『巧みな質問ができる人できない人』
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- 2011/05/31(Tue) -
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中島孝志 『巧みな質問ができる人できない人』(知的生きかた文庫)、読了。
世の中には、聞き出し上手な人がいるよな~と思って、 そのコツが学べたら・・・と、読んでみました。 ちょっと「質問力」として扱っている幅が広過ぎるきらいはありますが、 (そのやりとりを「質問」と呼ぶか?という類の・・・) 解説している内容は、非常にオーソドックスなので、納得性は高いです。 サンプルで出てくるやり取りも、部分的に切り出すのではなく、 結構、長い会話を扱ってくれているので、 流れが分かりやすかったです。 コミュニケーション力に関する本格的な本とは言えませんが、 入門の入門ぐらいで、興味を持って読むにはよい本だと思います。
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『インテリジェンス 武器なき戦争』
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- 2011/05/30(Mon) -
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手嶋龍一、佐藤優 『インテリジェンス 武器なき戦争』(幻冬舎新書)
夜更かしして読んでしまいました。 やっぱり、佐藤優の論旨は明瞭で面白い! 対談相手の手嶋龍一も、NHKワシントン特派員として名を馳せただけあって、 理路整然としてますし、相容れない場合は真正面から批判する。 この姿勢は、読んでいて気持ちがよかったです。 (若干、「ラスプーチン、ラスプーチン」と連呼して鼻につくところはありますが・・・) 国家間のインテリジェンスのあり方と、勤め人としての仕事に対する姿勢、 レベルはぜんぜん違うものかもしれませんが、 根本にある考え方は、突き詰めれば、同じではないだろうかという思いを 本作で改めて感じました。 要は、自分の信念をどれだけ強くもてるのか、 それを周囲にどれだけ受け入れさせられるのか。 そのためには、周りの情勢や人間関係をきちんと押さえて、 最大限活用していくという努力が必要ということ。 重要な事実を書かないような組織は、 次の段階で必ず嘘の報告書を作る。 これなんて、サラリーマンなら、実感のある指摘ではないでしょうか? 物の考え方と、身の処し方を、しっかり学びたいです。
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S革&Q
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- 2011/05/29(Sun) -
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『スクール革命!』(2010年6月27日放送)
世界の常識・非常識の第2弾。 今回も、ボビー先生大暴れ。デーブ先生がかすんで見えるというぐらいの威力(笑)。 紅一点はトリンドル先生。オーストリア出身ということですが、 お決まりのオーストラリアとの混同ボケの嵐にお怒りの様子。 ま、普通、母国をギャグにされたら、怒りますわね。 ところが、悉くクイズの回答で豪州との混同回答を連発するザキヤマさん、 本気でオーストラリアの問題だと思って答えてたみたい(苦笑)。 クイズ的には、いつもどおりの、非常にまとまりのない出題で、 どこから問題を拾ってきているのか良く分かりませんが、 まぁ、お笑い的には「ボビー vs 春日」が面白かったので、問題なし(笑)。 ボビーのツッコミや無茶ぶりは、どこまで台本でどこからアドリブなんだろうか? 気になる・・・・。 『世界の果てまでイッテQ!』(2010年6月27日放送) お祭り男は、イタリアの石鹸箱祭りに挑戦。 名前から想像するお祭りとは違って、いわば「木の車の祭」のようなもの。 宮川さんの得意分野です。 しかも、コース上に設置される障害物が当日まで分からないということで、 アトラクション的なワクワク感もあって、宮川さん、楽しそうでしたね。 「バカは一生懸命やるべし!」を徹底したお祭りで、好感度大です。 ただ宮川さんの成績は、「鳴かず飛ばず」でしたけど・・・・・。 練習の様子のVTRの時点で、優勝するための標準タイムとかの話が一切無かったので、 ま、読めていた結論でしたが・・・。 後半は、年に1回の恒例、すし銚子丸とのタイアップまぐろ企画です。 若槻さんは、なんとイカ女以来の登場という、不名誉な紹介のされ方(苦笑)。 わざわざ地中海までロケに行ったにもかかわらず、 釣果は、12kgのクロマグロ1匹と、マダイ1匹だけ。 これでは千夏フェアにならないということで、急遽、武井さんを投入。 4日間延長して頑張るも、釣れず仕舞い・・・・。 お店のほうは築地で購入して穴埋めするとしても、 番組的にVTRの内容が無さ過ぎる・・・・。 ということで、CGを作ったり、田舎に泊まろう風に演出したり、 もう、やりたい放題。さすがイッテQ(笑)。 ま、でも、寿司屋のお客さん的には、奄美産のほうが、新鮮かもね。
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『オープン・リソーセス経営』
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- 2011/05/29(Sun) -
