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『少将滋幹の母』
- 2011/04/23(Sat) -
谷崎潤一郎 『少将滋幹の母』(新潮文庫)、読了。

阿刀田センセが題材にしていて興味を持った作品です。

平安期の古典なのに、
夜中に死体を眺めたり、おまるを盗んで中身を見たりと、
結構、ゾクッとするような場面立てがあり、新鮮でした。
これは、当時のエロ・グロ・ナンセンスなのでしょうか。

谷崎作品には慣れ親しんでいないので、
その耽美さを深く読み込めるところまでは至りませんでしたが、
文章の流麗さは、さすがだなと思いました。


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『頭の散歩道』
- 2011/04/19(Tue) -
阿刀田高 『頭の散歩道』(文春文庫)、読了。

数字遊びや言葉遊びについて、いろいろ紹介する本。

清水センセのこの手の本は面白く読めたのですが、
どうも、阿刀田センセの本は、理屈っぽく感じてしまいます。
阿刀田作品は、この本に限らず、結構、インテリ臭がキツイからでしょうか。
それとも、西原画伯のおかげなのかなぁ?

回文を自作してみるくだりでは、
よくまぁ、こんなことに時間をかけるなぁ・・・というぐらいに
力作が並んでいます。
でも、私の中では、回文の最高峰は「冷凍トイレ」(笑)。


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『毒舌 仏教入門』
- 2011/04/17(Sun) -
今東光 『毒舌 仏教入門』(集英社文庫)、読了。

今東光和尚の説法。
5日間に渡って行われた「戸津説法」の内容を一冊にしたものです。

これまで、日本史身上相談を読みましたが、
やっぱり仏教のお話が一番面白いです。

小難しい教えを説くのではなく、
あくまで日常生活の中で、自分の経験の中で、
仏教的な生き方とはどういうことを指すのかを教え諭します。
ま、教え諭すなんて堅苦しいものではなく、笑い飛ばす感じでしょうか。

高僧たちもいる前で、こんな話をしてしまって大丈夫なのかしら?と
読んでいるこちらがハラハラしてしまうくだりもあるのですが、
著者の人柄と、常日頃からの立ち居振る舞いで、
そういう人だと認知・許容されているのでしょうね。

しかし、戸津説法の日に台風が直撃しちゃうなんて、
今でいうところの「もってる」人ですね。


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内さま
- 2011/04/17(Sun) -
『内村さまぁ~ず #108』

祝・大竹さん結婚!ということで、
結婚13年目&5児のパパであるレッド吉田さんによる所帯持ち企画。

吉田プロは、内村さんのお子様妊娠発表の時にも来てましたし、
お祝いのときに呼ばれるゲストさんですね。

前半は、もっぱらそれぞれの家庭のお話。
大竹さんが意外と話をしてくれたことに驚きました。
照れて言わないような気がしてたので。
すでに、家庭の不満ぶちまけタイプの気が出てましたね。

内さまの3人は、
 三村さん=ちょいエロでも良きパパキャラ、
 大竹さん=不満たらたらながら家事分担する照れ隠しキャラ、
 内村さん=アンポンタン(爆)
今後は、こんなキャラ設定でしょうかね。

どの家庭も幸せで、奥様との相性も良さそう、かつ笑えるネタ満載のようですが、
奥様自身が笑わせる力を持っているのは、やっぱり徳ちゃんが傑出してるかな?
「アンポンタン」「テル!」「パパって」と、面白すぎ。

後半のレッド家のクイズは、ちょっと間延びしたかな。
あまり笑いどころがない、真面目なクイズだったような・・・。

そして、幼児タレントを使ってのゲームは、
普通にパパを演じてて、これまた間延び。
ま、約1名、演じることすらさせてもらえなかった人もいましたが(苦笑)。

内村さんって、昔は子供嫌いなんて言われてましたが、
きっと、子供への遠慮が物凄くあって、それが距離感として目に見えちゃうんですよね。
自分の子供は、自分の分身として人一倍大事にしているのが分かるのですが、
自分の子供を溺愛している分、他人の子供への遠慮というか配慮というか
そういうものが一層強まったように感じてしまいました。

大竹さんが言うとおり、内村家も三村家も、幸せ家族ですよね。
そして、何にも家事をしない(できない)内村さんに向かって
「アンポンタン」と笑いに変えられる徳ちゃんは、
やっぱり旦那さんとお笑いを愛してる人ですよね。
内村夫妻って、大竹さんの理想の夫婦像なのかも(笑)。


