『ゴーストライター』
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- 2012/12/30(Sun) -
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『ゴーストライター』
冒頭、夕暮れのフェリーが到着した島の港で、 ただ1台だけ運転手が現れずに置き去りにされる乗用車・・・。 なかなか味のあるシーンで物語はスタートします。 元英国首相の自叙伝のゴーストライターに雇われた主人公。 しかし、面接で即採用された帰り道に、早速物盗りに襲われます。 そこから、小さな不審の思いを抱きながらも、米国に滞在する元首相のもとへと向かいます。 この元首相が住んでいる家の佇まいが、 うらさびれた島に、近代的な建物、そして、不順な天候。 これでもかというほどに、怪しい雰囲気を漂わせています。 こういう雰囲気に酔える良質のサスペンスです。 元首相への取材を始めた途端に、イスラム過激派のテロ容疑者に対する拷問の容疑で 元首相の周辺はあわただしくなり、逆に時間を持て余した主人公は、 急死した前任者の謎に引き寄せられるかのように、 手がかりを見つけてしまいます。 このあたりの展開は、やや都合がよいという気もしましたが、 まぁ、真相がアレなので、それまでは上手く誤魔化されていたということなのでしょうかね。 でも作品の持つ雰囲気で、そんなに気にせず見ていけました。 最後、物語の真相に辿り着くシーンは、 黒幕側が公衆の面前で会話を交わしていて、それは流石に油断し過ぎだろう! と突っ込んでしまいましたが、ま、ラストシーンに繋げるには、 こういう急展開の方が、その組織の恐ろしさを暗に示せるのかもしれませんね。 全体を通して、雰囲気を楽しめる重厚な作品でした。
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S革&教科書&Q
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- 2012/12/27(Thu) -
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『スクール革命!』(2011年12月11日放送)
芸能人学ということで、またまた大和田獏先生と東MAX先生の登場です。 ちょうど結婚報道が出た時期のようで、東先生つっこまれまくり。 ついには公開プロポーズまでさせられちゃってます。 めぐのやすなら、芸人さん受けもよさそうだし、素敵な夫婦になりそうですね。お幸せに。 ネタはいつもの欽ちゃん話や、高倉健さん話が多かったですが、 J組の疑似親戚ということで、顔の似ている人を取り上げてました。 若林さんのカワウソ、キャラクターまでばっちりですね。良く見つけてきたなぁ。 内村先生はエリンギ。これはもう、有吉さんの勝利ですね。 内村さんも結構あちこちでネタにしてるしな。 途中、サザエさん大喜利みたいになってました(笑)。 こういうボケの被せ合いは久々でしたね。もっと開発してほしいなぁ。 この番組に求めてるのは笑いなんだよ!(笑) 『教科書にのせたい!』(2011年12月13日放送) 自然現象を取り扱った企画は、やっぱり映像だと見ちゃいますね。 あの雹の降る映像はすごかったです。 雷が目の前に落ちる映像や、衛星からの映像とかも恐ろしいけど美しい。 昔、中学生だった頃、並んで立ってた小学校の避雷針に落雷したことがあり、 一瞬、教室がシーンとなったことがありました。 自然の威力とは、人間から言葉を失わせる力を持ってますよね。 科学マジックは、あんまりマジックになってないのではないかとも思いましたが、 ま、ナポレオンズ先生に解説してもらうと分かりやすいということ重視なのかな。 液体磁石の不思議な動きには魅了されました。 磁力線の強さや通り方で様々な形に変化するのでしょうけれど、 あのとげとげの造形美には心打たれました。 仏像の美しさや、暗闇の妙というものも、面白かったです。 全体的に企画が興味深かったのと、 あと、勉強になったのは、子供には自然な無邪気さが欲しいということ。 子役の皆さん、頑張ってるのはわかるのですが、なんだか恐怖を感じます・・・。 『スクール革命!』(2011年12月18日放送) この時期恒例の年末年始に家族で行きたい場所ベスト15。 もちろん土田先生の仕切りです。 なんだか今回は、ひねくれ&すねキャラみたいになってましたね(笑)。 それにしても、毎年いろんなテーマパークができるもんですね。 本当に不景気なんでしょうか? 個人的ツボだったのは、六本木ヒルズの展望台にできたというスケートリンクのしょぼさ(爆)。 だって、めっちゃ狭い。あれは見世物でしょう・・・。 あと、館山に海鮮物を食べに行きた~い!