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牧野昇、武藤泰明 『オープン・リソーセス経営』(経済界)、読了。
少し古い本ですが、 アウトソーシングについて書かれた章がよくまとまっていて、 頭の整理には便利な一冊でした。 単純に、「内製から外注へ」と言うのではなく、 どのような業務、シチュエーションにおいて、 どのような外注の形態がよいのかを分かりやすく書いています。 この本の発表から10年がたち、 アウトソーシングという行為は一般的になりましたが、 果たして、その意味や効果を適切に理解して活用している企業は 日本にどのぐらいあるのかというと、あまり成長が無いような気もします。 大震災で、サプライチェーンの断絶のような問題も出てきましたし、 もう一度考え直す、よい時期なのかもしれません。
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S革&RT
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- 2011/05/29(Sun) -
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『スクール革命!』(2010年6月20日放送)
先生100人登場記念ということで、総集編です。 しかも、先生というより、J組生徒にスポットを当てた総集編(苦笑)。 でも、やっぱり、レギュラー陣のお笑い力を堪能するには、そのほうが有難いですね。 思いのほか昔の企画もランクインしてましたが、 ザキヤマさんの瞬間的に場をさらっていくコメントは輝いてますね。 どれも一度見たVTRなのに、面白かったです。 『THE RED THEATER』(2010年6月23日放送) イヤイヤヨゲームは、一番笑い的に辛いチームの登場。 確かに、谷田部さんは最初じゃないほうがよいかも。 でも、後藤さんの隣じゃぁ、別の意味でプレッシャー大。 その後藤さん、絶不調でしたね。嫌な要素のかけらも無い(苦笑)。 これまで谷田部さんの陰に隠れてたけど、こういうの苦手そう・・・。 意外としずる村上さんとか、器用にこなしますよね。 きっと、文章の後半はある程度事前に考えておいて、 お題に合わせて頭の単語だけ入れ替えるんだろうなぁ。 3Tは、ずば抜けて・・・というのは無かったのですが、 しずるは、設定をうまく使っていたと思います。 あとは、焼き直しのネタばかりでイマイチ。 ユニットは、いずれも元ネタがあるコントでしたが、 うまくキャスティングしていたように思います。 ゲストはキンコメのみ。ちょっと寂しいな。 キャノンエイコー、村健ヒットスタジオとミニコーナーが続き、 最後は坪畑さん。ジャルジャルの大阪すべり疑惑。 ま、本人たちにしてみれば、触れてほしくないところなんでしょうが、 福徳さん、バラされて、本当に嫌そうでしたねー(苦笑)。
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『TRICK 霊能力者バトルロイヤル』
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- 2011/05/29(Sun) -
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『TRICK 霊能力者バトルロイヤル』
またまた『TRICK』ですが、 今回は、なんだか印象が違ってました。 もちろん、いつもどおり下らなさ爆発なのですが、 その一方で、人が死に過ぎるんですよね・・・・・。 特に、棺桶脱出トリックにまつわる部分は、 このシリーズに対する印象が変わりました。 えぐい。 山田が謎を解いたトリックたちは、 さほど、目新しいものが無くて、 より一層、この棺桶の話が頭に残ってしまったきらいも。 キャスティングでは、松平健の存在感がすばらしいです。 表情、立ち居振る舞い、声の感じ、どれもバッチリはまり役。 真面目な顔して、ギャグにも乗ってくれるところが頼もしいです。 このほかにも、戸田恵子や片瀬那奈、藤木直人など、 大した見せ場も無いような役に、友情出演張りに豪華な面々が登場。 これまた、前作とは印象が違いましたねー。
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『小さな会社の経営戦略』
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- 2011/05/28(Sat) -
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小林正博 『小さな会社の経営戦略』(PHP研究所)、通読。
勤務先は上場企業ではないので、 「小さな会社の~」という着眼点は、意外とヒントになるかもしれないと思い、 買ってきましたが、通り一遍の内容のように感じてしまい、あまり刺さらず。 問屋とか、下請け企業とかの章立てもあったので 目新しい視点が得られるのではないかと期待していたのですが、 状況分析がなされている程度のように思えました。 残念。
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『トヨタ・レクサス惨敗』
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- 2011/05/28(Sat) -
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山本哲士、加藤鉱 『トヨタ・レクサス惨敗』(ビジネス社)、読了。