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『ゆで卵』
- 2011/04/16(Sat) -
辺見庸 『ゆで卵』(角川文庫)、読了。

食べもの、食べることにまつわる短編が収められた一冊。

『もの食う人々』が根底に流れているのですが、
一方で、エロス要素も強烈で、私の苦手な分野でした(苦笑)。

食と性が非常に密接な関係にあり、
生物学的にも、文化的にも、面白いテーマだと思うのですが、
ガツンと正面から描かれると、やっぱり引いてしまうのですよ・・・。

表題作「ゆで卵」では、「におい」というものに執着した描写を展開します。
文章で「におい」を伝えることが、五感の中では最も難しいのではないかと感じます。
そこに挑戦する気概は買います。

その他の短編も、日常の切り取り方が面白いなと思うものもあり、
ちょっと遠ざけながらも、楽しんだような次第です。


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『下流喰い』
- 2011/04/15(Fri) -
須田慎一郎 『下流喰い』(ちくま新書)、読了。

消費者金融をテーマにした本。
一時期の「下流」ブームに乗っかったタイトルのようですが、
つまりは、あまり深みがないということで・・・・・。

090金融とか、レディスローンとか、
タイトル通り、下流へ下流へとセンセーショナルな方向へ掘っていきますが、
下種な興味を呼び起こすだけで、あまり実がない内容な気がします。

多重債務問題は、貸す側と借りる側の両方を論じないと
全く解決にならないと思うのですよ。
どれだけ貸す側を規制したところで、危ないお金でも借りようとする人間がいる以上は
単なるいたちごっこですよ。

この手の本を読んでいつも思うことは、「賢く生きなきゃダメだ」ということ。
この一言に尽きる気がします。
「もう消費者金融なんかには頼らない」という決別の弁は空しく響くだけです。


下流喰い―消費者金融の実態 (ちくま新書)下流喰い―消費者金融の実態 (ちくま新書)
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『悪魔の羽根』
- 2011/04/12(Tue) -
乃南アサ 『悪魔の羽根』(新潮文庫)、読了。

あんまりピンとくる作品がないままに読み終わってしまった短編集でした。

どんでん返しの妙があまり感じられず、
そんなものか・・・・・で終わってしまう作品が多いように思えました。

主人公たちも、なんとなく一人相撲な感じというか、
それぞれが抱える悩みのようなものに、親しみを持って共感することが
できないままに終わってしまいました。

乃南短編集は、どうも、合うもの、合わないものがはっきり分かれてしまいます。

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内さま
- 2011/04/11(Mon) -
『内村さまぁ~ず #107』

アンガールズって、内さま登場が3年3カ月ぶりとのこと。
前回は、鍋の可能性を探った時
イロモネアとかで時々見てたので、3年間内さまを干されてた(内村氏談)印象は無かったです。

さて、そんなアンガの企画は、いつもいじられてばっかりのアンガが
3人をいじり倒したいというもの。かなり無謀です(苦笑)。
ま、結果は目に見えているのですが。

あまりの進行のグダグダ感に、逆に突っ込みどころ満載で、
前半の大喜利とかは、意外と面白く回ってましたね。

ところが、ゲームになると、内さまの3人が受け身のトークにならざるを得ないので、
必然的に誰かのイライラが募って状況打破というパターン展開に。
ま、キャラ的に内村さんの役割になったのですが、
山根さんが結構本気でビビっていたような気がしました。

そりゃ、紅白旗揚げゲームを、笑いの勝算なしにやるぐらいなら、
娘と遊んでたほうが身のある行為ですよね(爆)。

最後のだるまさんが転んだは、編集意図でノーカットになってるせいもありますが、
アンガの進行の出来無さは、ひどいよ(苦笑)。
内村さんのイライラを引き出すことを狙わずに、素でやってることが凄い。
というか、アンガのトークには、切れ目というものが無いということを改めて認識しました。
内村さんが良くイロモネアで突っ込んでた「ここサークルか?」のノリ。

