『紅茶を注文する方法』
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- 2007/06/29(Fri) -
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土屋賢二 『紅茶を注文する方法』(文春文庫)、読了。
またも買ってしまったツチヤ本。 助手との会話の応酬もさることながら、 編集者富岡氏とのやりとりも爆笑もの。 そして、ツチヤ先生自身の作であるイラストまでも 楽しみになってきてしまいました。 私はツチヤ菌に毒されてるのかしら?
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『見知らぬ明日』
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- 2007/06/28(Thu) -
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小松左京 『見知らぬ明日』(角川文庫)、読了。
小松左京の長編ものはやっぱり面白いなぁと実感させてくれる作品でした。 本作は、たまたま父の本棚で見つけ、 タイトルも知らない作品だったのですが、 「とりあえず」ということで黙って持ってきたものです。 『日本沈没』『日本アパッチ族』『物体O』等で、 SFとしてのストーリーの面白さだけではなく、 描写に社会科学的な批判の眼が含まれているため、 読んでいて気付かされることが多いです。 ノーマークだった本作ですが、十分楽しめました。
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FNS25HTV
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- 2007/06/25(Mon) -
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『真夏の爆笑ヒットパレード東西お笑い決戦』(2005年7月24日放送)
漫才、コント、手品のオーソドックスなネタ対決。 総合司会という位置づけは、テレビには映るけど お笑い的にはあんまりおいしくないですね。 しかも、今回、内村さんと関係の薄い人たちの出番が多くて、 内村さんも進行に専念していたような・・・。 ちょいと残念。 顔すっきりで、久々の浴衣姿は見物でした。 ネタは、みなさんコンパクトめでしたよね。 いまいちパンチが足りない感じが・・・。 なんだかんだでアンガールズが一番面白かったかも。 |
日本語王SP&マシュー
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- 2007/06/24(Sun) -
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『日本語チャンピオン決定戦』(2005年6月29日放送)
日本語ブームのはしりの番組ですね。 この番組を見ると、blogなんぞを書いているのが怖くなります。 問題部分は早送りで見たのですが(つまりメインをカット)、 問題文が文字で出てくるので、ほぼすべての問題に挑戦できました。 「7割ぐらいいけたんじゃない?」と自画自賛。 ウンナンさん的には、 内村さんのやたらと通る声のMCが印象的でした。 所々でスタジオ回答者をいじってましたが、 芸人ウッチャンナンチャンを期待するものとしては、ちょいと不満足。 ウンナン+出川という組み合わせがありながら、残念です。 解説のセンセイが、大舞台に物怖じしないタイプで、 しかも切り捨て毒舌系だったのが面白かったです。 『Matthew's Best Hit TV+』(2005年6月22日放送) 「なまり亭」に登場した NO PLAN 御一行。 さまぁ~ず、ゴルゴさん、ふかわさんは関東出身ということで 内村Pかレッドさんなのですが、ここでレッドさんを選んだのは 企画上、大正解でしたね。 関西弁は東京でも十分通じるので、直さない人多いですもんね。 みんなから突っ込まれまくりのレッドさん、最高です。 開き直り具合も爆笑もの。 そして、対戦相手の大谷允保さんが三重弁も同じく関西圏の言葉。 大谷さん、テレビでは普通に標準語をしゃべっているので、 同郷の人とは知りませんでした。でも、今回は、なまり爆発。 三重弁(伊勢弁)って、クローズアップされることがな地味な扱いの言葉なので、 この対戦は非常に面白かったです。 まずは、方言文章を翻訳する対決。 2人とも手こずってましたが、そんなに難しいのかなぁ。 イントネーションはともかくとして、言葉を直すのはできそうな気がしますけどね。 次に連呼翻訳。「ホンマ>ホンマ>本当」と、方言2回+標準語1回で連呼するもの。 これはちょっと手ごわそう。 それにしても「ジュースとごっとんなぁ」であんなに盛り上がってもらえるとは。 どぶろくだけじゃなくて、「振ってからお飲みください」タイプの 飲み物全般に使えるんですけどねぇ。 最後のおもいっきり電話は、これは絶対に無理。 地元の人と電話で話して標準語というのは恥ずかしさもあって絶対無理です。 ちなみに私は、地元から東京の人に電話しても、なまります。 なんでだろう? (テレビ局の入社試験を受けたときに「なまり無しできれいな標準語しゃべるね」 って誉められたことがあるんですけどね) 大谷さんの電話を聞いてたら、なんだか嬉しくなっちゃいました。 気持ちがホッコリしますね。 あと、料理はみんな美味しそうでした。 三重県は、海の幸、山の幸どちらも美味しいですよ。 なんたって『日本書紀』で「美し(うまし)国」とされている場所ですから。 あと、「たぬきそば」の提供者の「はなしべ」さん、 会社の近くなので時々お昼食べに行きます。今度食べてみようかしら。 今回は、全編通してテンション高いし、テンポ良いし、 内村さんの要所要所のツッコミおもしろかったし、 金田一先生が熱烈な内Pファンだし、マシューと内村さんの久々の絡みがあったし、 最高でした。 |
内P
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- 2007/06/24(Sun) -
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『内P SP番外編』(2005年5月9日放送)
