『「あの人の下で働きたい」と言わせるリーダーシップ心理学』
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- 2013/07/31(Wed) -
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菅谷新吾 『「あの人の下で働きたい」と言わせるリーダーシップ心理学』(明日香出版社)、読了。
サブタイトルにある「NLP理論」については 良く分からないまま読み終わってしまいましたが(爆)、 「部下への接し方のハウツー本」と思えば、 具体的なシーンが書かれていて、勉強になりました。 ま、私が、今のところ本社機能の方にいて、 部下を直接抱える立場にいないので、お気楽に読めるというだけかもしれませんが・・・。 でも、ちょっと言葉遣いを間違えただけで、 印象を悪くしたり、心の距離が広がったり、誤解されたりということは 有り得ることだと思って、普段、結構、用心深く話しています。 そんなところ、先日、明らかに相手の部署のミスでトラブルになったとき、 一応、相手が課長だし・・・と思って、気遣いながらも先方のミスを言及したら、 「こっちが悪いんだから、もっとハッキリ言ってくれていいよ」と 反省なのか逆ギレなのか真意が分からない言葉が返ってきました・・・・トホホ。 部下に限らず、コミュニケーションというのは難しいですね。
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『14歳からの経済学』
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- 2013/07/30(Tue) -
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竹中平蔵 『14歳からの経済学』(東京書籍)、読了。
タイトルからすると、中学生に向けて書かれた本でしょうか。 作中でも、高校生とのディスカッションの様子が再現されています。 書かれている文章は、中高生にも分かるレベルで平易な言葉を選んでいます。 しかし、その内容は、簡潔にまとまっていて、非常に勉強になりました。 ポイントは3つ。 ① ”What is the problem?”を明確にする。 ② 問題解決に向けた制約条件をクリアするソリューションを考える。 ③ ソリューションを考えるには、若干の知識が必要になる。 複雑な世の中ですから、そう単純にコトが運ばないことは重々承知していますが、 しかし、突き詰めれば、上記の3つに集約されると思います。 現実世界で実行するには困難が伴いますが、 でも、しなければならないことは、この3つに収斂します。 というわけで、自分が何をすべきか、何を軸にすべきか、 もう一度認識するのに最適な読書でした。 竹中先生、やや過去の人のような感がありますが、 彼のエリート待望論は、私個人的には支持しています。 というか、自分としては心地よいです・・・。
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『ノーベル殺人事件』
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- 2013/07/28(Sun) -
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『ノーベル殺人事件』
ノーベル賞授与式の晩餐会で起きた殺人事件。 現場に居合わせた記者が、その真相に迫る! こんなことを言っちゃいけませんが、 冬の北欧の色味が薄い町並みには、殺人事件が似合いますね・・・・(爆)。 知的水準は高く、生活レベルも高く、スタイリッシュな美的感覚に囲まれているのに、 なぜか抑圧された雰囲気を感じてしまいます。 北欧サスペンスが好調な理由!? さて、本題ですが、雰囲気は非常に期待されるものを醸し出していて、 映像も、豪華絢爛な晩餐会と、外の白一色の冬景色、両方とも美しいです。 主人公の女性記者も美人で、シンプルな装いが格好よいです。 ただ、サスペンスとして見たときに、 謎を解いて真相に迫っている感じが、なんだかぼんやりしてました。 ヒントの出方が唐突感があるというか、向こうからやってきてくれるというか・・・。 そして、真相の動機も、なんだか腑に落ちず。 ある意味、非常に単純な理由ではあるのですが、 個人の犯行なの?組織的犯行なの?というところがはっきりせず。 しかも、手段として、それを選ぶかなぁ?というところも疑問。 共犯者の確保の仕方も、その後の口のふさぎ方も雑です。 面白そうな雰囲気を出せていただけに、 ちょっと中身が付いていってない印象で、残念です。
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『人生が変わるお金の大事な話』
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- 2013/07/28(Sun) -
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泉正人 『人生が変わるお金の大事な話』(WAVE出版)、読了。