そして、まさかの「だるまさんが見てるよ~」の展開(爆笑)。
この新境地開拓と、見事に毎回引っかかる46歳内村光良の攻防が面白かったです。

今回、全般的に、功労者は大竹さんということで(笑)。


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ラフ&S革&Q
- 2011/04/10(Sun) -
『ラフな感じで。』(2010年4月29日放送)
レギュラー放送1回目ですが、やっぱり新番組は南原さんが引っ張る感じになりますね。
内村さんは、いつもどおりスロースターターな感じ。企画が様子見レベルです。
南原さんは、ぽっちゃり芸人さんを引き連れてのダイエット企画。
中堅どころの芸人さんをキャスティングしているので、
お笑い的に安定感が有ります。しかも、おデブちゃんが踊ってるだけで笑えます。
ただ、南原さんがあまりにスタイルが細いので、
この企画に居なくても笑い的には成立してたというところが、ちょい残念。
エクササイズの先生たちも、ナイスキャラでしたわ。
内村班は、ラーメン店めぐり+相談ごと。
内村さんに食レポさせちゃダメですって(爆)。
相談事も、この人は悩みを聞いてあげるのが上手いのであって、
解決策をポンと渡してあげるタイプじゃないと思うんですよね~。
きちんと聞いてあげて、「最後は自分で考えなさい」と引導を渡すタイプと勝手に想像。
だから、後輩たちは凄く慕ってくれるんでしょうけれど、テレビ向きじゃない(苦笑)。
ポンポン回答を出してあげられるのは、南原さんが適役なはず。
回答の中身の善し悪しじゃなくて、お笑い的にレスポンスの良さは南原さん。
ゲストの面々のほうが頑張ってトークを盛り立てようとしてたのが残念。
内村班は、企画とのミスマッチが続きますねぇ・・・。
有吉さんとのコンビネーションは、もっと探ってほしいです。
有吉さんが、内村さんをいじるパターンを、もっと開発してほしい!
絶対に良いコンビになるはず。

『スクール革命!』(2010年5月2日放送)
萬田久子先生とほしのあき先生を迎えてのアンチエイジング学。
萬田先生はテーマ的にはバッチリな人選ですが、番組的にどうなの?と思ってたら
ギャグが通じるようで通じない不思議な雰囲気でした(苦笑)。
小テストでのボケが尽く弾かれていくという・・・。
ま、たまには、こんな空気も変化球としてありかな。
ちょっとロケVTRが多くて、スタジオのノリの良さが伝わりにくかったです。
蘭子ちゃんのロケは面白いんだけど、この番組に関しては、
スタジオ部分が減っちゃうから、どうにも残念な気持ちになっちゃうんですよね。
そう、可能であれば、レギュラー陣でロケに行ってほしいぐらいです。
今回は、女性のアンチエイジング(主に美容)に焦点を当ててたので、
スタジオメンバーには乗っかりにくいテーマのようでしたね(春日さん除く・爆)。
確かに、登場したマダム達はみんな若々しいんですけど、
年齢通りの自然な笑顔のほうが、付き合いやすい気がして、私は好きですわ。
男性のアンチエイジングがテーマなら、内村先生が、格好の材料なのにね。

『世界の果てまでイッテQ!』(2010年5月2日放送)
GW真っただ中ということで、世界一周旅行という名の総集編。
この番組は、ロケにお金がかかることもあり、戦略が徹底してます。


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『空港にて』
- 2011/04/10(Sun) -
村上龍 『空港にて』(文春文庫)、読了。

ジャケット買いしてしまった作品。

「○○にて」となっている作品たちですが、
○○に居る時の瞬間の風景を事細かに描きつつも、
主人公の頭の中は、過去の世界へと飛んで行っている・・・。

他人とある空間を共有しているのに、
一人だけ別のことを考えている時ってあるよなー、なんて思いながら読みました。

最初の「コンビニにて、2つ目の「居酒屋にて」などは、
この手法が面白くて、しかも主人公の置かれた立場なども上手く組み込まれてて、
楽しんで読めたのですが、途中から飽きてきちゃったかな・・・。

そして、「三十年に及ぶ作家生活で最高の短編」と紹介された
表題作の「空港にて」は、私には、そこまでの感慨を持っては読めませんでした。

どうも、この短編集で登場してくる女性の主人公たちが、
イマイチしっくりこない感じで・・・・・。
何がどうとは、上手く説明できないのですが。

過去に読んだ龍作品の感想を眺めていても、
あんまり女性の登場人物に共感した覚えがないんですよね・・・。
ちょっと視点が違うのかも。


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村上 龍

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