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教科書&S革
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- 2012/12/27(Thu) -
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『教科書にのせたい!』(2011年12月6日放送)
どれも、内容の掘り下げ方が足りないような・・・・。 動物の成体と幼体の比較は、なぜにコブダイとウナギ? もっと劇的に変化する魚たちもいろいろいるのですがねぇ。 巨大建造物も依存症も、表面的に触っただけの感じです。 そんな中で、自衛隊については、ぶっこんでました! このご時世にさえ、右寄りな情報発信は少ないように感じるのですが、 今回の自衛隊の扱いは、ヒーロー的でしたね。 しかも、中国からの領空侵犯についても触れてましたし。 どうしちゃったんでしょう。 あんまり考えずに、自衛隊ブームにのっかたただけという真相が、 一番残念なんですけどね・・・。 『世界の果てまでイッテQ!』(2011年12月4日放送) カレンダー企画12月編ということで、 イッテQメンバー全員で、汐留の広場にモミの木を立てて、ツリーの飾りつけです。 こういう「全員で」という企画、実は今までなかったですよね。 ちょっと新鮮。内村さんも生の親方の活躍を見られて満足そう(笑)。 今回は、山からモミの木を運び出してくるところからやってましたが、 あんな風に「畑」になってるものなんですね(笑)。勉強になりました。 そして、宮川さん、手越くん、イモトさん、武井さんの一行は温泉宿へ。 このくだりは何だったんでしょうかね?(苦笑) イモトさんと武井さんの混浴シーン、変に生々しい・・・。 汐留についてからは、みんなで飾り付け。楽しそうでしたね。 そして、未だにチェンの家が教えてもらえない出川さん(爆)。 若干まわりの女性陣が引いてますわよ。 点灯式では、まさかの鬼奴さん連発で不思議な空間したが、 高校生の吹奏楽団による生演奏もあり、盛り上がってましたね。 あんまりワチャワチャしたクリスマスツリーは好みではなかったのですが、 あの汐留の空間には似合ってると思いました。 松嶋さんの無事の出産と番組の安全を祈願して、鐘を鳴らす。 なんか、こっちも感動しちゃいました。
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『しかたのない水』
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- 2012/12/27(Thu) -
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井上荒野 『しかたのない水』(新潮文庫)、読了。
解説の「脂っこい」という表現がぴったりの連作短編集。 とあるスポーツクラブに集まる人々を主人公に、 スポーツクラブを離れた彼らの生活の「ホントの姿」を描いていきます。 そのギャップが、突飛に感じられるものはなく、 「みんなこんな風に表と裏があるんだろうなぁ」と納得させる描写です。 結構、えぐいことをやってるんですけどね(苦笑)。 恋をめぐるお話の数々のように見えて、 人間がいかに自分に都合の良いように生きているかを 容赦なく描き出した作品なのだと思いました。 「裏切られた」と思っても、自分は単なる被害者なのではなく、 バカだっただけなのかもしれない。 私もそうかも。 そう感じてしまう恐怖。 自分は毎日何をやってるんだろうか・・・。 思い込みや、勝手な責任感を作り上げて、ただ空回りしているだけなのではないだろうか。 なんだか、読んでいて、暗い気持ちになってしまいます(苦笑)。 でも、非常に面白い読書になりました。
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教科書&Q
