『脱=社会科学』
| ||
- 2011/12/30(Fri) -
| ||
ウォーラーステイン 『脱=社会科学』(藤原書店)、通読。
12月下旬から、部屋の大掃除ばりの勢いで積読本を片付けてきました(笑)。 あまりに本の塔が乱立していたので、ここらでやっつけないと・・・・と、半ばやっつけ仕事(苦笑)。 本作は、気がつけば購入から6年以上も放置していて、ひどい扱われようです。 しかし、やはり、この手の本は、問題意識を明確に持った上で読まないと、 ちっとも頭に入ってきません・・・・・・。 文章は読みやすいのに、思考がついていかないんです・・・・。 しかも、社会科学の理論的なところの話となると、 現役学生のころから苦手な世界でして・・・・・・具体事例がないと、理解できないダメ頭です。 というわけで、さらさらと読み流す程度が精一杯でした。 ま、帰省ラッシュの新幹線で読もうとする姿勢自体に問題がありますが(苦笑)。 いずれまた・・・・。
![]() |
||
『ハーバード・ビジネス・スクールの経営教育』
| ||
- 2011/12/30(Fri) -
| ||
デイビッド・W・ユーイング 『ハーバード・ビジネス・スクールの経営教育』(TBSブリタニカ)、読了。
93年発行と、古い本でしたが、本質は変わらないだろうと思い、読んでみました。 というか、100円で見つけたからかな(笑)。 卒業生や教授陣へのインタビューの積み重ねにより、 HBSで学ぶということは、どういうことなのかを描いていきます。 読んでいて一番感じたのは、 「これだけの大変な経験を経て卒業した俺たちは特別だ!」という エリート意識と一体感を生むには、見事な教育システムだと思いました。 決して悪い意味で言っているのではなく、これは、相当な自信に繋がると思います。 もともとHBSにやってくる学生なんて、優秀に違いないのですから、土台はあるはずなんです。 そこから飛躍するには、自信をつけることが最も有効なのだろうなと納得。 そして、さらに強力なのは、ここでの2年間で得られる人的ネットワークなのでしょうね。 これは、きっと、その後の何十年にもわたるビジネスマン生活で 他では得られない財産として価値があるものだと思います。 何だかんだ言って、東大出身者が有能なのは、 エリート意識と同窓生としての結びつきの強さが、有効に機能しているからだと思います。 政・官・財・学のトップ層に同窓生がいるというのは、 何をやるにも効率的に話が進みますからね。 最近、自分自身も、もっと卒業大学のOB/OGの繋がりを 有効活用しないと勿体ないと思う機会が多々あり、 来年の目標の一つに、人脈の拡大を掲げようと思っています。
![]() |
||
『Sex and The City 2』
| ||
- 2011/12/30(Fri) -
| ||
『Sex and The City 2』
SATCの続編です。 2時間30分という時間を長いと感じさせないのは、さすがの演出ですが、 後半のアグレッシブな展開は、ちょっと大丈夫かしらと不安に思わせるものが・・・。 イスラム文化への冒涜と指弾されてもおかしくないんじゃないかというぐらい、 性的なギャグをオープンスペースで繰り広げます。 「この作品はそこが売りなんだから、イスラム文化だろうと何だろうと、やって当然!」みたいな ちょっと米国の横暴なところを感じてしまいました。 それがお仕事とは言え、白人の有閑マダムたちにかしずく中東のイケメンという構図も 有色人種目線で見てしまうせいか、なんだか複雑な気持ちに・・・。 ブルカの下に、あんな衣装を着させてよかったのでしょうか・・・・。 ま、実は、そういうものなのかもしれないので、これ以上、何とも言えませんが・・・・。 面白かったけど、素直に笑えないというモヤモヤが残る作品でした。
|
||
内さま
| ||
- 2011/12/29(Thu) -
| ||
『内村さあぁ~ず #124』
年内最後の配信は、ウドちゃん&鳥居さんのW司会による忘年会。 う~ん、最近の内さまは、純粋にバラエティとして面白い企画が続いていたのに、 ここに来て、急激に下品番組化・・・・・なぜ!? ちょいちょい飛ばしながら見ました。 だって、さまぁ~ずの2人ですら、ちょいと引き気味なんですもの・・・・。 特に笑えるところも無く・・・・。 DVDで残して欲しくない出来だなぁ。
|
||
『スネーキーモンキー/蛇拳』
| ||
- 2011/12/29(Thu) -
| ||
『スネーキーモンキー/蛇拳』
有名なジャッキーの初期の作品ということで見て見ましたが、 やっぱりカンフー素人には、ちょっと辛いかな。 ストーリーの粗さと暗さで、途中で寝てしまいました。 ジャッキー映画には笑いを期待しているのに、孤児の辛さを演じてて可哀想なんです。 カンフーの動きのスピード感もイマイチ。 もちろん、ジャッキーのキレは凄かったですけどね。 あ、いじわる師範代とのクダラナイやりとりはコミカルで好きでした。
|
||
『魔法使いの弟子』
| ||||
- 2011/12/29(Thu) -
| ||||
『魔法使いの弟子』
ディズニー×ニコラス・ケイジ。 この違和感ありありの組み合わせに、思わず観てしまいました(苦笑)。 出だしの過去経緯の説明が、あまりにも淡々と説明文で進んでいくので、 どうなることかと心配したのですが、 舞台が現代に移ってからは面白かったです。 気弱な主人公を演じるジェイ・バルシェルが、上手い。 気弱なんだけど、ぼそっと吐く毒が、なんだか憎めない良いキャラです。 『ある日モテ期がやってきた』に続いて、私の中でヒットです。 そんな彼の師匠となる、ニコラス・ケイジのひねくれた魔法使いが、これまた良い味。 厳しいのか、人情味があるのか、ちょっと分かりにくいところもありましたが、 全般的に、こちらもボソッと毒吐きで面白い。 対決する魔法使いたちの面々も、なかなか存在感があり、 そして、魔法のCGが見事でした。 最後、ボスキャラを倒したのは、魔法の力でも、科学の力でもなく、 高所恐怖症の女の子の勇気ある行動だと思ったのですが(苦笑)、 そのあたりのバランスの取り方も上手かったですね。 ミッキー・アニメの有名シーンを髣髴とさせるお掃除シーンも取り込んで、 演出もよかったです。 続編がありそうな終わり方でしたが、さて、どうなることやら?
