爆笑ヒッパレ&HEY!3
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- 2008/03/31(Mon) -
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『第39回爆笑ヒットパレード2006』(2006年1月1日放送)
やっとこせ2006年に突入しました。 お正月番組はやたらと長いので、この番組も3日ぐらいに分けて見ました。 第1部は、なんだか「正月バラエティ」という感じの内容の薄さで(苦笑)、 オンタイムを外して見るのは正直つらかったのですが、 第2部は、単純にいろんな芸人さんのネタが楽しめました。 やっぱり第一線の人たちのネタは面白い!! でも、この当時から2年以上たって振り返ると 現在、あんまりお顔を拝見しない方達のネタは、ちょっと元気がなかったような。 さて、本題の第3部。 中堅の人気芸人さん大集合です。 これだけのメンツのネタを一度に見られるだなんて、なんて豪華なんでしょう!! 皆さん、脂がのってて、ほんとに面白かったです。 ウンナンさんは、若干不意打ち気味だったのかもしれません。 英会話やファミレスは、けっこう端折ってましたよね。 でも、ショートコントの畳みかけのテンポはサスガ! 「いや~ん」の瞬間の笑顔も見事。 これぞまさしく、ショートコントを世に流行らせた張本人たちの仕事であります。 地下鉄コントも見たかったけど、中途半端なネタ打ちでやられて、 「懐かし~」という感想で終わってしまうぐらいなら、見ないで又の機会にしたいですね。 地下鉄コントを振られた時の一瞬のアイコンタクトに、コンビだなぁと実感。 内村さんの20代から変わらないお顔の不思議でも笑えて、正月から縁起がいいね。 『HEY!HEY!HEY!』(2006年2月13日放送) この頃、ビデオがぐちゃぐちゃでございます。 で、いきなり2月を。 『ピーナッツ』の宣伝で出演した『HEY!3』でございますが、 内村さんって、この番組に出るとき、いつもテンション高いですよね。 今回ものっけから「言えよっ!」のキレツッコミ。 NO PLANメンバーでは、内村さんしか出来なそうなDTへのツッコミです。 メンバーの過去の音楽経験ということで、 ふかわさんなんぞはオイシイ紹介のされ方してましたね。 で、ネタが豊富そうな我らが内村さんを期待してたのに、スルー・・・・・残念無念。 マモーミモーなんかよりも、意外とUN'zのほうが恥ずかしかったりして。
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『火の粉』
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- 2008/03/30(Sun) -
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雫井脩介 『火の粉』(幻冬舎文庫)、読了。
こちらもお初の作家さん。 分厚い作品だったので、しばらく積読だったのですが、 だらだらと週末を過ごそうと決心し(苦笑)、手に取りました。 で、結果、一気読みです。 武内、怖いよー。 尋恵があまりにもやすやすと武内の手のうちに取り込まれていく様を見て、 「おばちゃん、もっと気をつけなきゃ!」と叫びたくなりますが、 義母の介護疲れによる心の隙に付け込む手口は、武内の方が二枚も三枚も上手。 一方で、雪見は、現代っ子の主婦の感覚なのか、幼子の母親の感覚なのか、 武内の不審さを直感的に感じ取ります。 なのに、旦那の俊郎が頼りなさ過ぎ。 (まあ、元々、30過ぎまでフリーターという設定の時点でお坊ちゃんなんですが) そして、法廷を何十年と守り続けてきた元裁判官の勲も 退官した途端に家庭での存在感うっすー。 とにかく梶間家、男性陣が戦力になりません。 で、雪見が真相究明に乗り出さざるを得ないのですが、 一気に正義の使者になってしまうのではなく、 雪見の逡巡がしっかりと描写されていて、 そこで物語の現実味が削がれなかったところが良かったです。 武内を追い詰めようとする被害者遺族の池本夫妻もこれまた不審で、 物語が佳境に入ってから、武内以外の犯人説が飛び出てくるところも、 飽きさせない展開でした。 姑の曜子、義姉の満喜子などのキャラクター設定も秀逸。 物語に必要な人物像が形成されていて、リアリティがありました。 真犯人の異常な動機も、500ページ超を使って描かれた物語を読めば、 十分に納得できてしまうものでした。 面白コワかった!
