『痛快!サバイバル経営学』
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- 2013/08/31(Sat) -
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阪口大和 『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル)、通読。
中谷巌先生がお薦めしてたので買ってみたのですが、 なんだか読みにくい本でした。 中身が・・・というのではなく、なぜA4サイズなのかが理解できず。 持ち歩きには不便だし、1ページ3分割の横書きも読みにくい。 全然中身が頭に入ってきませんでした。 扉絵の挿絵も、あまり意味を持っているようには感じられないし・・・。 読み込む以前に、アタマがシャットアウトしてしまったので、 通読で終わらせてしまいました。 本の体裁だけで、ここまで頭が拒否してしまった本は、初めてでした。 いつか読み直してみたら、ちゃんと読めるかなぁ・・・。
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『下流大学が日本を滅ぼす!』
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- 2013/08/29(Thu) -
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三浦展 『下流大学が日本を滅ぼす!』(ベスト新書)、読了。
ちょっと前まで、自分が「こうなりたい!」と思わない層の人々が何をしていようと、 特に気にはなりませんでした。 生涯を通じて、関わり合うことが無い人々なんだ・・・と割り切っていたので(苦笑)。 しかし、最近のSNSでバカを曝け出している人々の行動原理や思考回路を報道で読むにつけ、 本当に日本は滅ぶかもしれない・・・と危機感を感じるようになりました。 昔ならば、おバカな行動をとる人の行動力というか影響力は その人の周辺に限られていたはずで、まぁ、山本夏彦翁が言うように 「馬鹿は100人集まると100倍馬鹿になる」という事象はあっても、 集まらない限り影響はたかが知れていたはずで・・・。 ところが、SNSなどのツールを簡単に持てるようになった今、 バカを無防備に拡散しやすくなってしまってるんですよー。 というか、仮想世界で馬鹿が100人集結するのが簡単になってしまっているという(苦笑)。 おバカSNSの報道で、本人の特定がガンガンされちゃってますが、 正直、「こんな大学あるんだ!?」という名前ばっかり。 で、本作を読んでみました。 この本は、「語りおろし」という謳い文句通り、 著者がバーーーッと口にした内容をそのまま文字にしているので、 文体も柔らかすぎれば、数字の裏付けも何も無いに等しく、 論文とはとても言えず、主張というにも苦しく、放言の類なのですが、 そんなことよりも内容の衝撃が大きすぎて、気になりませんでした(爆)。 バカなのに、「民主主義」とか「権利」とか そういうことばかり覚えっちゃってるので、始末が悪いです。 ま、それでも、大学の先生と生徒の間の話であれば、 先生も頑張れ!というかアンタも三流大学でしか教えられない程度なんでしょ・・・ で済むのですが、困るのは、彼らが私の勤める会社に入ってきちゃうかもしれないという恐怖。 私の勤務先は、新卒社員を採用せずに、パートと派遣を軸にして、 幹部候補生は親会社から適度に回してもらう方針だったのが、 一時期の不景気の際に、「新卒採用で意外と良い人材が派遣より安く採れるかも」 ということで、昔の一般職採用みたいな枠を作って新卒採用し始めたんですよ。 今年の新入社員までは、一応、それでも名前を聞いたことがある(ような気がする) 大学から採用で来ているのですが、景気が回復してきた来年は怪しいものです。 「その大学どこにあんの?」みたいな学生しか採れなくなるのではないかと懸念。 もし、この本に登場するようなエピソードが日常な人々が入社してきたら、 私、彼ら彼女らを使う立場に立てる自信がないですわ。
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『新規事業・成功の教科書』
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- 2013/08/27(Tue) -
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坂本桂一 『新規事業・成功の教科書』(東洋経済新報社)、読了。
