『不恰好な朝の馬』
- 2012/11/30(Fri) -
井上荒野 『不恰好な朝の馬』(講談社文庫)、読了。

とある町を巡る人々の生活を切り取った連作短編集。

作品ごとに主人公が変わっていきますが、
その1人1人は、どこかアンバランスなものを抱えています。
ところが、その周囲にいる人たちも、これまたアンバランス。
結果、アンバランス同士が、奇妙なバランスのもとで生活を送っています。

かといって、そのアンバランスさを無暗に崩してしまうのでもなく、
ある意味、淡々と描かれていきます。
これもまた不思議なバランス感覚。



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井上 荒野

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『警察庁から来た男』
- 2012/11/30(Fri) -
佐々木譲 『警察庁から来た男』(ハルキ文庫)、読了。

『笑う警官』の続編。
単なる、登場人物たちが同じという意味での続編かと思いきや、
事件自体が前作から連綿と続いています。
どこまで腐敗してるんだ、北海道警!って感じです(苦笑)。

前作であれだけ世間を騒がせた腐敗事件を起こしておきながら、
その後も、本作のような組織的な犯罪機構が、そのまま道警の中に維持されていたというのは
ちょっと楽観し過ぎだろうと思いましたが、
それでも、ストーリーテリングの力で、楽しく読めました。

各キャラクターの配置が、絶妙なんですよねー。

今回も、事件の真相に辿り着くまで、正味3日間。
このスピード感が、ぐいぐい読ませてくれる原因の一つなんでしょうね。

佐々木作品、他にもどんどん読んでいきたいです。



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佐々木 譲

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『COURRiER Japon 2013年 01月号』
- 2012/11/27(Tue) -
『COURRiER Japon 2013年 01月号』

コンビニで特集記事が目に付いて、珍しく雑誌を買ってみました。

お洒落な装丁の雑誌なので、創刊時から気にはなっていたものの、
お金を出して買ったのは初めてかも。

最新の工業ロボットの記事が面白かったです。
動作をプログラミングするのではなく、
実際に手取り足取りアームなどを動かしてみて、
その動線を覚えさせるという発想に驚きました。
その発想を実現する技術も凄いのですが、
そもそも、動かした通りに動くようにさせるという発想が素晴らしいです。

人間の頭は、毎日毎日、右の数字を左に書き写すような資料作成ではなく、
こういう発想力を問われる行為に使うべきなんでしょうね。


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『東大で教えた社会人学』
- 2012/11/27(Tue) -
草間俊介、畑村洋太郎 『東大で教えた社会人学』(通読)。

「東大工学部の人気授業」と書かれていたので買ってきたのですが、
なんだか、のっぺりとした内容に拍子抜け。

『週刊ダイヤモンド』とか『週刊東洋経済』とかの特集記事を
要約した程度の内容に感じてしまいました。

こんな講義を聞いてて、面白いのかなぁ・・・。

理解学部の息抜きには、手頃な講義だということなのかしら?


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草間 俊介 畑村 洋太郎

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『優しいサヨクのための嬉遊曲』
- 2012/11/27(Tue) -
島田雅彦 『優しいサヨクのための嬉遊曲』(新潮文庫)、通読。

左翼学生を皮肉った作品。
まー、発表当時、どんな感じでサヨクに受け止められたのだろうかと、
心配になっちゃうような内容です。

ただ、同時代を生きていないと、
一緒に嗤うにしろ、批判するにしろ、あんまりのめり込めないのも事実。

深い意味までは、汲み取ることができませんでした。

著者に関しては、昭和天皇を扱った本を最初に読んでしまったせいで、
未だに、1人の文筆家としての像が結べないでいます。


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島田 雅彦

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S革&Q&教科書
- 2012/11/26(Mon) -
『スクール革命!』(2011年11月13日放送)
カラダ学第2弾ということで、ほしのあき先生と土田隆先生。
あまりに前回が奇跡の回だったので、今回、笑いどころが少なく感じてしまいました。
特に前半は情報重視で、淡々とクイズが進行していきます。
うーん、物足りない。
途中、ドロ山さんの血液サラサラレースリベンジがあったりしましたが、
結果は大して変わらず、微妙に良化(苦笑)。
99歳まで生きるという内村先生には敵うべくもなく。
この辺から、内村先生の春日さんいじりがあり、何とかバラエティとして持ち直した感。
最後の実験は、ワイワイやってて楽しかったです。

『世界の果てまでイッテQ!』(2011年11月13日放送)
森三中は、フランスまで行って、アクティビティロケ。
お疲れ様です。
最近、やや、アクティビティ頼みになっているのが気になるところ。
そして、相変わらず、黒沢さんのスイッチの入りどころが良くわからんです。
後半は、オーシャンズ金子が挑むカジキマグロ釣り第2弾。
3日間、カジキマグロを追いかけて釣り上げる祭り、なんとも優雅です。
大人の趣味ですね。
結果は・・・・、あんまり見せ場自体もなかったですね。
ま、出国前に編集でいろいろ笑いを取ろうとしていたので、
ということは本番での撮れ高が良くなかったのかしら?と予想はしてたのですが。
シイラ1匹では、番組的につらいですね。
カジキマグロも2回ヒットしても、すぐに逃げられちゃうし。
ついてなかったですね。

