『ダーウィン・アワード』
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- 2009/05/31(Sun) -
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『ダーウィン・アワード』
ダーウィン賞(Darwin Awards)は、進化論者であるチャールズ・ダーウィンに ちなんで名付けられた皮肉の「名誉」であり、愚かな行為により死亡する、 もしくは生殖能力を無くすことによって自らの劣った遺伝子を抹消し、 人類の進化に貢献した人に贈られる賞である。 まー、とにかく下らない原因で死んでしまった事件の数々を 保険調査員の主人公たちが解き明かしていくというもの。 映画用のネタかな?と思いきや、 結構、実話も含まれていたようで、みんな馬鹿ですね。 そして、そんな彼らに「ダーウィン賞」なる名前の賞を贈ろうとするのが インテリの嫌みなところであり、最高に面白いところでもあるんですよね(爆)。 後半は、連続殺人事件の解明になっていき、 ちょっとバカバカしさが減ってしまいましたが、 まぁ、前半のノリで100分見せられても、 「映画としてどうなの?」という面もあったので、こんなもんですかね。 15分のコント番組にしたら毎度笑えて面白そうだなって感じ。 あと、キレイなお姉さんだな・・・って思ってたら、 ウィノナ・ライダーでした。 こんなコメディにも出るんだねー。
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『”超現場主義”のすすめ』
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- 2009/05/31(Sun) -
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上野和夫 『”超現場主義”のすすめ』(現代書林)、読了。
ブックオフで買ってきたのですが、これで100円はお得でした! 百貨店における現場の人材育成を中心に 目指すべき方向、そのために必要なマインド、そして方法論が 具体的にわかりやすく書かれていて、 良い教科書になっています。 私の勤務先は流通業ではありませんが、 派遣社員さんを中心とする現場部隊が非常に大きく、 また現場の多くが女性従業員であり、 お客様も女性が多いという点など、共通しているところがあり、 考えるべき点をたくさん気付かされました。 現場の係長・課長クラスの人たちが読むと、 もっと実感を持って理解できるのではないかと思いました。
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『新 英語の構文150』
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- 2009/05/31(Sun) -
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高梨健吉 『新 英語の構文150』(美誠社)、読了。
本日、TOEIC試験を受けてきました。 (なんか、漢検に続くスキャンダル報道が出てますが・・・苦笑) 以前は、業務で英語を使っていたので、 定期的にTOEICを受けてレベル・チェックをしていたのですが、 異動になってからやる気さっぱり↓、 NOVAは潰れるし、 簿記とかの勉強してたし、 で、5年ぶりのTOEIC受験となりました。 点数稼ぎのためにTOEIC専用の勉強をしても良かったのですが、 まぁ、久々の英語だし・・・・と思って、 高校生の時の副読本をひっぱり出してきて、構文の勉強から開始。 思いの外頭に残ってたことに安心したのか、 それ以上の勉強をせずに受験日を迎え、 問題用紙を見て、「あーあー、こういう問題の作りだったな」 なんて、呑気なものです。 とりあえず、時間内に全部解けたので良しとしましょう。 何点取れるかな~。 というか、何点ぐらいまで下がってるかな~(哀)。
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『世界史を揺るがした悪党たち』
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- 2009/05/31(Sun) -
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桐生操 『世界史を揺るがした悪党たち』(徳間文庫)、読了。
理知的な悪人が登場するのかと思いきや、 狂人たちのオンパレードで辟易。 人心を支配するための残酷さは読んでてまだ興味を持てるのですが、 快楽そのものを求める残酷さは理解のしようがありません。 ただの一線を越えてしまっているヒトに過ぎないと思います。 そういう点で、あまり得るところの無い一冊でした。 ゴシップの塊のような。
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『最高の人生の見つけ方』
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- 2009/05/30(Sat) -
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『最高の人生の見つけ方』
ジャック・ニコルソンの軽~く毒舌なコメディ、大好きです。 この作品では、モーガン・フリーマンとウィットにとんだ会話の応酬があり、 毒舌だけど、周りが見えているし、相手のことを考えているし、 ただの嫌なヤツじゃないなと分ります。 そして、この毒舌オヤジの相手をするもう一人が 秘書役のショーン・ヘイズ。 さして気にとめていなかったのですが、 2人が旅行に出てからは、舞台転換を促す台詞を吐いてくれます。 このキャラクターがいなかったら、旅のシーンは もっと腑抜けたものになっていたのではないでしょうか。 ラストシーンでも重要な役割を担ってましたし。 サバンナもピラミッドもタージ・マハルも見てみたいけど、 最期は家で迎えたいなぁ。
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『バンテージ・ポイント』
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- 2009/05/30(Sat) -
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『バンテージ・ポイント』
