『心に太陽を持て』
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- 2005/08/28(Sun) -
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山本有三 『心に太陽を持て』(新潮文庫)、読了。
作家の名前でつい買ってしまったが、 日本少国民文庫のなかの1巻であったとのこと。 相変わらず、中身をよく確かめないでの まとめ買いを反省。 逸話としては興味深いものであっても、 文体が子供向けだと、なかなか頭に入らない。 失敗。
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『打出小槌町一番地』
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- 2005/08/28(Sun) -
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城山三郎 『打出小槌町一番地』(新潮文庫)、読了。
1日ごろ寝をしながら読書。 城山三郎の描く人物には、 そこはかとなく悲壮感が漂っている。 コミカルなタイトルでありながら物悲しい。 四作とも満足。
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『事実の考え方』
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- 2005/08/28(Sun) -
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柳田邦男 『事実の考え方』(新潮文庫)、読了。
現実逃避の術として手にしたが、 エッセイのテーマによっては、今の自分にとって直球のものがあり、ショック拡大。 間に3日間の休憩を挟んで読了。 様々なジャンルのノンフィクション作品が紹介されていたが、 落ち着いたら、直球だったテーマの作品もいずれ読んでみたい。
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CHAGE&ASKA
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- 2005/08/28(Sun) -
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自分にとって、大きなショックを受ける出来事があり、
不安定な状況が続いていた。 時間の経過と共に、 また儀式の進行と共に、 少しずつ心が落ち着いていった。 そんなとき、MP3プレイヤーをつけてみた。 C&Aの楽曲が、心にしみる。 力強い2人の歌声が、 不安定な気持ちを包みこんで支えてくれる。 この2人のファンでよかった。 |
- 2005/08/25(Thu) -
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松阪の空に虹が上がった。
根元がはっきりと見え、 空に向けて大きく伸びている。 自分にとって、象徴的な虹だった。 |
『あるフィルムの背景』
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- 2005/08/23(Tue) -
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結城昌治 『あるフィルムの背景』(角川文庫)、読了。
30年以上も前の作品だが、 少年による重大犯罪や、主婦の万引き等、 現在社会問題化しているトピックスを巧みに織り込んでいる。 この作者の作品は、『軍旗はためく下に』を読んだだけだったが、 今作に触れ、これから追いかけてみようかと思った。
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『突風』
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- 2005/08/21(Sun) -
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松本清張 『突風』(中公文庫)、読了。
東京→名古屋の新幹線で、時間つぶし。 「『静雲閣』覚書」、 歴史風味のある小品が、やはり読みごたえがある。
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『にぎやかな未来』
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- 2005/08/18(Thu) -
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筒井康隆 『にぎやかな未来』(角川文庫)、読了。
夜、気分がイマイチだったので、 夕食は抜きにして、横になりながら読書。 そんな気分のときに選ぶ作家でもなかろうに。 氏の作品は、次のページへと誘う力に圧倒される。 気分が悪いながらも一気に読み上げてしまった。 しかし、感想を言葉にしにくい。 ナンセンス小説という括りでいいのか? 読後感は、「ペチャッ」。
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『かそけき音の』
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- 2005/08/18(Thu) -
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藤堂志津子 『かそけき音の』(集英社文庫)、読了。
前回のお堅い小松左京作品の反動。 この作家の作品は初めて読んだ。 暖かみの薄い話が多かったが、 女性の頭の中がしっかりと描かれているため、 さほど悲しい気持ちにはならなかった。 直木賞受賞作を読んでみようかな。
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『空から堕ちてきた歴史』
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- 2005/08/16(Tue) -
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小松左京 『空から堕ちてきた歴史』(新潮文庫)、読了。
小松左京テイストかと思いきや、 思いのほかエンタメ性の薄い作品だった。 読み進むのに時間がかかった。 時折盛り込まれる宇宙人の地球人に対する皮肉は 面白かったが。
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