『革命社長』
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- 2012/02/29(Wed) -
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吉越浩一郎 『革命社長』(日本実業出版社)、読了。
トリンプの吉越社長の本。 とにかく、全編を通してエネルギーの塊です。 デットラインを決めまくる会議とか、がんばるタイムの集中力とか、 1つ1つの特徴あふれる制度に眼が行きがちですが、 何よりも凄いと感じたのは、吉越社長の巻き込み力。 社員をドンドン自分のペースに巻き込んでいくんです。 そのエネルギーと信念が凄まじい。 そして、そんな社長に追い込まれながらも、頑張ってくらいついていこうと社員が思うのは、 吉越社長のぶれない姿勢があるからこそだと思います。 突飛な制度をあれこれ打ち出されても、 なし崩し的になっていくようでは、従う気になれませんからね。 この巻き込み力の現われが、 いろんな社員の方の写真が登場する、この本の姿だと思いました。 社長の著書なのに、社員の方がアップでドーンと写ってるんです。 そういう社風なんだということが、伝わってきました。 軸を決める、ぶれずに続ける、続けさせる、 この基本的な行動の大事さが、よく分かりました。
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Q
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- 2012/02/27(Mon) -
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『世界の果てまでイッテQ!』(2011年2月13日放送)
イモトさんのワールドツアーは、ドバイです。 ドバイ・ショックの後ですが、異世界な感じは健在です。 アラブ文化というものがあるだろうに、何故か近未来的なデザインばかりの不思議な都市。 「世界の珍建物ベスト10」みたいな企画をすると、 必ず何かしらランクインしてきますよね。 お金はあるけど、ちょっと趣味が悪いということでしょうか・・・・。 ラクダレースで騎手の代わりに乗せるというロボット騎手も、 あのデザインは何とかならなかったのでしょうか・・・・・・。 日本のバブルも、外国から見たら、こんな感じだったのでしょうかね? とは言いつつも、やっぱり、一度は見てみたいです。 バブル崩壊の前に急いで観に行かないといけないのかしら? それとも、やっぱりオイルマネーは最強なのかしら? あの噴水ショーを見ているだけで、1日楽しめそうですね。 イモトさんの話じゃなくなってますが(苦笑)、 今回は、時速240kmのジェットコースターのリアクションが最高でした。 素で可笑しくなっちゃってる(笑)。 特に、勢い込んで感想をしゃべってたときにできた、ふいの間が面白かったです。 後半は森三中の温泉同好会。 今回は、なんと3つも温泉巡り。たまには本題をちゃんとやらないとね! でも、もちろんアクティビティも満載。 水温4度の湖を水着で泳いで、水面に浮かべたフロートの上に付けられたベルを鳴らす・・・。 なんでこんなことを冬にやるんでしょうか(爆)。 凍死しそうな大島さんの「ダイバ~(涙)」という絶叫に、申し訳ないけど笑ってしまいました。 『世界の果てまでイッテQ!』(2011年2月20日放送) 「イッテQアワード2011」でした。 どの場面も2回目ですが、それでも笑えるのは凄いです。 内村さんと出川さんって、海外ロケの最中にメールするような仲なんですね。 なんか、優しさ云々よりも、そのことにビックリ(爆)。
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『恋文の技術』
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- 2012/02/26(Sun) -
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森見登美彦 『恋文の技術』(ポプラ社)、読了。
突然、会社の同僚が貸してくれました。 初・森見作品です。 人から借りた本というのは、扱いが難しいですね。 私は、その時に読みたいと思う本を選べるように、 常時70冊ほどを積読状態にしているのですが、 借りた本は、あまり寝かせておくわけにも行かず、早々に読まないといけない。 となると、どうも、義務感で読んでしまって、気乗りしないことも多々あります。 結果、感想が、寂しいものになるという・・・・・。 今回も、戦争責任がテーマの本と併読してしまったため(苦笑)、 なんとも軽く感じてしまって、作品に乗れませんでした。 手紙のやり取りだけで、しかも、片側からの手紙だけで、 各人物のキャラクターや、物語の展開をイメージさせる手腕はお見事です。 でも、肝心のキャラクターや物語が、 非常にありきたりなものに感じてしまいました。 ギャグ的な小ネタも中途半端です。 小説だけでなく、ドラマや映画、舞台、そしてコントなどで 何度と使われてきた枠組みだと思うのですが、 過去のものを突き抜けるような工夫を感じられませんでした。 うーん、残念。 きっと、読むタイミングが悪かったから、余計に厳しい眼で見てしまったのでしょう。 試しに他の作品も読んで見ます。