『教科書にのせたい!』(2011年11月15日放送)
子宮内の赤ちゃんの写真、美しかったです。
顕微鏡写真であれだけ鮮明で色鮮やかなものを40年も前に撮っていたという技術がすごい。
神秘的過ぎて、やや恐ろしいものまで感じてしまいました。
ウンナンさん2人は、お父さんの顔でしたね。
後半は、打って変わって明治大学の拷問博物館に訪問。
なんで人間というものは、苦痛に対して、これだけの想像力を働かせられるんでしょうかね。
私は、考えただけでも気持ち悪くなってしまいます。
ある意味、治政者としての素質に欠けるのかも(苦笑)。


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『アイ・アム・キューブリック!』
- 2012/11/25(Sun) -
『アイ・アム・キューブリック!』

ジョン・マルコヴィッチ作品は、初めてかも。

スタンリー・キューブリック監督を名乗り、
出会った人に片っ端からたかって生活していた詐欺師の物語。

こんな著名人に成りすますなんて、
ネットですぐに写真が調べられる今では考えられないことですが、
80~90年代なら有り得たのかな。

そして、騙された人々が、その事実を恥じてほとんど訴え出なかったというのが
なんだかイギリスというお国柄を表していて笑えます。
日本に近いのかな。
アメリカでは考えられない展開ですね。

作品としては、気色悪い印象が先に立ってしまって、
実は、あまり楽しめませんでした。距離を置いてしまいました。

意図的に嘘をついて騙しているということは分かっているのですが、
ここまで次から次に嘘が出てくるところを見てしまうと、
やはり精神的に何か異常があるのではないかと疑ってしまいます。
嘘をつくことに恐れがない姿が、恐ろしいといいますか・・・。

こういうの、ちょっと苦手なんですよね。
人間としての社会性や常識性の枠からはみ出ていても、
何とも意に介しない人というのが、見ていて怖いんです。

あと、マルコヴィッチの体型も、ちょっとアンバランスで不気味でした。
顔はこけているように見えるのに、体はムチムチ。
失礼な話ではありますが(苦笑)。


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『NTT改革』
- 2012/11/25(Sun) -
宮津純一郎 『NTT改革』(NTT出版)、通読。

会社で捨てられそうになっていたので、つまみ読みのためにもらってきました。

NTTという巨大企業の経営哲学が書かれているのかなと思いきや、
淡々とNTTの業績が語られている内容で、まるで会社案内を読んでいるような・・・。

NTTそのものや、通信業界自体に興味がないと楽しめない内容でした。

こういう読書をするなと叱る本を読んだばっかりだったのに(苦笑)。



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『フォーカス・リーディング』
- 2012/11/25(Sun) -
寺田昌嗣 『フォーカス・リーディング』(PHP研究所)、通読。

フォーカス・リーディングとか、フォトリーディングとか、
一時期ブームになっていたときは完全スルーを決め込んでいたので(苦笑)、
過去の出来事となった今、読んでみました(爆)。

前半に、読書をするにあたっての心構えが書かれており、
中盤以降は速読のテクニック論、トレーニング法でした。

量をこなすだけでは意味がない。
目的を持ち、その目的に沿ったところを要領よく掴んでいく。

この教えはごもっとも。耳が痛いです。

でも、「とにかく読む」という状態で得られるストレス発散効果も、
捨てられないんだなぁ~。

速読の技術論については、あんまり興味がないのでコメント控えます(爆)。


フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術
寺田 昌嗣

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『ロボジー』
- 2012/11/25(Sun) -
『ロボジー』

白物家電メーカーで、社長に二足歩行ロボットを作って展示会に出せと命令されるも、
試作機が直前に大破する事故があり、やむなく「中の人」を探すことに・・・。

二足歩行ロボットの開発にこだわる日本の風潮を皮肉った作品なのかなと期待したら、
そこは、ちょっと違った様子。あくまで、コメディのネタに過ぎなかったです。

でも、ところどころクスクスくる笑いがあり、楽しめました。

中の人がミッキー・カーチスだったり、開発陣3人組にチャン河合がいたりと、
なんでこんなキャスティング思いついたの?って感じですが、
作品に合ってたと思います。

一方、女性陣は、オーバー演技が、演出とは分かってても、オーバー過ぎ。
ま、矢口作品にありがちな状況で、私的にはちょっと肌に合わず・・・。

ストーリーは、中盤、大学で講演会をやったり、
ロボットが単独で一般家庭を訪問したりと、
さすがに有り得ない展開で、やや冷めちゃいました。

でも、最後の締め方は、なかなか良かったと思います。
誰も傷つかずに終わったので。

矢口監督らしい作品でした。


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