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『月の扉』
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- 2008/03/29(Sat) -
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石持浅海 『月の扉』(光文社文庫)、読了。
お初の作家さんです。 師匠と呼ばれるカリスマが不当逮捕され、 彼を慕っていた人々が、ハイジャックを実行する。 彼とのイベントのために・・・・・。 犯行の動機が、あまりに異世界な感じがして馴染めない部分があったのですが、 軽妙な物語の進め方に、面白く読めました。 真壁と座間味くんのやりとりが良かったです。 真壁は、極限状態に置かれてもウィットにとんだ対応ができる人物だったので、 小説のキャラクターとしては面白いと思ったのですが、 最後の行動が化けの皮が剥がれた感じで、残念でした。 また、小説を語る視点となっていた聡美は、あんまり魅力的には映りませんでした。 座間味くんが皮肉ったように。 しかし、なぜ人間味あふれる師匠の取り巻きが こんなにも非常識な狂信者になってしまうのか。 いわゆる宗教の発生とは、こんなものなのでしょうか? 石嶺自身を直接描写した部分が少なかったので 彼のカリスマ性は間接的に柿崎らが語る言葉でしか伝えられず 彼自身の素晴らしさはよくわかりませんでした。 多くの子どもを助けてきながらも、ある日を境に子供への興味は捨てて あちら側の世界に旅立とうとする自分本位なところもあり、 彼の魅力とは何だったのでしょうか? 何にもとらわれずに、自分の思い通りに行動するところに彼があったのでしょうか? 結局、柿崎の行為により、石嶺の神秘性は、 またもや直接描写されることなく小説は終わってしまったのですが、 15人についての一文が、結構恐怖心をかきたてられました。
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『驚愕の曠野』
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- 2008/03/29(Sat) -
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筒井康隆 『驚愕の曠野』(河出書房新社)、読了。
う~ん、難しかったです。 設定が、なんとなく椎名誠を連想させたり・・・・・。 筒井さんも、椎名さんも「痒み」で恐怖を覚えさせるの、うまいですよね。
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『A 2 Z』
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- 2008/03/28(Fri) -
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山田詠美 『A 2 Z』(講談社文庫)、読了。
やっぱり、私は 山田詠美が書く言葉が好きだわ、会話が好きだわ、日本語が好きだわ と、実感させてくれた一冊。 言葉のつなぎ方、はずし方が見事に私の好みにマッチする作品でした。 そして、登場人物が魅力的。 みんな、自分を語るための言葉を持っているから 憧れてしまいます。 しかも、秀美くんまで出てくるし(嬉)。 Amy作品は飽きることがありません。
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簿記2級合格!
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- 2008/03/27(Thu) -
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タクシー帰宅続きでウンザリ・・・・・・と思いながらポストをのぞいたら、
A4判の封筒が・・・・。 商工会議所からの、簿記2級検定試験の合格通知でした!! ヤッタ~ v (^0^) v 試験前週の週末も試験前日も休日出勤を強いられ、 「もう無理っ!」と諦めかけていたのですが、ダメ元で受けといてよかった~。 72点、合格ラインぎりぎり(苦笑)。 『段階式~』というシリーズのテキストが自分に合ってたみたいです。 あと、普段なら「○日で合格できる!」なんて銘打ってる都合のいい本は無視するのですが、 今回ばかりは背に腹はかえられぬ・・・で買ってみました。 そちらも意外とポイントを押さえた解説で分かりやすかったです。 簿記の勉強をとおして得たのは、 この知識を仕事に活かそう!!という前向きな発想よりも、 問題を適切に解くとキレイな数字の答えが出る・・・・という問題の美しさによるカタルシス。 (考え方が間違ってると、割り切れなかったりしてイライラ) 問題を解く際に数字を触ってる楽しさがありました。 こんな感想じゃあ、なにか実務スキルが身についたというよりも、教養止まりかな?