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『<戦争責任>とは何か』
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- 2012/02/25(Sat) -
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木佐芳男 『<戦争責任>とは何か』(中公新書)、読了。
自分で買って来たにもかかわらず、「小難しい本かなぁ・・・・」と二の足を踏んでいた本作。 河村たかし名古屋市長の南京問題発言があったりして、 タイミング的に手にとって見ました。 内容は、日本とともに第二次世界大戦の敗戦国となったドイツにおける 「戦争責任」の捉え方、そしてその反省や補償に関する経緯を追ったものです。 明快な文章で読みやすく、また構成もしっかりしているため、分かりやすかったです。 何よりも、ドイツ国民がナチズムという悪魔をどのように「利用」してきたのか、 それを、「戦時中の利用」、そして「戦後における利用」という側面で考察していく内容が 非常に興味深かったです。 たしかに、ナチに全ての責任を押し付ければ、過去の清算は簡単です。 日本でも当時の軍部の責任として押し付ける論調はありますが、 一方で、天皇の座が継続していたという事実により、その議論は複雑なものになっています。 自分達が起こした戦争を、 後になって、上手く総括しきれる国民などいないでしょう。 どんな大義名分があろうと、勝とうが負けようが、大きな傷は残ります。 これを克服するには、その後、国が栄えるしかないのだと思いました。 戦争の暗い過去を思い出す暇が無いほどに、「今」が忙しくなれば、「未来」が開けていれば 相対的に、過去を見つめることへの比重は下がるでしょうから。 それは、決して、過去の過ちを反省しないという姿勢なのではなく、 過去の過ちを繰り返さないように、前を向いて生きるということではないか思います。 過去の問題が大きな社会問題と上がってくるのは、 不景気なとき、閉塞感があるとき、国民に元気が無いとき。 将来の友好的な関係のために過去をともに振り返ることができる日が来るように 私達が頑張らなければいけないと思います。
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『バタフライ・エフェクト』
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- 2012/02/25(Sat) -
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『バタフライ・エフェクト』
映画の導入部では、 『バタフライ・エフェクト』なんて繊細なテーマを名づけながら、随分、雑な見せ方だなぁ・・・・・ と感じてしまったのですが、後半の怒涛の展開の中ですの理由が分かりました。 こりゃ、凄いわ。 途中、ちょっと意味が分からなくなってしまうのですが、 忍耐強く待つと、一気に、その意味がわかるようになります。 まさに、目の前が開ける感じ! それからは、次の展開が気になって仕方ありません。 その期待に応えるかのように、まさにノンストップ。 最後は、それまでのドロドロの展開が嘘かのような(苦笑) キレイなエンディングにまとめて、めでたし、めでたし。 非常に上手い作品でした。 ところで、ディレクターズカット版のエンディングは違うみたいですね。 ネタバレしているページで筋だけ読んだのですが、 これは、さらに劇場版の上を行く凄さでした!!
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『クリスマス・ストーリー』
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- 2012/02/25(Sat) -
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『クリスマス・ストーリー』
カトリーヌ・ドヌーブ、超かっこいい! 偏屈一家のママンとしての存在感あり過ぎです(笑)。 このママンが白血病と分かり、家族から骨髄移植をすることとなった。 実は、この一家は問題含み。 問題児の次男に対し、「追放」宣言をした長女、 その間に挟まってオドオドする三男、幼い頃亡くなっている長男、 さらに、彼らの夫や妻、子供、そして親戚たち、友人たち。 一見、ある問題を抱えた家族を襲った新たな問題に向き合う姿を クリスマス休暇という期間を通して描いているように見えるのですが、 いやいや、どの登場人物も、かなり異常なところを持っています。 そういう意味では、非常に気持ちの悪い映画です。 異常なところを、お互いに、あまり異常と思っていない節があるから。 そして、骨髄移植という問題に対しての描き方も非常にドライ。 60歳過ぎのおばあちゃんに対して、16歳の孫にリスクを犯させて骨髄移植させる選択肢って、 日本のドラマじゃ、なかなか出てこないストーリーです。 これって、フランス人の感覚なのでしょうか?それとも本作だけのことなの?? 白血病の長男を助ける手段として次男を生んだと思わせるような描写もありましたし・・・・・ うーん、奇奇怪怪です。 母と叔父がベッドで裸で寝ている部屋に、その息子達が朝食を運び、 さらに父親が彼ら4人に向けて微笑みかけるというシーン、 これは何だったのでしょうか??? こんなに奇天烈でハードな人間関係をさらっと描いてしまう監督は力量があるのか、 それともよく分からないシーンが時々出てくる点で冗長なのか、 その評価が難しい作品でした。 あとは、16歳の繊細な男の子を演じたエミール・ベルリングが印象に残りました。