現在、社内で新規事業のアイデアを募集するという企画の事務局をやらされています。 「日常業務の中で思いついたものでも、自分が長年温めてきたアイデアでも良いので出して!」 と言って回っている毎日なのですが・・・・・正直しんどいです(苦笑)。 隣の部の先輩が、そんな状況を見かねて、いくつか提案書を書いてくれたのですが、 残念ながら異動にいなってしまいました・・・・。 で、最終日に、「これ参考になったからあげる」と言われたのが本作。 うわー、ありがとうございます! と感動して開いたら、第1章から「社内新規事業公募はうまくいかない」(爆)! 冗談きついわー、というところなんですが、 書かれている内容は、非常に納得できます。まさに今、そんな感じですから(苦笑)。 しかも当社の場合、利益を上げるぞ!というよりは、 社員のモチベーションアップ!コミュニケーションアップだ!みたいな観点で 始めているので、ますます始末が悪いです・・・・・。 まぁ、初年度の総括において運営者としての私の思いを強く織り込んで、 2年目以降の運営方法を変えていくように仕向けていくしかないと思ってます。 トップダウンで始めるのは良いのですが、 「制度を導入したぜ!」で終わらず、途中経過にも役員として関心を持ってほしいです。 はぁ、疲れる・・・。 唯一の個人的メリットは、この制度を運用する担当者として、 全社の、特に末端の人たちに顔が知られたことですかね。 あとは有能な部長クラスの方と意見交換などをする機会を作れること。 今や、自分の利益優先で運営してるかもしれません(苦笑)。 とまぁ、愚痴ばっかりになってしまいましたが、 本作は実務的で役に立つ一冊だと思います。 是非、制度導入前に読むことをお勧めします(爆)。
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『政治の修羅場』
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- 2013/08/27(Tue) -
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鈴木宗男 『政治の修羅場』(文春新書)、読了。
ムネオさんの本は2冊目ですが、 これも、政治の大きな局面における裏側で誰が何を判断したのかが垣間見える 歴史の証人的な観点での内容です。 ま、本人も含め、まだ現役の政治家が多いので、 ここまで書いてしまって大丈夫なのかなぁ?というところもありますが、 敢えて書いて公表することが、何か政治的作戦の一角なのではないかと思わせるのは、 スズキムネオという人の存在感ですね。 いつも思うのは、この人のエネルギッシュな活動ぶりです。 自分の使命だと思ったことや、他人から頼りにされたことを、 何としてでも実現しようという強い意志を感じます。 そして、それを実行できる本人の力と、周囲の人との人間関係を、羨ましくも思います。 思考回路や行動原理、趣味嗜好は、昭和な香りがプンプンしますが、 それでも、この行動力は凄いものだと思います。 こういう泥臭い政治家は、今、少ないですよね・・・。 自分が会社で、やらなければいけない仕事や、達成しなければいけない業績に直面したとき、 著者の目標・目的に向かて突き進み、周りを巻き込み、支援や協力を取り付ける この行動力は勉強になります。 是非とも身に付けたいものです。
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『ダーク・シャドウ』
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- 2013/08/25(Sun) -
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『ダーク・シャドウ』
ティム・バートン×ジョニー・デップなのですが、 なんだか雑な作りが気になってしまいました・・・・。 前半は、ところどころにギャグも散りばめて、 軽快にホラーだったのですが、 後半は、ストーリーの粗さが目について笑えず。 そもそも、それぞれに妖力を持ったヴァンパイアと魔女が 田舎町の水産加工業で競い合うってどんな設定よ(爆)。 コリンズ一家+αの面々は、 相当に偏屈なキャラクターが揃っているのですが、 刹那的に笑わせてくれるだけで、ストーリーに活かせているとは言い難い状況。 「永遠の愛」というものがテーマなのかもしれませんが、 その割には浮気するし、相手のビクトリアも何だか現実感のない存在で・・・。 それぞれのキャラクターが裏を持っていそうなソワソワ感を見せながら、 なかなか真相が表に出てこなくて、しかも最後に出てきた真相がそれかいっ!? ラストの対決シーンは、既視感満載。 『永久に美しく・・・』そのものという気がしました。 もしかして、この作品って、こういう状況全体を嗤うコメディなのかしら。