|
||||
『存在の耐えられない軽さ』
| ||
- 2011/12/29(Thu) -
| ||
ミラン・クンデラ 『存在の耐えられない軽さ』(集英社文庫)、通読。
米原万里さんの本で触れられていたので、気になって読んで見ました。 ・・・・・・・が、難解。 正直、途中で脱落した感があり、 後半は流し読みになってしまいました。 プラハの春云々のところよりも、 そもそも登場人物たちの恋愛観についていけなかった時点で、合わないのかも。 本作に衝撃を受けた方たちの感想を拝見すると、 何度も読み返す必要があるようですが、 そこまでのエネルギーが湧かず・・・。
![]() |
||
『大事なことはみんなリクルートから教わった』
| ||
- 2011/12/28(Wed) -
| ||
柳谷杞一郎、藤田久美子 『大事なことはみんなリクルートから教わった』(雷鳥社)、読了。
リクルートが輩出した実業家たちへのインタビュー。 リクルートという会社で何を経験し、何を得たのかを聞き出します。 登場するのは11人。 大きく分けると、自分が何を考え、何をしたのか、「自分」を軸に語る人と、 自分が経験したリクルートの「思想」や「哲学」を軸に語る人の2種類。 私の会社で活かせる視点はないだろうか?という思いで本作を読んだ私は、 後者の人が語る話を、興味深く感じます。 前者の人の話により興味を覚える人は、 自らが熱くなって働くエネルギッシュな人なのかな?とも感じました。 この本を読んで、どんな感想を持つのか、 まわりのデキる人たちにインタビューしてみたくなりました。 最近、大学のOB・OGとの交流の機会があったのですが、 卒業以降、それぞれの仕事で経験していることを熱く語る人が多く、 その熱意と自信に圧倒されました。 私には、そこまでの語れるものをもっていない、または語りたい未来が見えていないことを 非常に悔しく思いました。 リクルート社員のような、自分に熱くなれるところを、もっと持てるようになりたいと 本作を読んで感じました。 これは、来年の目標にするかな(笑)。
![]() |
||
『よくわかる銀行業界』
| ||
- 2011/12/28(Wed) -
| ||
阿達哲雄、増渕正明 『よくわかる銀行業界』(日本実業出版社)、通読。
都銀・地銀といった銀行の分類図や、 メガバンク誕生に至るまでの統合過程図など、 現在の銀行業界の状況をざっと知るには、図表が分かりやすい本でした。 ただ、監修者がみずほ出身者なせいか、本文中で挙げられる事例紹介において、 成功商品の事例ではみずほを大きく取り上げ、 業法違反やシステムトラブルなどのマイナス事例では他のメガバンクを取り上げるような 若干、公平性に欠ける取り上げ方が気になりました(苦笑)。
![]() |
||
『ビジネスコミュニケーションの技術』
| ||
- 2011/12/28(Wed) -
| ||
安田正 『ビジネスコミュニケーションの技術』(The Japan Times)、読了。
これは面白かったです。 コミュニケーション・スキルについて、 具体例を豊富に取り込んで説明がされており、 しかも、良くない会話例で反省点を確認しながら、より良い会話例で効果を納得させる。 非常に分かりやすく説得力の高い説明のしかたが、 この本を通して、実際になされています。 また、英語のスピーチ例もたくさん載っており、 スピーチ・スキル先進国のトップ・リーダーたちの技術を学べるとともに、 日英の比較文化論的にも興味深いものがりました。 相手に自分を伝えるということは、 毎日やっていながら、なかなか上達しない、難しいスキルだと思います。 今後も、磨いていかなければ!
![]() |
||