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- 2012/12/27(Thu) -
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『教科書にのせたい!』(2011年10月25日放送)
『スクール革命!』でも見たばっかりのデカイもの企画(苦笑)。 デカイの、あんまり得意じゃないんですよねー。 海の中でいきなり出会うと、ほんと、心臓止まるかと思う時があります。 紹介されていたアカイカは、八丈島にデカいのが居ました。 この時は距離を保っての観察だったから美しいと感じましたが、 もし自分に80cm級のイカが突進してきたら、恐怖を感じると思います。 そして、『南極大陸』の番宣も兼ねての南極特集は、隕石の話が面白かったです。 着陸した隕石が長い時間をかけて一か所に集まってくるとか、なるほどです。 『世界の果てまでイッテQ!』(2011年11月2日放送) イモトさんはドイツへ。 珍獣が少ないから、ヨーロッパはあんまり行ったことがないとのこと。 ま、何が「珍」獣で、何が「一般」獣なのかの判断軸が、 先進諸国から見た基準に過ぎないというだけですからね。 社会学的には面白い視点かもしれません。 で、珍獣のいないドイツでは、各種企画をこなしてましたが、 確かに、お笑い的に合格点には届かなかったかも・・・・・。 まともに放送されたハイヒール競争は、一般参加の挑戦者たちがマジすぎて そのピリピリ感が笑えません(苦笑)。 5万円に何であんなにマジになれるんだ?? あぁ、オクトーバーフェスタ行ってみたい!! 普段はまじめなのにお酒が入るとタガが外れるというのは、 日本人とドイツ人で似てるのかもしれませんね。 後半は、男の挑戦シリーズで、マシュマロキャッチ長距離編。 この、数をこなして・・・というのは、途中がダレちゃう気がするんですよね。 むしろ、ペットボトルロケットのような、どんどんエスカレートするタイプが好きです。 そして、出川ガールは、やっぱりヒトを選ぶ大役なぁと思う始末。 北川さん、お忙しいのかしら?
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トリックSP&Q
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- 2012/12/27(Thu) -
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『トリックハンター』(2011年10月21日放送)
録画してたものが前後しちゃいました。 さて、特番の1回目の放送ですが、マジックから詐欺犯罪まで扱う幅が広すぎて なんだか番組がワチャワチャしてましたね。 スタジオゲストの扱いも、勝手に意見を言合ってクイズの回答をまとめろという 適当さ爆発の扱い。 尾木ママとか、なでキャスティングされたのか意味不明な人もいましたし。 この適当さで、すでに第2弾を予定してエンディングを迎えるのは、ある意味凄いです。 Dr.レオンが相手にした超能力者も、横からタネが見えちゃってるし、 手際悪すぎでしょうに。 他にいなかったのか・・・って、もうちょっとマシな自称・超能力者は、 こんな種明かし番組には出ないか(苦笑)。 『世界の果てまでイッテQ!』(2011年10月23日放送) 森三中+いとうあさこ+大久保佳代子+椿鬼奴という キョーレツな3人組によるアジア旅行。 のんきに韓流ドラマと言って騒いでいることに時代の流れを感じますね(苦笑)。 やってることは、絶叫系+激辛+ゲテモノという、お約束の組み合わせだったのですが、 半分が天国組に回ったおかげか、なんだか旅行番組的な要素を感じて、やや不満。 あとは、森三中が2班に分かれちゃったので、 いつものコンビネーションが見られないというか、黒沢さんが安心してない感じが なんだか画面から伝わっちゃったかも(苦笑)。 ところで、鬼奴さんは、あのメイク止めちゃったの?