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ダイビング @川奈
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- 2013/08/25(Sun) -
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写真の数が多いので、エントリーを2つに分けますね。
チョウチョウウオって、伊豆半島ではそれほど種類を目にしないので、 これまで、あまり着目してなかったのですが、 やっぱりカワイイですね。 基本形 ![]() 美しいですね ![]() ボケて残念 ![]() 腕を上げなければ・・・ ![]() 意外と寄れました♪ ![]() 自分から出てきてくれました ![]() 久々に見ました ![]() お初かな ![]() 砂地の景色が面白かったので ![]() ↓海の写真はこちら かもめ組図鑑 |
ダイビング @川奈
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- 2013/08/25(Sun) -
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私が使っているショップでは、
講習などにも使えるので、ちょいちょい川奈ツアーを組んでいるのですが、 なぜか私はタイミングが合わず、年に1回行くか行かないか・・・。 変化があって面白いポイントなので、もっと行きたいです。 さて、今回は、なんとウミガメに会えました! 昨年から住み着いているというウワサは聞いていましたが、これは嬉しいです。 カマスの群れやスズメダイの群れなども豊かで、 海藻の周りをチョウチョウウオたちがウロウロ、楽しい海でした。 子供でした ![]() カマスが美しかったです ![]() たまにはこういうのも ![]() 本当にクチジロですね ![]() 全身が撮れました ![]() かわいいです ![]() 久々かも ![]() 定番の群れですね ![]() きれいに撮れました ![]() ゆらゆらキレイです ![]() スズメダイで合ってるのかな? ![]() 無駄にピントがバッチリ(笑) ![]() 大人は地味! ![]() 名前合ってますかね? ![]() 地味子もね ![]() これだけで気持ちいい♪ ![]() ↓海の写真はこちら かもめ組図鑑 |
『そこまで言うか!』
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- 2013/08/25(Sun) -
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ひろゆき、ホリエモン、勝間和代 『そこまで言うか!』(青志社)、読了。
面白かったです。 この3人のメンツで『そこまで言うか!』というタイトルにしては 無難な内容というか、想定の範囲内の発言が多かったですが、 でも、イマドキの知性の在り方の一片を垣間見られれて興味深かったです。 3人とも「イマドキ」を代表する人々なのですが、 三者三様でキャラクターが違うので、面白かったです。 ホリエモンは、前に著書を読んだときにも書きましたが、本音を公の場で言う人。 ただ、この対談で分かったのは、露悪的な趣味がややキツ過ぎて、 自分の意図以上に、自分のキャラに縛られれて発言している気がします。 ひろゆき、勝間両氏にツッコまれて必死に言い返している姿はお茶目でもありましたが(苦笑)。 ひろゆきさんは、これまで氏の主張を文章で読んだことがなかったのですが、 意外とまともなバランス感の人だとわかりました。 自分個人のことを言う時は「労働はできればしたくない」というようなアナーキーな表現を 使いますが、社会一般のことを話すと、突然まともな感覚を発揮します。 そういう意味では、普通でつまんない・・・と感じてしまいました。 勝間女史は、この3人の中では著書を何冊か読んでいる分、考え方は分かっているつもりですが、 この人もホリエモン同様、キャラに縛られている気が。 本音の部分は、もっと尖がって戦闘的な思考回路を持っている人だと思うんです。 でも、世間の勝間女史観や、マスコミの勝間ニーズの意向に沿って、 無意識のうちに「正論のまともなロジックを語る人」になろうとしているような・・・。 この対談では、もっとホリエモン、ひろゆきの両氏に、この勝間女史の防御壁を 突き崩してほしかったんですよねぇ・・・・。 