見落としていた回のビデオが出てきました。 良かった~とホッとした思いとともに見たのですが、 SPの未放送部分の寄せ集めで、正直、パンチが弱かったです。 芸人の故郷訪問での地元の友人や恩師とのやり取りが中心で、 芸人魂的なものは、残念ながら・・・・。 でも、ゴルゴさんの母校の体育館前での「ここカメラ無いよ」と カンニング竹山さんガイドの福岡でのバスの車内が面白かったです。 合間合間に挟まれたスタジオでのトークも内Pらしさとはまた違ったグダグダ感で、 ダメな意味で緊張感がなかったですね。 NO PLANも結構真面目にレコーディングしてたし。 前田さんの毒舌には笑ったけど。 『内P 思い出王』(2005年7月11日放送) 手術一歩手前の「ものもらい」って、大丈夫かいな?? ゲストは、初登場のホリケン&極楽とんぼ山本さん、久々のヒロシ。 今思うと、なんだかすごい組み合わせです。 アシスタントは、「油断した体形でやってくる」(内P談)めぐのやすです。 まずはヒロシ宅。 外観は相当ボロいのですが、中はリフォーム済で真っ白な壁。 シャカも登場して当時の話をしますが、 ヒロシとシャカの微妙な距離感が見えて、イマイチ盛り上がらず。 ふかわさんやホリケンの方がヒロシのエピソードを面白く語れそうな雰囲気でした。 続いて山本さん宅。駆け出し芸人で学芸大前に住んでいたとはビックリですが、 なんとストリッパーさんのヒモ生活だったそうな。 それ以外にも、女性がらみの話がいくつか出てきて、 アノ事件さえ無ければ単純に笑って聞ける話なんですが、何とも残念です。 最後にホリケン宅へ。 ここは、入居者がいるため部屋に入れないどころか、 外観を映すこともNGとかで近づけもせず。 本人が住んでるわけでもないから、 ファンがどっさり押しかけることもないと思うんですが・・・。 これも個人情報保護法への過剰反応ですかね? で、ホリケン常連の「キコリ食堂」と「Cafe COLORADO」へ。 内村さんファンには、こちらの方が嬉しいかも。 祐天寺なら遠くないし、一回行ってみようかしら? 最後、「今日の山本」は、山本さんナイスファイトでした。 なんだか、今までの「今日のなにがし」には無い新しい風だった気がします。 |
『危険信号』
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- 2007/06/24(Sun) -
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阿刀田高 『危険信号』(講談社文庫)、読了。
艶気があるサスペンス短編集。 阿刀田氏が最も得意とするジャンルだと思いますが、案に違わず満足できました。 ちょっぴり奇怪な作品が多かったです。 最後の1ページのどんでん返しでは、 「子宝温泉」「鳩の血」が好みでした。 「雨あがり」は、ちょっと読後感が悪かったかな。 「走る男」の日常生活を感じさせない人物像は、 江國作品の香りを感じさせるものでした。
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『政界陰の仕掛人』
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- 2007/06/24(Sun) -
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大下英治『政界陰の仕掛人』(角川文庫)、読了。
表舞台に出てこない政界のキーマンに迫った作品。 四元義隆氏、入内島金一氏など、 知らない名前が取り上げられていたので、 Wilipediaで調べてみましたが、出てきませんでした。 本作を読むと、政界で果たしていた役割は相当なものだったと思われますが、 あまり一般人の興味が及ぶ先ではなったようですね。 後半は、読売ナベツネさんのお話でしたが、 インタビューでのやり取りを読むのは苦しくて、読み飛ばし気味でした。 この方の思考や言動は、やっぱり苦手です。
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内さま
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- 2007/06/24(Sun) -
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『内村さまぁ~ず #16』
レッドさんを迎えての16回目は「初老べからず」。 なんだか、間延びした1時間でした(苦笑)。 診断系の企画だと 3人とも受け身になっちゃうのがよろしくないんですかね? アグレッシブなボケ&ツッコミが見られる企画をお願いします。 今回は、すべてが「今日のレッド」の前振りのようでした。 |
『誘拐症候群』
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- 2007/06/22(Fri) -
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貫井徳郎 『誘拐症候群』(双葉文庫)、読了。
小口誘拐の手口もスマートでしたが、 やはり、何といっても、大きな誘拐の方の手口はお見事! 犯罪小説の醍醐味の一つです。 ただ、その手口の鮮やかさと実際の犯人像が釣り合っていない気がして そこはちょっと残念でした。 また、小口誘拐と大きな誘拐がどういう風に繋がっていくのか 期待しながら読んでいましたが、期待が複雑に膨らみすぎたようです。 ま、こんなもんかな。 「症候群シリーズ」は初めてでしたが、 環なる人物のモノの考え方は、怖ろしいものの興味深いものがあります。 このシリーズ、追いかけたいですね。
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『花のデカメロン』
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- 2007/06/19(Tue) -
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阿刀田高 『花のデカメロン』(光文社文庫)、読了。
阿刀田高によるイタリア古典『デカメロン』の解説本。 『デカメロン』って、叙事詩みたいなもんだとばかり思ってました。 お恥ずかしい・・・。 「ボッカチオ=デカメロン」という図式は理解してたんだけどなぁ。 これも詰め込み教育の弊害ですかね。 さて、本作は、阿刀田風味のオモシロ解説に仕上がってます。 阿刀田センセは、ちょっと艶やかな小話をさせると絶品ですな。 さらに、センセが「どこを楽しめばいいのかわからない話だから省略」 とした退屈作品も、この際、読んでみたくなりました。
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