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『きみの友だち』
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- 2012/12/26(Wed) -
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重松清 『きみの友だち』(新潮文庫)、読了。
小学校4年生の時に交通事故で左足を悪くした少女。 その事故をきっかけに、「友だち」が友だちでなくなり、独りになってしまう。 ジャンルで括ってしまえば「いじめ」をテーマにした小説。 でも、単純に、強い者が弱い者をいじめる話ではないんです。 そう、人間関係の難しさについて描いた作品なんです。 そもそも「友だち」って何なのか? 毎日一緒にいれば友だちなのか?病気になった子に千羽鶴を折れば友だちなのか? 「みんな」は「友だち」なのか? 私の「友だち」って誰なんだろう? いるんだろうか?いたんだろうか? そんな気持ちが押し寄せてきます。 自分が薄っぺらい存在のような気分にもなります。 では、恵美のように小学校4年生で悟ってしまった場合、 それはそれで幸せなのか? 由香ちゃんという存在がいたから閉じた幸せを作り上げていたけれど、 もしも彼女と出会えなかったら・・・。 何が正解なのか分からなくなります。 それとも、この作品のように、神様はきちんと手当てをしてくれるのでしょうかね。 恵美から始まり、その「友だち」たちに視点を変えて、各章が綴られていきます。 みんな、突っ張ってるけど、心の中は不安でいっぱい。 小学生なのに、中学生なのに、びくびくしながら生きてる。 彼らたちほどに真剣に友だちとの関係を考えたことはなかったかもしれないけど、 確かに、上手くいくように気を使っていた自分はいたかも。 学校って、難しい環境ですよね。 物語の主人公たちが、本質的には優しい性格の持ち主だったことが救い。 特に、ブンちゃんの存在は大きかったです。
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教科書&S革
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- 2012/12/26(Wed) -
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『教科書にのせたい!』(2011年11月29日放送)
今回も理科系の話が多くて面白かったです。 塩田の微生物による赤や黄や緑の蛍光色は、 上田君が言うように体に悪そうですよね(苦笑)。 あの塩田のサイズと管理の仕方がアメリカっぽいです。 赤ちゃんの4D画像は、凄い技術ですね。 表情が見えるということだけでなく、母体に負担をかけないというのが素晴らしい。 あんなに表情豊かに動いているものだとは知りませんでした。 トリックアートは『イッテQ!』でもやってたので、あんまり新鮮味が・・・。 というか、フルポンは、スタジオでもうちょっと頑張らないと、 呼んでもらえなくなっちゃいますよ(苦笑)。 『スクール革命!』(2011年12月4日放送) 唐沢先生と藤モン先生によるデカイもの学。 ま、いろんあデカイものを紹介するというシンプル極まりない企画。 しかも、クイズではJ組があんまりボケないから、 藤モン先生いまいちノレない感じでしたね。お疲れ様です。 内村先生が「デカくするっていう発想は何なんだろうね?」とつぶやいてましたが、 確かに、あんまり有意義なものを感じないです・・・・・。 デカイ料理とかって、出てきたときのインパクトはあるけど、 「美味しくいただく」という本来の料理の趣旨は、達成できないことが多いですよね。 ま、ほどほどが丁度良いということで。
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教科書&S革&Q
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- 2012/12/25(Tue) -
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『教科書にのせたい!』(2011年11月22日放送?)