公開時から気になっていた作品でしたが、予想以上に面白かったです。 大統領狙撃事件の場に居合わせた8人の視点から 断片的だった事件の様子が次第に繋ぎあわされて真相が見えてくるというもの。 最初は「何が起きたんだ!?」という驚きに始まり、 少しずつピースが与えられ、穴が埋められて・・・という過程が ノンストップで描かれるので、最後まで飽きさせません。 スピード感が心地よかったです。 テロリスト集団が最後どういう結末に持っていきたかったのかが 分らなかったのは、ちょっとモヤモヤが残りましたが、 それでも事件を起こした手際の良さにも感動。 まぁ、テロリストの仲間たちが 都合よく各所に配置され過ぎだろうというツッコミも思いましたが。 あと、スペインの街並みが素晴らしく美しい。 いつか行ってみたい街No1です。
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『おせいさんの落語』
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- 2009/05/30(Sat) -
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田辺聖子 『おせいさんの落語』(角川文庫)、読了。
最近、落語を聞きにいくようになったので、 タイムリーな一冊でした。 まぁ、上方落語は聞いたことがないのですが、 なんとなく咄のテンポや緩急のつけ方が想像できます。 しかし、作品の中でも出てきますが、 大阪弁というのは便利なもので、 独特の言い回しで何とも言えない会話の味が出ますね。 艶やかなお話も、下なお話も、 するする読めてしまったりして。 昔話をモチーフにした作品たちが面白かったです。
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一瞬の風になれ
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- 2009/05/29(Fri) -
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『一瞬の風になれ 第1話』(2008年2月25日放送)
4夜連続放送だったドラマシリーズ。 ジャニーズ・ドラマかと思いきや、意外と内村さん出番ありましたね。 で、口調は江戸っ子調?なぶっきらぼうさ。 悟浄さんのときも思ったのですが、内村さん、こういう口調似合いませんよね(爆)。 ストーリーはというと、ちょっと展開早すぎというか、 なぜ一之瀬が変心したのか良くわかりませんでした。 つまりは、脚本に難ありというか・・・・・・。 例えば、陸上部の部室でみんなで一之瀬を説得しているときに 神谷が兄貴の名前だして説得するとか、ちょっと変じゃないですか? 原作の小説はきっと良いシーンなんだろうなぁという片鱗は見えるのですが、 片鱗で終わってしまっているというか。 あと、みんな脚が速く見えないところが残念(爆)。 フォームがねぇ・・・・・・・。 で、最後のテロップ、 「小説『一瞬の風になれ』にドラマ的脚色を加えたフィクションです」 どんだけ原作者と揉めたんだ(呆)。 まぁ、なんとなく理解できる脚本の出来でしたが。 『一瞬の風になれ 第2話』(2008年2月26日放送) 第1話から思ってたんですけど、神谷兄弟って不思議ですよね。 高校2年にもなって兄貴を「健ちゃん」って呼ぶなんて。 家族仲もやたらと良いし。 たぶん、小説で読むと、その関係が納得できる描写が きちんとなされているんでしょうけれど、何分ドラマだとねぇ。 そして録画ミスって途中で切れてるし(涙)。 『一瞬の風になれ 第3話』(2008年2月27日放送) 今回はミッちゃん大活躍。 いろいろ悲しい現実を背負ってきた選手だったようです。 おかげで優しくも芯のある先生になれたのかな。 それにしても、あのヤンチャばかりの高校生どもが ミッちゃんに寄せる信頼の厚さは凄いものがあります。 そして、何気にキーマンのネギくん。 このチームにはなくてはならない存在ですね。 シンジも部長になってから言動が成長しているし、 青春ですな~ぁ。 『一瞬の風になれ 第4話』(2008年2月28日放送) 「一瞬の風・ザ・イッキ見」ということで、最後まで見ちゃいました。 最終話は、陸上色一色のスポーツドラマになってました。 鍵山くんも頑張ってたねぇ。 あぁ、原作読みたくなった!
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『ディパーテッド』
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- 2009/05/28(Thu) -
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『ディパーテッド』
ただのアクション・サスペンスかしら?ぐらいの気持ちで見始めたのですが、 ぐーっと引き込まれました。 追うもの/追われるものが交差するストーリーが 面白かったのはもちろんなんですが、 カット・インの効果的に使った映像がテンポを生んでいて良かったです。 ビルの屋上の映像は、 「『インファナル・アフェア』のCMでこんなシーンあったな」なんて思い、 原作も見たくなりました(実は、未見です)。 これまでディカプリオに対しては、 「童顔だし、そもそも正統な美系ではないよな・・・・」という印象だったのですが、 この作品で見方が変わりました。良い表情をする俳優さんだなと。 一方、マット・デイモンは、 どうも小賢しい役の映画ばかり見てしまうせいか、 未だに好きになれません。 まぁ、それだけ役になりきっているということなのでしょうが。 マーティン・スコセッシ監督の映画はこれが初めてでしたが、 他の作品も見てみたくなりました。
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『ぼくがシマウマ語をしゃべった頃』
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- 2009/05/27(Wed) -
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高橋源一郎 『ぼくがシマウマ語をしゃべった頃』(新潮文庫)、読了。
またまたタイトルだけで買ってしまいました。 が、現代詩の話などが結構出てきて、 前に読んだ『ジェイムス・ジョイスを読んだ猫』よりも、 私には難解でした。 でも、 江川卓は、その卓越した能力と知性によって積極的に嫌悪されているのであって、 決して原辰徳のように無意味と陳腐さによって嫌悪されているのではない。 なーんて文章を書かれると、ププププ、と読みたくなってしまうのです。
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