とまぁ、不満げな感想を書きましたが、でも、読み応えがあり面白かったです。 ホリエモンのように、一般社会向けに本音を話すとスポットは当たりますが、 ご本人が「世間はバカばっかり」と喝破しているように、 仮に世間がバカの集団だったとして、バカに向けて一生懸命本音を話しても、 あんまり社会は好転しないと思うんですよねー。 社会を一定破壊はできるかもしれませんが、同時に変なものを創造しちゃうと思います。 「スクラップ&ビルド」と良く言いますが、スクラップの次にビルドが来るわけでなく、 スクラップしながらビルドも始まっちゃうんですよね~。 となると、ビルドの能力がある人がスクラップもしないと混乱する訳で。 ホリエモンの本音発言を真に受けるバカが多いと、変な世の中を作っちゃうんですよね(爆)。 ビルドにおいては、「みんなで創る」よりは、「頭の良い人がスキームを考える」方が 良いものができると私は思っているので、本音を全部公にぶちまける方針は 効果的な戦略ではないと思ってしまうんですよねー。 現にホリエモン自身も、自分の本業については然程公にせずに黙々とやってるわけですし。 そういう点で、この対談は、ある種、知性レベルが近しい人々の本音トークだったので 面白いと感じることができました。 こういう知的レベルの人々がみっちり考えて作ったビルド戦略こそ 今の日本に必要なものだと思います。 (知性を使って考えている「内容」や「方向性」は、この文脈では問うていませんからね) で、結局、お前は誰の思考に一番近いのか?と問われると、 ホリエモンなんですよね(爆)。 自分のことを過度に露悪的に語る嗜好を除けば、彼の主張は、うなずける部分が多いです。 社会と自分とを対比して、合理的な判断をしていると感じます。 ホリエモンについては、引き続き、他の本も読んでみたいと思います。 あと、この3人の日常行動で驚いたのは、 相当に忙しい3人のはずなのに(それはゲームをする時間というのも含めて)、 キーパーソンだと思う人々の対談などは、きちんと事後にフォローしていること。 番組は直接見なくとも、テキストでさらっと確認をしています。 このような、地道な情報収集活動こそが、この人たちの能力の1つだと思います。 この努力の姿勢は、本当に見習いたいと思います。
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『日本史99の謎』
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- 2013/08/22(Thu) -
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「歴史の真相」研究会 『日本史99の謎』(宝島SUGOI文庫)、読了。
こんな本ばかり読んでいても仕方がないのですが、 お盆明けで仕事にも勉強にも力が入らず、ダラダラと過ごしsています・・・・。 日本史の有名事件にまつわる裏話や新説を2ページ程度で紹介しています。 マユツバものも多数含まれているのかもしれませんが、 お酒の席でのちょっとした話題には使えるネタだと思います。 オジサマ達は、こういうの好きですからねぇ。 来月の副社長主催の飲み会に向けて、良いネタの仕込みが出来ました(笑)。 この本は、「99の謎」シリーズとして、アレコレ出ているみたいですね。 ま、機会があれば、また。
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『戦と乱から日本史を読むと面白い』
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- 2013/08/22(Thu) -
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歴史の謎を探る会 『戦と乱から日本史を読むと面白い』(KAWADE文庫)、読了。
父の知人の本シリーズですが、 こちらは、「日本史における戦闘」というテーマに絞っていたので、 面白く読めました。 ま、46もの戦いを取り扱っているので、 各戦闘は数ページなのですが、前に読んだ本よりも楽しめたということで。 やっぱり、歴史の理解には時系列って大事ですよねぇ(爆)。 世界史はともかく、日本史は定期的に復習しないと、 基本的な知識も忘れていきそうになってしまい、 そういうときに、この手のお手軽本は、結構役に立ちます(笑)。 戦国の世において、 我らが藤堂高虎さんが出てくるかと期待したのですが、 そちらは残念ながら、脇役の脇としてしか登場せず・・・・。
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