食物アレルギーの話は、内容はともかく、写真が直視できず。 自分が大したアレルギー持ちではないことを有りがたく思いつつ、 アレルギーというのは持って生まれた体質なんだと思い込んでたので、認識を改めました。 日頃の食生活でアレルギー症状が出ちゃうこともあるんですね。 あと、火山のお話。もともと地学が好きなので、地殻変動にも興味があるのですが、 さらに今回は、火山学者の巽先生の解説が分かりやすくて良かったです。 火山や地震、台風など、様々な自然災害にさらされる日本ですが、 遠藤先生が言われたように、そういう地球規模の現象を自分の日常の中で感じられるのは 自然科学を学ぶものとして得難い経験、環境なのかもしれませんね。 確かに、私自身が地学に興味を持ったのは、日々の気象のメカニズムへの興味でしたから。 この番組で、もっと理科系のトピックスを扱ってほしいです。 『スクール革命!』(2011年11月27日放送) 九州修学旅行の後篇です。 ま、九州と銘打ってても、熊本県オンリーなんですけど(笑)。 またもや班分けして、それぞれが観光地を回りましたが、 なぜか内村先生、高知先生、まおみちゃんで温泉へ。 この班、必要だったか!?(爆) 内村先生、もうすでに仕事する気なしですよ。温泉&ビールって。 付いていった高知先生、気を使ったでしょうね(苦笑)。お疲れ様です。 バスの中では、「女子が思う男子の好きなところ」ゲーム。 女子の回答を、自分で予想するというかなり恥ずかしいゲーム。 ザキヤマさんや山田君は恥ずかしそうに回答してましたが、 急遽指名されたまおみちゃんは、割り切った感じで堂々と自分の顔をほめまくる(笑)。 あと、ザキヤマさんへの本気のお褒め&感謝。 この人の、こういうところ好きだわー。 そして、今回も、JUMPの面々は泊まることなく強制送還。 本当に忙しいんですねぇ。それとも、羽目を外させないための管理方法なのかしら。 彦にゃんみたいな(爆)唐ワンくん、そして唐ワンくん2号として登場した プロレスラーの阿蘇山選手。この流れこそバラエティ! 春日さんへのドッキリは、ちょっと可哀そうな感じになっちゃいましたが、 麻里ちゃんからのメールであの文章が来た時点で気づこうぜ(苦笑)。 ま、この仲の良さで、末永く、番組を続けてほしいものです。 『世界の果てまでイッテQ!』(2011年11月27日放送) 録画に失敗して、手越くんの企画の途中からになっちゃいました(苦笑)。 不器用そうに見えて、3日間であそこまでマスターしちゃうのは、さすがジャニーズ。 どうやったら自分が格好良く見えるか、きちんと分かっているところが才能ですね。 スタジオで披露した後の、内村さんのCG芸は、 放送ではなんとかなってましたが、スタジオは変な空気でしたね(苦笑)。 続いては、カレンダー企画で、大間のマグロに挑戦。 もう、この番組では、釣り企画への拘りが尋常じゃないですね。 それとも、失敗に終わったときにプロジェクトQに逃げればよいという道を見つけたので 気軽に挑戦してしまえる環境が整ってるんですかね? イカ職人まで投入して大間のマグロ釣りに挑戦しましたが、6日間かけて失敗(哀)。 これは内村さんや番組の運というよりも、神様が、漁業をなめんな!って怒ってるんですよ。 ま、大間のマグロは、テレビカメラが乗るとと釣れないというジンクスもあるみたいですね。 お笑い的にも、笑えたのはイカ職人がしゃべってくれてた間だけ。 あと、半引退の船長さんは面白かったです。 真剣に仕事に打ち込む人がいるフィールドではおちゃらけてはいけないと 内村さんは引いちゃうタイプの人なんですよねぇ。 芸人さんとしては物足りないですが、人間としては真っ当かな。 次は、思いっきり笑いのとれる設定を用意してあげてほしいです。
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『ゼロ成長の富国論』
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- 2012/12/23(Sun) -
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猪瀬直樹 『ゼロ成長の富国論』(文芸春秋)、通読。
新都知事の本が、ずーっと積読になっていたので、この機に。 経済改革や行政改革についての政策論の本だと思い込んで読んだら、 二宮金次郎が行った農村改革の本でした(苦笑)。 子供が薪を背負っている銅像の印象しかありませんでしたが、 金貸し業で成長していったというところに興味を持ちました。 小学校で勧める職業ではないですよね(笑)。 道徳と実利が共存している人間像が面白かったです。 ただ、それを今の政治にどう生かすのかというところが、 金次郎伝に割いたページ数に比べて、物足りない印象です。 ま、この本は7年も前のもので、副都知事にもなっていない時期のものなので、 都知事としての基盤の考え方は、別の本で読まないといけないですね。
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