() 夏に向けてGO! ![]() ↓海の写真はこちら かもめ組図鑑 |
『江戸川乱歩傑作選』
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- 2014/04/28(Mon) -
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江戸川乱歩 『江戸川乱歩傑作選』(新潮文庫)、読了。
西洋の古典ミステリを読んだので、今度は日本の古典をば。 小学生の頃、近所に立派な図書館が出来て、 友達と通っていました。 そこで良く借りていたのが乱歩の「少年探偵シリーズ」。 ちょっと不気味な表紙絵が怖いのですが、 端から順に借りていた記憶があります。本の内容の記憶は無くなりましたが・・・。 ところが、中学校に入ってから読書の好みが ミステリものから離れてしまったがために、それ以降、乱歩をきちんと読んでいませんでした。 今回、改めまして、こんにちは・・・です。 有名どころの短編が並んでおり、乱歩作品の導入には分かりやすい作品集です。 もっとオドロオドロしい世界観を想像していたのですが、 意外と物語自体は現実世界の中に踏みとどまっている印象がしました。 逆に、各作品の犯罪者たちが持つアブノーマルな嗜好が、 お話の中の出来事なのではなく、現実に居てもおかしくないと思わせるだけに、 じんわりと効いてくる怖さがあります。 そんな中でも異様な存在感を放っている「芋虫」。 もうね、頭の中で、その人物を、その活動する様子を想像するだけで、 気が滅入ってしまうようなお話です。 乱歩なりの反戦思想の表し方なのでしょうか。 うーん、エグイ!
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『メリダとおそろしの森』
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- 2014/04/27(Sun) -
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『メリダとおそろしの森』
ピクサー映画ということで観てみましたが、 途中から飛ばし飛ばしの視聴となってしまいました。 なんだか、ものすごく間延びした作品のような気がして・・・。 とある王国では、王の下に3人の領主が。 結婚適齢期が迫ってきた王女のために、各領主の長男が名乗りを上げる。 しかし、おてんばな王女は結婚する気などサラサラなく、 あるべき王妃の姿に縛り付けようとする母親の王妃と対立。 そこで、王女は魔女の力を借りて・・・・・ って、王女、思考が浅はか過ぎでしょ! よりによって、魔女の作ったケーキを母親に「食べさせる」だなんて。 毒が入ってて死んじゃったらどうすんのよ。 魔法にかかって母親が大変な目に遭った瞬間でさえ、 「これは私のせいじゃない!」と言い張っていて、なんて自己チューなヤツなんだと、 呆れてしまいました。 米国人は、こういう、「最初はバカだけど困難をきっかけに成長する」という手の ビルドゥングスロマンが好きなのかもしれませんが、 自分勝手な人間が周囲の人を巻き込んで苦しめているだけな気がします。 ゼロで始まり、マイナスに陥って、ゼロに戻るという感じでしょうか。 プラス感が得られません。 前にも見ちゃったなぁ、こんなアニメ。 あと、もう一つ、序盤から気になっていたのは、 この作品を見た英国人は、どんな気分になったのだろうかということ。 明らかに英国の4つの領土を舞台にしていることが分かる設定で、 しかも、国王と3領主とも、お間抜けばかり。 スコットランド文化を下品なギャグにしているところもあり、 これはどうなのかなぁ・・・・と、他国民ですが心配になりました。 ま、本国の人は、分家に対して寛容なのかもしれませんが・・・。 ピクサーだからといって、安心して見られるわけではないのですね。残念。
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内さま
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- 2014/04/27(Sun) -
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『内村さまぁ~ず #182』
4月下旬の配信だというのに、まだ梅の花も咲いていないようで(苦笑)。 カンニング竹山さんを迎えて 「俺の得意な手料理で内村さまぁ〜ずをもてなしたい男・竹山43歳!!」。 竹山さんに料理のイメージはなかったのですが、 天野さんといい、竹山さんといい、ぽっちゃりメガネのツッコミさんって、 なんだか内にこもるものがあるんでしょうかね。 で、番組としては、料理を作っているところを写しても仕方がないということで、 時間つぶしのミニ企画を進行していくことに。 内さま得意のパターンですが、 トーク中心の企画にしてしまったのは、ちょっと企画倒れだったかも。 そんなに竹山さんって、器用じゃないですよね。 むしろ、バタバタと動いてもらったほうが余裕のない感じが出てて面白かったです。 なぜか、厨房と客席の間のカウンターで繰り広げられるジェンガ(笑)。 竹山さんとジェンガの距離が絶妙です。 目いっぱい体を伸ばしている画が面白くて。 内さまの3人も、罰ゲームが嫌そうで(苦笑)。 OPで思ったほど夢企画ではなかったです。 でも、第2段は難しいかな(笑)。
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『ABC殺人事件』
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- 2014/04/26(Sat) -
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アガサ・クリスティ 『ABC殺人事件』(ハヤカワ文庫)、読了。
いやぁ、面白かったです! 代表作の1つに数えられているだけのことはありますね。 まったく古さを感じさせず、非常にワクワクしながら読み進められます。 Aで始まる町で、Aという名の老婆が殺され、 Bで始まる町で、Bという名の乙女が殺され、 Cで始まる町で、Cという名の金持ちが殺され、 Dで始まる町で、・・・・・・・。 連続殺人、挑戦状のような予告の手紙、精神異常者による犯行が疑われる事態、 どれも非常に現代的な、ショーアップされた殺人事件を思わせます。 さらに、新聞メディアによるセンセンーショナルな報道や 犯行現場付近の住民たちの浮つき方など、 社会性をもった面での描写もあり、著者の視点の先見性を感じます。 中盤まで、「そういやぁ、ポアロさん、大した推理してないよなー」 なーんて思っていたら、終盤に大逆転がありました。 なるほどなぁ。 これなら、各章の合間に、犯人の描写をいれた効果も、高まるというものですな。 アガサ・クリスティ、恐るべし。 これから、きちんと読んでいきたいです。