最近は、コラムニストもお金の本を書くようになったのか・・・と思って買ったのですが、 泉麻人さんではなく、泉正人さんの本でした・・・(爆)。 読み始めてから気づきましたわ。 中学卒業後、行ける高校がなくて米国の高校に留学。 しかし、半年で退学し、美容師の専門学校に通い、トップスタイリストを目指す・・・。 中学受験の失敗以降、結構、波乱万丈な人生を歩んでいる著者です。 でも、たぶん、本人は当時、波乱万丈とは思わずに、 のほほんと受け入れていた印象を受けます。 しかし、米国留学中に美容師という職業と出会い、 そこからは一気に行動を起こしていきます。 その行動力が素晴らしいです。 修業時代の美容室で、オーナーと実業家のお客様の2人に出会い、 様々なことを学んだと述べられていますが、 きっと、この2人の目に留まるような素質があったのでしょうし、 また学びを吸収していく力があったのだと伝わってきます。 美容師をやめた後、フリーターで生活をつなぎながらも、 あちこちのセミナーに顔を出すという発想は、なかなか持ち得ないものです。 自分で事業を立ち上げてからの行動哲学や経営理念は、 ロバート・キヨサキ氏の教えに近いものを感じますが、 自己資金ゼロの状態から、ここ東京でスタートしたという状況に、 親近感を感じますし、読者に可能性を与えてくれます。 学ぶ、考える、行動する、この3つの基本行動の大切さが、良く分かりました。 勘違いから手にした一冊でしたが、面白く、かつ勉強になりました。
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『経営が見える会計』
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- 2013/07/28(Sun) -
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田中靖浩 『経営が見える会計』(日本経済新聞社)、読了。
解説されている内容は、超・初歩の部分なので、 会計知識の面で新たな発見はなかったのですが、 解説のスタンスが、「本音で語る」というところに置かれていたので、 面白く読めました。 通常の会計の解説本だと、 「なぜ日本では経常利益を重視するのか」ということについて、 それらしい解説がなされていると思うのですが、 現実味がないから、頭に入ってこないと思うんですよねー。 それを、この本では「みんながそうしてるからの横並び意識」と一刀両断。 この解説だけでは「理由」や「理屈」は分かりませんが、「腑に落ち」ます。 会計の勉強をする入り口としては、大事な感覚なのではないかと思います。 この本から会計の勉強に入ると、苦手意識も軽減されるかも。
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S革
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- 2013/07/28(Sun) -
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『スクール革命!』(2012年5月20日放送)
オンナの秘密学第2弾ということですが、第1弾の記憶が全然ない・・・(苦笑)。 敢えてハリセンボン先生をぶつけてきたということは、 前回の内田恭子先生の回は失敗との評価のようです。 女子力に関するクイズやコスメグッズの紹介などは正直どうでもよいのですが、 明治大学ラグビー部のセンターが何度もスタジオに降臨し、 団体芸の呼吸はバッチリということを堪能できました(笑)。 主婦学でやっているような本音アンケートをここでもやれば盛り上がった気がしますが、 実演の方にいってしまってイマイチ。 ザキヤマさんvs明大ラグビー部は面白かったですが。 あと、久々にVTRをそれなりに見ました。オリラジは最近面白くなってきました。 そして、唐突な春日さんのノーパン宣言。しかも2年も!? 軽い冗談を真に受けて、誰にも言わずに実行しているだなんて・・・・ いつかこうやって陽が当たる日がくると信じて実行してたんでしょうか? 真面目というか、執念というか、ちょいキモイというか(爆)。 もう、春日さんが何を言っても、ノーパンが思い出されてダメだわ(笑)。 『スクール革命!』(2012年6月3日放送) 1週間分、見飛ばしちゃいました。ま、後ほど・・・。 お仕事ベスト3ということで、この企画のレギュラーやくみつる先生と河本準一先生。 私が河本さんを見るのは、これが最後となりそうです。 さて、企画のタイトルは変わりましたが、あんまり内容に代わり映えはなく、 我が家が企業ロケに行くところも同じです。 やく先生に解説してもらうには、ちょっと掘りが浅いようで、残念。 ま、でも、今回はザキヤマさんが絶好調だったので、スタジオは面白かったです。 ちょい悪ファッションでは、さすがジャニーズの八乙女君は格好良いですね。 若林さんは、ポージングが全然ダメダメ。服殺しなところは内村先生と良い勝負(苦笑)。 そしてザキヤマさんですが、なぜか付け髭、張飛!?って思っちゃいました(爆)。 内村先生は、バスガイドさんにおねだりされて、相変わらずのモテ男。 公共の電波で奥様に向けて惚気メッセージ。 日曜昼間にそれやると、主婦の皆様の怒りを買いまわよ(笑)。
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Q&どっか旅
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- 2013/07/27(Sat) -
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『世界の果てまでイッテQ!』(2012年5月13日放送)