あまり車のブランドについては知らないので、 レクサスって、成功したブランドなんだと思ってました。 ショールームとか、存在感ありますからね。 でも、米国では大ヒットしたものの、日本での展開には失敗したというところを テーマにした一冊です。 導入部分は、「へー、そうだったのかぁ」と興味本位で面白く読んだのですが、 本文の論旨があまり内容が無くて、深みがありませんでした。 大学教授×ジャーナリストの組み合わせで書いているにもかかわらず、 客観的な論証がほとんど出てこないのです。 日本で失敗したという状況は分かったのですが、 何をどう失敗したのかということを事実として伝える数字がほとんど出てきません。 トヨタの戦略を体系だって説明することも無く、 思うところから無秩序にダメ出しをしていくような進め方で、 結局、どこに原因があって、何をすべきだったのか、よく分からずじまいでした。 著者の思いだけが並んでいるので、 ルポルタージュというよりも、感想文みたいな印象の一冊でした。 ただ、ホスピタリティに関する文章は、 自分の仕事を振り返るには、よい機会になりました。
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『学問はどこまでわかっていないか』
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- 2011/05/27(Fri) -
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堀田力 『学問はどこまでわかっていないか』(講談社文庫)、読了。
著者が、学者先生に、その専門分野に関わる疑問をぶつけるという企画。 登場する学者たちは、錚々たるメンバーです。 ただ、著者の興味関心が、当時積極的に取り組んでいたという ボランティア活動の話に集中しがちなため、 一冊を通してみると、やや、テーマが狭いかなと感じました。 ロッキード事件の特捜検事という経歴を持ちながら、 この対談では、結構、学者先生にバッサリと斬られたりしてます。 上野千鶴子に突っ込まれたり、切り返されたり、 野口悠紀雄に至っては取り付く島もなし・・・という感じ。 きっと、著者が真正面から向かっていったから、 学者の方も、真面目に返してきたんでしょうね。 そして、大前研一は、やはり話が上手い。 また、今回の収穫は、猪口邦子の話が面白いということが分かったこと。 国際政治学の著作は読んでみたいですね。 ただ、専門分野の話を聞いた今、なんでこの人が少子化対策の大臣だったのかは、 よく分からなくなってしまいました(苦笑)。
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Q&ラフ
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- 2011/05/26(Thu) -
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『世界の果てまでイッテQ!』(2010年6月13日放送)
イモトさんは、珍獣ではなく、珍人 in 中国。 いろんな芸を持つ人が登場しましたが、不思議ちゃんもチラホラ(苦笑)。 13億人もいるから変わっている人もいる・・・というよりは、 こういう不思議な人たちでも生計が成り立つような どこか寛容さのある社会なのでしょうね。 ところで、イモトさん、「人口が~」って訛って、内村さんに突っ込まれてましたが、 本番前にカンペを読む練習なんてしてるんですねー。真面目だなぁ。 登場した珍人さんたちの技術レベルは、結構、差が激しかったような気もしましたが、 個人的には、強烈キャラの切り絵おばちゃんが凄いと思いました。 日本の紙切りとは、また方向性が違ってて、興味深かったです。 変面の真相は、イモトさん、きっと当たってると思いますよ。 ところで、あのナレーションのモトねたは何?よく分からんかった。 後半は、新企画、「なるほど、なるほど、ザ・ワールド」。 これは今後も続くのでしょうか?それとも24時間テレビの宣伝だったのか? いつものQとは雰囲気違いましたが、でも、それなりに面白かったです。 ニューハーフの気持ちになって答えるクイズでは、 内村さん、振られた瞬間にスイッチオン! 表情とか、仕草とか、体勢とか、一気にオカマちゃんに変身できるんですよね。 その瞬間が見られただけでも、得した気分になりました。 この人は、オカマがテーマだと、アドリブでどんどん笑いを広げられますよね(笑)。 最後、久々の恋人選び企画では、やはり手越君と争ってます。 でも、あの最後の巨大なニューハーフさん、良いキャラしてたなー。 この世界に生きる人は、人間関係や場の流れをきちーんと読みますよね。 そういうところが、お笑い界で成功する人と根底で通じるのかも。 『ウンナンのラフな感じで。』(2010年6月17日放送) ウンナン vs キャイ~ン によるアラフォー対決。 最新ヒット曲カラオケ対決とAKB&政治家の名前暗記対決。 せっかくの両コンビの対決なのに、なんだか、深夜番組のレベルの企画です。 『ウンナンさん』とかは、深夜でお気楽にこんな企画やってて好きだったのですが、 ゴールデンで1時間丸まるコレだと、きついですわねぇ。 ウンナンとキャイ~ンを同世代にくくるのも、ちょっと違和感ありますし、 若干、キャイ~ンが企画的にウンナンをフォローしているような図式になるのも なんだか慣れませんでした。 やっぱり、この2組は上下関係で、キャイ~ンが振り回されて たまに楯突くようなところが面白かったりするんですけど・・・。 それにしても、ウドちゃんの記憶力は凄いですね。 昔、『世界征服宣言』で、漢字記憶対決をしたときも、ダントツの成績だった気が。
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