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快傑ドクター&イロモネア&内P
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- 2008/03/23(Sun) -
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『快傑ドクター3』(2005年9月9日放送)
古いVTRが出てきたので、遡って見ました。 テッチャンが出てたので、オチ担当かと思いきや、 山本さんと金村さんに持っていかれてイイトコ無しでしたね。 テッチャンが、問題無しの健康体のはずないんだけどなぁ・・・・・(不満)。 でも、精神科のところで見事に引っかかってくれて、ウンナンさん大爆笑。 「マーサージ」の謎も鮮やかに先生が解いてくれました。 やっぱ、お医者さんは凄いね。 それにしても、山本さん、大丈夫かしら?寿命3年って・・・。 『イロモネア2』(2005年10月7日放送) 長時間の番組ですが、テンポ良いですね。 「ネタをする」ことに集中しているのは良いことだと思います。 レギュラー放送においても、この「トン、トン、トンッ」と行く感じを保ってほしいなと思います。 今回は、なんと3組が百万円獲得。 特に、まちゃまちゃは、ピン芸人というハンディを跳ね除けての獲得、凄いです。 見ていると、5つのネタの順番とか、5人の観客との相性とかもあるとは思いますが、 実は、ネタの合間のテンションを下げずに勢いで押すことが大事じゃないかなと思いました。 常連さんや中堅さんは、合間が変に落ち着いていて、 そこでお客さんのテンションが下がっているような気がします。 また、レギュラーのように、合間合間のやりとりが丁寧だと好感大ですよね。 そして、この番組で面白いのは、お客さんが受けるところ、芸人さんが受けるところ、 ウンナンさんが受けるところが必ずしも一致しないところ。 でも、ウンナンさんのツボは、ほぼ同じなんですよねー。さすがコンビ。 ところで、イロモネアがレギュラー放送化されることで、 ウンナンさんと若手芸人とのネットワークが一層広がって 今後いろんな方面で活かされることを期待します。 もちろん、番組自体が面白いことも期待!! 『内P かぶらない王』(2005年8月8日放送) かぶらない王、ネタそのものよりも、合間のやりとりが面白いです。 今回は、「平成のかぶり王」中川家お兄ちゃんと 「一発芸って何?」のお皿マン日村さんに爆笑。 アズMAX、せっかく登場しても見せ場少なくて可愛そうでした。 そして、DEATH ACTでは、竹中直人さんご登場。 誰もあのピンクのバラのスーツには突っ込まないのか?? 内村さん、段々ルールに慣れてきたみたいで、 今回は完全に他人のDEATH ACT見破りにかけてましたね。 ま、これも一つの作戦ですね。
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内P失敗したー!!!
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- 2008/03/23(Sun) -
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昨夜の内P、録画ミスってしまったーーーっ!!!
どなたかダビングさせてもらえませんか?? 2008.04.13 ダビングしていただける方が見つかりました。 ありがとうございました!! |
『白い屋根の家』
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- 2008/03/22(Sat) -
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藤堂志津子 『白い屋根の家』(講談社文庫)、読了。
一日中やる気が出なくて、ゴロゴロと本を読んで過ごしました。 本日3冊目は久々の藤堂作品。 この方の作品に出てくる女性像は結構好きです。 自分に近いところが感じられたりして。 本作は、30歳にして持ち家のある独身女性が主人公の連作短編集。 男女の線引きを超えた仲間たちとの付き合いについてが、 半過去のものとして語られていますが、 自分に当てはめてみると、大学時代のある会の友人達とが そんな感じの付き合いなのかなぁと想像してみたり。 でも、その仲間の一人である志朗と喜久子の関係はイメージできても、 喜久子をめぐって近寄ってくる男性陣の本心の部分が 歪んでいたり、捻じれていたり、裏があったり・・・・・ なんだかとても恐ろしいものでした。 「遊び」という感覚で、簡単に女性とお付き合いして、 また終わらせることができるんだなぁと変なところで感心してしまったり。 喜久子の心の動きの部分は、とても納得して読めましたが、 世の男性陣の人間性とは、こんなものなのかとガッカリした面もありました。
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『ザ・対決』
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- 2008/03/22(Sat) -
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清水義範 『ザ・対決』(講談社文庫)、読了。
気分転換に清水本をば。 よきライバルになるであろう組み合わせでの仮想の対決。 「ソクラテスvs釈迦」なんて、どうやって対決されるのかと思いきや・・・・・・。 清水節満載の本ではありますが、 最近、企画モノの清水本が、少々、食傷気味になってきました。 パスティーシュ等のアイデア勝負のものよりも、 小説要素の強いものか、教育論のほうが、楽しんで読めるようになってきました。 本作では、「楊貴妃vsクレオパトラ」が、物語として面白かったです。
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