『ダーク・シャドウ』
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- 2013/08/25(Sun) -
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『ダーク・シャドウ』
ティム・バートン×ジョニー・デップなのですが、 なんだか雑な作りが気になってしまいました・・・・。 前半は、ところどころにギャグも散りばめて、 軽快にホラーだったのですが、 後半は、ストーリーの粗さが目について笑えず。 そもそも、それぞれに妖力を持ったヴァンパイアと魔女が 田舎町の水産加工業で競い合うってどんな設定よ(爆)。 コリンズ一家+αの面々は、 相当に偏屈なキャラクターが揃っているのですが、 刹那的に笑わせてくれるだけで、ストーリーに活かせているとは言い難い状況。 「永遠の愛」というものがテーマなのかもしれませんが、 その割には浮気するし、相手のビクトリアも何だか現実感のない存在で・・・。 それぞれのキャラクターが裏を持っていそうなソワソワ感を見せながら、 なかなか真相が表に出てこなくて、しかも最後に出てきた真相がそれかいっ!? ラストの対決シーンは、既視感満載。 『永久に美しく・・・』そのものという気がしました。 もしかして、この作品って、こういう状況全体を嗤うコメディなのかしら。
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『アリス・イン・ワンダーランド』
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- 2011/07/26(Tue) -
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『アリス・イン・ワンダーランド』
ティム・バートン版『不思議の国のアリス』ですが、 思ったほど、独創的な味付けにはなっていませんでした・・・。 当然、映像の不可思議さはお見事なのですが、 物語が追いついていないような印象を受けました。 そして、赤の女王 vs 白の女王 ですが、 どう見ても、赤の女王のほうが可愛らしいキャラに感じてしまいました。 残酷なんだけど、なんだか子供っぽいんですよね。 そこが、あの独特の見てくれのおかげで、可愛らしく見えてしまいました。 一方、白の女王って、カマトトぶってて、なんだか腹黒そう。 アン・ハサウェイの風貌のせいかしら?(苦笑)
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『スリーピー・ホロウ』
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- 2009/03/08(Sun) -
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『スリーピー・ホロウ』
ジョニー・デップは、作品によって顔が全然違うように感じます。 憑依系俳優なのでしょうね。 さて、ティム・バートンと組んだ本作も 画面はモノクロに近い、どよ~んとした映像。 猟奇的な殺人事件を解決するために NYから辺鄙な農村へ送り込まれたジョニー・デップ。 「科学的捜査を行う」という信念の彼が送り込まれたということは、 亡霊の仕業と村人が信じ切っている事件の真相を解決するのかと思いきや、 なんと殺戮者はやっぱり亡霊なのです。 首なし騎士が荒野を暴れ回るのはまさにホラー。 亡霊を操っている黒幕がいたとはいえ、 お化け屋敷もなんのそのの化け物村です。 そして、死体の映像もばっちり描写されていて、 グロいの何のって・・・・・。 久々に、まともなホラーを観てしまいました。
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『スウィーニー・トッド』
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- 2009/02/28(Sat) -
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『スウィーニー・トッド』
OPのタイトルバックのCGから なんだかゾクゾクさせてくれる仕上がりです。 本編に入っても、 背景の感じがなんとも独特な不思議さを持っていて、 どんな画像処理をしたらああなるんでしょうかね。 グロいファンタジーのような映像の中で繰り広げられる殺人の数々。 スパッと首を切り、プシューと血が吹き出るのですが、 目をそむけたくなるほどの感じでもありません。 血糊が、ドロドロの絵の具のような 敢えて血には見えないような液体にしているからでしょうね。 ストーリーとしては、 それほど大どんでん返しがあったわけではないのですが、 なんだか映像でみせられた感じでした。 キャストも良かったですね。
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『チャーリーとチョコレート工場』
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- 2008/01/12(Sat) -
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『チャーリーとチョコレート工場』
子供向けのお伽話かと思いきや、 何ともシニカルで恐ろしくて残酷な物語でした。 いやーぁ、面白かった! チャーリー的にもウォンカ的にもめでたしめでたしなのかもしれませんが、 そんな王道ハッピーエンディングよりも、 チョコレート工場内の独創的な世界観、 ジョニー・デップの見事なキャラクター想像力、 ウォンカ、並びにおじいちゃん・おばあちゃんの皮肉屋な一言ひとこと、 ウンパルンパの見事な即興ショー、 そして、何より、何より、ディープ・ロイ50人の踊り!! あの顔で、あの衣裳で、あの髪形の分身の術ディープ・ロイが 無表情な顔で一糸乱れぬダンスを披露。 この映像は忘れられない・・・。 今夜、夢に出てきそう・・・・・・・そしたら、きっと、悪夢でしょうけど。
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