お祭り男はイギリスの泥祭りに挑戦。 祭前日の練習日から酷い天気です。暴風雨。画面が寒そう・・・。 単純な祭りほど、みんな燃えちゃいますよねー。 特にこのお祭りは、川岸でのピクニック(?)で飲んでいた男たちが、 ビールが切れたことで対岸のお店に川を渡って買いに行こうとしたことが起源だとか。 バカバカしさ満点です。 いざ本番でも、参加者の皆さんは暴風雨の中とっても楽しそう。これぞ祭り! が、肝心の宮川さんは、コースを1/5行ったところで失速。 タバコをやめても、すぐには効果が出ないことは、内村さんも 『内さま』で実証済ですからねぇ。禁煙1か月で成果を求めるのが間違い(笑)。 本当に、アジアに祭りを求めないと、このコーナーが沈んじゃいそうです。 後半は、デヴィ夫人の「死ぬまでにしたい10のこと」第2弾。 なんと72歳にしてスカイダイビング挑戦です。 すごいわ、このお方。逡巡してロケに行くのが4か月遅れたようですが、ごもっとも。 室内練習場での体験で、ヤル気が漲った夫人は、本番でも笑顔でダイブ! 着地後に、「もう1回やりたい!」だなんて、若いです。 それにしても、「フォーメーションスカイダイビング」は美しいですね。 見た目もそうなんですが、何というか、機能美! 計画通りに1人1人が行動し、習合し、形を折りなし、散っていく。 スカイダイビングやってみたくなりました。はまっちゃうかも(笑)。 『そうだ旅に行こう!』(2012年5月14日放送) 坂上忍さん、熊田曜子さん、坂口杏里さんによる福島旅。 いやぁ、坂上さん、OPで「やる気がなくて面倒な男だなぁ」と思ってしまったのですが、 後半で一気に人物像が変わりました。 翌日の取材のアポ取り電話を前夜に行い、相手を怒らせてしまった坂口さん。 モチベーション・ゼロになった彼女を、「それじゃぁ、君がダメになる」 と言わんばかりに諭して、もう1回電話を架けさせています。 この親心というか、指導心にはビックリしました。 他にも、タクシーの運転手さんとのやりとりも丁寧だし。 テレビではいろいろ放言して話題になっているようですが、 基本は礼儀正しい人なんだと感じました。 一方、この番組では損な役回りばかり巡ってくる坂口杏里さんですが、 「振り回されて笑える~」というラインと、「可哀想で見てられない・・」というラインを 行き来しているところがあって、バラエティ要員としては若干不安定に難あり。 2世タレントのダメなところが、陽の場面ではなく、負の場面で出ちゃうところが痛いです。 3回目の登場あるかなぁ・・・・・。 そして、この番組は、どこに向かって行くのでしょうか(爆)。
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S革&ハッピーエンド
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- 2013/07/27(Sat) -
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『スクール革命!』(2012年5月13日放送)
今回は行列のできるお店ということで、完全情報番組化。 みんな、ああいうことに時間を費やすんですね~。 私は、「時間がもったいない」って思ってしまうので、 きっとこれらのお店には行くことがないんでしょうねぇ・・・・・。 アンジャッシュ渡部さんは、この手の企画のレギュラー先生ですが、 今回は児嶋さんの投入もなく、お笑い要素は準備する気なしのスタッフさん。 もう一人の先生である石神秀幸さんは、私の苦手系のキャラで残念。 内村先生が泥棒キャラを作ることに挑戦してましたが、 あんまり、この手の小ズルいキャラは、最近の内村さんには似合いませんね。 『ウリナリ!』のように上から強く突っ込んでくれる人(というか南原さん)が いないと活きないですね。 そうか、今も嫁さんと一緒に自分の番組見てるのかぁ。 仲良さそうで何よりです。 『ハッピーエンド』(2012年5月13日放送) 放送後の評価をちょっと目にしていたので、期待値ゼロで見ましたが、 意外と悪くないと感じました。 日曜日の夕方に見るには、お手頃な企画ではないでしょうか? ただ、内村&有吉でやる意味があるのかというと疑問ですが(苦笑)。 有吉さんは、内村さんと2人きりになると良い人になってしまって キャラが活きないんですよねぇ・・・。 他に数人いると、内村さんにも毒を吐くようになるのですが。 挑戦者は小島よしおさんとダイノジ大地さんでしたが、 どちらも頑張ってましたね。 ただ、頑張るのに精いっぱいで、笑いが生み出せないのが、現状を物語ってますね。 小島さんはお母様が、大地さんは奥様が素敵な方でした。 芸人さんという職業を大事にしている姿が伝わってきて、 良い家族だなぁというところに惹かれました。
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『必笑小咄のテクニック』
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- 2013/07/27(Sat) -
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米原万里 『必笑小咄のテクニック』(集英社文庫)、読了。
ちょっと息抜きを・・・と思い、 万里さんお得意のロシアン・ジョークを期待したのですが、 結構まじめにジョークの構造を分析・解説していて、 正直、面倒くさいと感じてしまいました(苦笑)。 もっとお気楽にジョークを楽しみたかった・・・・ というか、解説は誰でもできるけど、ロシアン・ジョークを面白く聞かせてくれるのは 万里さんか佐藤優氏ぐらいなので、バンバン、ジョークを繰り出してほしかったのです。 ま、でも、後半になるほどジョークの量が増え、 またロシア系のものや米国を嗤うもの、政治ネタや宗教ネタなど ブラック度やタブー度が上がっていって面白く読めました。 あ、あと、小泉流の政治は嫌いなのね・・・・くどいぐらいに批判が(苦笑)。 ま、共産党の家系ですから、当たり前と言えば当たり前なのですが・・・。
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