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『彼らの夏、ぼくらの声』
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- 2012/02/24(Fri) -
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山際淳司 『彼らの夏、ぼくらの声』(角川文庫)、読了。
スポーツ・ノンフィクションというと、 まずは、対戦相手との心理的な駆け引きの面白さを想起します。 そして、ゲームが展開していく躍動感・・・・。 なので、本作の冒頭が、エベレスト登頂の話で始まったことが、 ちょっと心理的に入り込みにくさを感じてしまいました。 読みたいものとのミスマッチ。 残念。 後半は、野球やサッカーをはじめ、様々なスポーツが登場してきますが、 なんとなく、どれも小粒に感じてしまいました。 ちょっと期待過剰だったのかな。
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Q&S革
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- 2012/02/21(Tue) -
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『世界の果てまでイッテQ!』(2011年2月6日放送)
お祭り男は、5年目突入ということで、過去の戦績を振り返ります。 アジアで強く、ヨーロッパで弱い・・・・・。 これってきっと、アジアのほうは親睦会的な趣旨が強く、 ヨーロッパは技術の競い合いになる傾向があるということだと思いますよ。 親和の文化か、征服の文化かという違いではないかと思います。 で、今回は、これだけの前振りをしながら、タイの人力タクシー協会の親睦会に参加。 もう、ナレーション自身、お祭りと言わなくなっているし(苦笑)。 結果は、堂々の優勝。洗濯機(半壊)とテレビ(中古)をゲット(笑)。 とにかく勝つ!という気合が伝わってきました。 特に、他の参加者がのんびり楽しそうにしていたので、余計にそんな印象が。 ま、生まれてた息子のためにも、マーコのためにも、お父さん頑張らないとね! 後半は、半期に一度のたけじろう先生。 接着剤で飛んできたボールを打ったバットにくっつけられるのかを実験。 場所は花の都パリ。協力企業はデュポンとかかな?と予想したら、 まさかの日本企業スリーボンド社のパリ支店(苦笑)。 でも、いろんな接着剤の性能と、その用途が分かって、面白かったです。 基礎技術が製品化されていくときの発想って、面白いですよね~。 そして、実験は、何故か宮崎県で・・・・・・なんと小笠原選手に実験台になっていただきました。 結果は、小笠原選手の打撃技術だと、超強力接着剤でもくっつかないとのこと。 社会人野球の選手でのシミュレーションだと、くっついたみたいですね。 (なんで大竹さんのスイングとの比較をしなかったんでしょうかね・・・・そこ疑問) これがプロ野球トップ選手と社会人野球の差なんでしょうね。 しかし、一番驚いたのは、スーパースローで見た小笠原選手のスイングの美しさ。 体の軸が全くぶれていなくて一定。そして手首の返しがホントに凄い。 良いものを見せていただきました。 『スクール革命!』(2011年2月13日放送) 今回は日本語学の第二弾。 ちゃんとした篠崎晃一先生と、前回に引き続き椿鬼奴先生の登場。 篠崎先生の解説は聞きやすくて、お笑いにも理解がある方のようで、面白かったです。 普通に、いろいろ勉強になりました。日常会話で使えそうな日本語豆知識も。 鬼奴先生は、もうモノマネ要員でしかありませんが、 篠崎先生との棲み分けがきちんと出来ていたので、むしろ要所要所でのモノマネが 良いアクセントになってて、面白かったです。 コーナー構成も、不思議な漢字やマンガ名台詞の敬語変換といった捻ったものから、 お馴染みの外国人アンケートまで、バランスが良かったです。 スタジオのやりとりがとにかく活発で、楽しい1時間でした。 クイズの回答では、知念君の「やきに・く」に爆笑。 今日は特に攻めてましたよね~。 山田君の被せボケがあったり、八乙女君のとんちボケがあったり、 ジャニーズの面々が頑張ってました。
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Q&S革
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- 2012/02/20(Mon) -
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『世界の果てまでイッテQ!』(2011年1月30日放送)
