『蒲田行進曲』
- 2009/05/23(Sat) -
『蒲田行進曲』

ハチャメチャな映画ですな。良い意味でも悪い意味でも。

最初は風間杜夫の演技についていくのがしんどかったです。
が、小夏を軸にしてみるようにしたら、
意外と落ち着いて見られるようになりました。

小夏って、もっと破天荒な女性のイメージを勝手に持っていたのですが、
この映画の中で唯一まともな人間だったような気が(苦笑)。
自分を抑制して、人間関係/生活環境/将来計画をきちんと考えていますよね。

そして、それを演じた松坂慶子の演技も良かったです。

あと、内村さんが、どれだけこの映画が好きで、
影響を受けているのかが理解でしました。


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おすすめ平均
starsなんかすげーな
stars生音だったら☆五つなのに…。
stars幸せになれたらいいのにと
stars何度見ても好き
stars古きよき日本映画

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『ラストサムライ』
- 2008/04/19(Sat) -
『ラストサムライ』

あまりのヒット映画で放置していたのですが、やっと観ました。

反乱映画の悲劇の王道を行く物語でしたので
ストーリー的には見る前から安心してました。

出だし、「日本に虎はおらんがな・・・」とやや斜に構えて見始めたのですが、
目に余るほどの日本文化や歴史への認識相違もなく、
その点でも満足して観られました。

殺陣のシーンで、鮮血が吹き出しているところなんぞは、
さすがハリウッドと思わせる特殊効果です。

まぁ、忍者登場や小雪とのキスシーンは、かなり違和感ありましたけど。
そして、林の中のシダ植物も、ちょっと植生が違うんじゃない?と(苦笑)。

渡辺謙は、重厚な演技で見事でしたが、
目に力があり過ぎて、表情(というか顔)が大きく動くときは
ちょっと演技過剰な感じもしました。
しかし、なぜ勝元は英語が話せたのでしょうか?

最後は涙涙のシーンでございますが、
勝元は介錯されて刀で死ねたので、ある意味本望でしょう。
可哀そうなのは氏尾。
鉄砲でハチの巣になって死んでしまうことは、
侍である彼には死んでも死にきれないのではないでしょうか。

しかし、勝元の死に対して、
官軍側の兵士たちが哀悼の意を表明するシーンは良かったですね。
彼らもやはり日本人であることを確認させるような最後でした。

ところで、明治天皇って、あんなに頼りない感じだったのでしょうか?
若かりし頃のお話だから?
私の明治天皇像は、近代日本を作るために率先した有能な統率者だったのですが。


ラスト サムライ
ラスト サムライトム・クルーズ 渡辺謙 真田広之

おすすめ平均
stars南北戦争と西部劇の香りがする明治の日本
stars失われゆく「日本の心」を見事に描く
stars不思議な雰囲気だが面白い・・・
stars勝元=西郷さんだったの?
stars圧倒的な画質と音質

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『PROMISE』
- 2007/07/22(Sun) -
『PROMISE』

「全ては映像美のために」という映画でした。

ストーリーは、有って無いようなもの。
3人の男が一人の美女を中心に置いて争うという
言ってみればただそれだけの映画なのですが、
何よりも映像が美しい。

スピード感を出そうとすると、CGが若干しょぼくなってしまう難はありますが、
原色の色彩や緻密さは、「アジアの美」です。
そして、アクション。
真田広之ここにありの動きでした。

本来は真田広之目当てで見たのですが、
ニコラス・ツェーの美しさに惚れ惚れしました。
(でも、Wikipediaで調べたら、結構やっちゃってる人物のようです)

たまには、こういう作品もいいですね。

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おすすめ平均
starsこういうのはチェンカイコーに向いてないのでは・・・
starsリィウ・イエの演技と真田広之の中国語に2点
stars運命と神話の世界
stars中国アクション
stars映画館途中で出た

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『亡国のイージス』
- 2006/10/30(Mon) -
『亡国のイージス』(2006年10月29日EX放送)

ストーリーは練ってあるし、役者も錚々たるメンバーで
興行映画として観ると面白かったです。
若干、場面のつなぎ目に荒いところがあって、
自分でストーリーを補強しなくてはならないこともありましたが、
120分強の中に上手くまとまっていたように思います。

ただ、作品全体のテーマ、この作品で伝えたかったことについては、
ホントに表現し切れていたのかな?との疑問が拭えません。

「国とは何か」「国を守るとはどういうことが」「日本の国家観とは」
といったテーマでスタートしたはずが、
クライマックスに向けて、いつの間にか「生きる」というテーマに
すりかえられてしまっていたような気がしてなりません。
原作を読んでいないので、元々そのような展開だったのか、
映画を興行的に成り立たせるための策だったのかはわかりませんが、
折角の課題設定が有耶無耶のままになってしまい、残念です。

本作が映画として大ヒットし、藤原センセの本が大ヒットしたように、
今、「国家」というものがキーワードになっているようですが、
なんだかブームになっているだけで、議論が横滑りしているような感も受けます。
一時の流行としてワッと盛り上がって、本質には触れずに終わらせてしまう、
正にこの作品たちこそが、日本人的な展開に塗れてしまっているのではないでしょうか。


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