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『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』
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- 2014/04/26(Sat) -
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半藤一利 『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』(文春新書)、読了。
以前、著者の軽いエッセイを読んでみましたが、 文章が合いませんでした。 本作は堅そうなので大丈夫かなと思ったのですが、やっぱり・・・・。 感情的な独断表現が多いのと、文章中に「私」がよく登場してくるための主観的な言い分から 主張の論理性や、体系だった構造が見えにくいです。 ただ、あとがきを読むと、どうも講演して回っている内容を 下書き屋が書き起こしたものを再構成したようで、 この方法だと、まぁ、観客受けする言いたい放題な内容になっても仕方ないのですが・・・・。 太平洋戦争における歴史小話の寄せ集めとして読めば、 まあまあ、面白かったです。 ただ、1人1人の軍人の個別の局面での決断・指示・行動について語っていくので、 戦局の流れが頭に入っていないと分かりづらいです。 この人の著作物は、合わないのかな・・・・・小説に挑戦するか否か・・・・・。
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『名探偵に名前はいらない』
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- 2014/04/24(Thu) -
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関川夏央 『名探偵に名前はいらない』(講談社文庫)、読了。
お初の作家さん。 タイトルだけで買ってしまいましたが、これは合いませんでした。 ハードボイルド小説がそもそも得意ではない(それなら買うなという話ですが・・・・)ことに加え とにかく比喩表現が多い文体に辟易してしまいました。 格好付け過ぎです。 暑苦しいです。 そして、物語自体も、探偵稼業をやっているように見えて、 実は女性を追いかけているだけという(苦笑)。 大した事件は起こりません。 そして、主人公が至る境地にも、共感できる要素がありません。 たまに拳銃の弾が飛んできたりしますが、 コトの真相は、「なんじゃそりゃ!?」というぐらい、どうでも良い結末ばかり。 うーん、この作品の存在意義は何なんだろうか・・・・という 深い疑問の穴に落ち込んでしまいました(苦笑)。
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『ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女』
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- 2014/04/22(Tue) -
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『ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女』
立て続けにヒッチコックを描いた作品をば。 『ヒッチコック』が陽の作品なら、こちらは陰です。 『鳥』の主人公に無名のモデルを抜擢したヒッチコック。 熱心な演技指導を行う過程で、個人的な執着心が大きく膨らんでいき・・・・。 段々と行動がエスカレートしていく様は、まるでストーカーのようで不気味でした。 大監督というポジションがあるので、セクハラ&パワハラのダブルパンチ。 しかも、監督に従っていれば女優としてスターダムに伸し上がれるので、たちが悪いです(苦笑)。 ヒッチコックを演じたトビー・ジョーンズは、 目のギョロッとした動きで、ヒッチコックの内に眠る性的な欲望を 見ている側にドロッと伝えてきます。 一方、主演女優ティッピ・ヘドレンを演じたシエナ・ミラーは、まさにブロンド美人。 しかも濃厚なブロンド・ガールではなく、すっきり顔だったので、わたし好み(笑)。 演技はともかく、ふとした表情が美人さんでした。 で、2作続けてヒッチコックのメイキング的なものを観たわけですが、 やっぱり陽のヒッチコックのほうが可愛くて好きだなぁ。 病的な描写は苦手です・・・・・。 あ、あと、『鳥』は観てみたいなと思いました。 本作のDVDは販売されていないようです・・・。
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『同級生』
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- 2014/04/21(Mon) -
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東野圭吾 『同級生』(講談社文庫)、読了。
同級生が自動車事故で死んだ。 生活指導の教師から逃げるように車道に飛び出したらしい。 その子は妊娠していた。 生活指導の教師が教室で絞殺死体で発見された。 父親である主人公に、嫌疑がかかる・・・・。 面白かったです。 事件が進行していくミステリのプロセスも面白かったのですが、 主人公が、「死んだ少女の彼氏として相応しい行動は何か」ということを 常に念頭に置きながら、他人の目を気にして行動している、その保身の思考に 自ら苦しんでいるという構図が、今の高校生のリアルのようなものを感じて 興味深く読みました。 ある種、非常に第三者的な目線で、自分の行動を評価して、 友人たちにどのように見えているのかを真っ先に考えています。 自分がどう感じているかよりも、他人の目を気にしているのです。しかも冷静に。 非常にドライな高校生です。 一部の親友を除いて、嫌疑がかかった主人公とは 距離を置いて接しようとする友人たち。 このあたりも、「いじめの構造」と根底で繋がっているかのような 薄暗い人間関係、閉鎖的な学校という世界を感じさせてくれます。 最後、肝心の事件の真相に関しては、 「そんな手の込んだトリックはありえないだろう・・・」というところで 醒めてしまったのですが、ま、窓枠の凹みとか、壁の傷とかが出てきた時点で 予想された大掛かりな仕掛けでございまして・・・・・。 これによって、ミステリとしての現実味が毀損したのは残念でした。 あと、心臓病とか、下請け企業の経営者とか、公害問題とか、 ちょっと大きな要素を詰め込みすぎな感も。 最後、手に余って、物語が上手く閉じられなくなり、 大掛かりなトリックでごまかしたようにも感じられてしまいました。 それでも、学校モノとしては面白かったです。
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