イモトさんのアメリカツアー番外編は、 シリーズの中に入らなかった端切れを集めたもの。 動物ものがたくさん含まれていて、なんだか複雑な気分・・・・。 珍獣ハンターとしての役割も、しっかり全うして欲しいのですが。 プールで泳ぐオランウータンは、まさに所作が人間そっくり。さすが「森の人」ですね。 そして、巨大な犬は、怖かったです。本当に馬みたい。 アメリカだったので、てっきり、DNAとか配合を操作して作り上げたのかと思いきや、 遺伝+αの成長とのこと。飼ってる犬があんなサイズになったら驚愕モノですわ。 戦闘機狂のおじいちゃんに仕事盗られたり、酒場では酔っ払いのおばちゃんに絡まれたり、 O.A.にならないところでも、お疲れ様です。 後半は、恒例、ベッキーの新年の願い事&占い企画。 今回は、トルコ~イタリアと、豪華です。 内村さんの願い事は、本人は何を頼んだか忘れてしまっているようでしたが(苦笑)、 トルコのうさぎ占いで、見事に「願いが叶う」との結果に! 我々ファンも、30代の体力で動ける内村さんが見たいですわー。 一方の占いランキングでは、下から3番目の8位と、低い結果。 そして、相変わらず「孤独が好き」と診断される始末(苦笑)。 ま、これは、定番のネタですから、むしろオイシイ結果ですね(笑)。 無責任な辞め方はしない人でしょうけれど、 ある日、何かを決心して、仕事の状況がガラッと変わる・・・・というのは 意外と遠い将来、起こりうるのではないかと心配半分、期待半分(笑)。 他のメンバーの人たちの結果も、ある意味、番組的に一番おいしい流れだったかも。 中島姉さんの「これまで不幸をもたらしていた邪魔者が取り除かれて幸せになる」という占い、 今聞くと、意味深ですなぁ。 年を越してしまいましたが、この占いが当たることを祈っています。 『スクール革命!』(2011年2月6日放送) お仕事の裏側学ということで、やくみつる先生とケンコバ先生。 西川先生は来ないのかぁ・・・・・前回面白かったのに、残念。 ケンコバ先生は独自のスタイルを持っているので面白いのですが、 誰かと先生コンビを組むと、相方を放置しちゃうので、キャスティングを考えて欲しいですね。 やく先生が勿体ない。 クイズの出来はまずまず。 VTRでは、ワニ養殖の老夫婦、最強です! 「あなたにとってワニとは?」に「食べ物です!」との答え(爆)。 この割り切り、素敵ですわ~。 あと、我が家が社員食堂めぐりをしてましたが、こういう企画多いですね。 うちの会社にも、時々取材がやってきています。 今回紹介された3社ほどのユニークさはありませんが(苦笑)。
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教科書SP&S革
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- 2012/02/19(Sun) -
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『教科書にのせたい!SP』(2011年1月27日放送)
単発SP放送の第三弾。 今回は「ホントは恐い世界の真実大解明SP」というテーマもあって、 またVTRだけでなくスタジオも使ってトークもそれなりにあったので、 今までで一番見やすかったように思いました。 よく知られている話もありましたが、 チンパンジーの残虐性は印象に残りました。 ま、勝手に人間側が「人間と近い知性のある生物」として理想化してしまっているために ギャップが大きいのだと思いますが、野生というのは、そもそもそういうものですよね。 というか、人間も残虐だし(苦笑)。 他の動物に、理想像を押し付けるのは止めなさいという教えだと勝手に理解しました。 あと、狂犬病の写真、怖いです。セピアな色がさらに恐怖を煽ります。 結構この番組は、エグい写真や映像をバンバン使いますよね。 その点は買ってます。 ただ、トークの編集が雑なところが、ちょっと目に付きますが(苦笑)。 この番組のジャンルでは、定期的な特番が収まりがよいと思うのですが、 レギュラー放送は、どんな感じになってるんでしょうかね? 『スクール革命!』(2011年1月30日放送) 唐沢俊一先生と東MAX先生で、「県民性学」。 唐沢先生も、だいぶこの番組に進行に慣れてきたようで、聞きやすかったです。 そして、東先生は、最初「なんで?」と思っちゃいましたが、 確かに全国各地にロケで訪れているというのは、良い着目点かも。 トーク主体で、いつもどおり面白かったのですが、 県民性ランキングなどのところで、もっとレギュラー陣のエピソードを織り交ぜても 良かったのではないかと、高い期待をしてしまいました。 全国の高級ご飯のおともとして紹介された松阪牛フレーク。 なんなんだあれは!?凄く美味しそうでした。 三重県民として食べねば!と思ったのですが、 なんともお高い一品のようで、泣く泣く諦めました・・・・・。 ところで、内村先生、のどの調子が悪そうでしたね。 聞きづらいし、時々咳き込んでるのも気になりました。 MCとして体調管理はしっかりしてくださいね! あんなに大好きなご飯のおとも達を前にしても、 あまり元気が無さそうだったので、風邪でもひいていたのでしょうか。 ま、今更心配したところで1年前の話なのですが(苦笑)。
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