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『リーダーのための仕事論』
- 2024/02/06(Tue) -
丹羽宇一郎 『リーダーのための仕事論』(朝日新書)、読了。

ブックオフで新書をドカ買いしてきたときに、買ってきた本。
正直、著者の本は、あんまりよい感想を覚えたものがないのですが、
ドカ買いのストレス発散の勢いで買ってしまいました(苦笑)。

で、結局本作も、「仕事論」と言いつつ、そこまで体系だった話ではなく、
思いつくままに述べました・・・・という感じです。

昭和のストロングスタイルで仕事をやり、成果を上げてきた人ですので、
やはり仕事論としても「強さ」「ストレートさ」「濃度」みたいな要素が明確で、
いかに常識の壁や上司の保身の壁、部下の弱気の壁を突き破るか、みたいな
突破型の仕事論です。

それでビジネス界の歴史に残るような成果を出してきたのだから、
それはそれで一つの成功の型だと思います。
しかし、今の時代に、リーダー側に立つ者が、このストロングスタイルを真似するのは
なかなかにしんどいだろうなと思います。

当人に、ストロングスタイル的な性格があればマッチするかもしれませんし、
例えばベンチャー企業として立ち上げる時の創業者が、
「俺はストロングスタイルで行く!」と決意し、仲間や部下にも堂々と宣言してやっていくのであれば
そういうスタイルに共感する人やついていける人が集まってくると思うので
うまくいくこともあるように思います。

しかし、既存の企業で下からリーダーの立場に上がっていこうとする人たちにとっては、
もうちょっと調整型の要素も持ち込まないと、今のご時世、辛いんじゃないかなと思います。
もしくは、調整型の優秀な人材を参謀として抱えるかしないと。

まぁ、いつもの自慢本だと思って読めば、ビジネス成功譚としては面白かったです。




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『部長って何だ!』
- 2023/06/30(Fri) -
丹羽宇一郎 『部長って何だ!』(講談社現代新書)、通読。

ネット保守の人たちからは嫌われている著者ですが(苦笑)、
中国大使としての仕事ぶりは正直分かりませんが
伊藤忠商事での実績は、やはり、やり手のビジネスマンだと思います。

本作は、部長という中間管理職のの重要性を解説した本かと思いきや、
特に部長職に特化した話ではなく、ご自身のビジネスマン人生を振り返った本でした。
正直、一冊丸々自慢話です(爆)。
実績は凄いということは認めますが、上手く行ったところばかりを抜き出して語られても
読者としては、あんまり得られるものがないような気がします。

むしろ、失敗談とか、それのリカバリー方法とか、躓いた時の気持ちの戻し方とか、
そういう、山あり谷ありのビジネスマン人生のうち、谷の部分の乗り越え方や、
谷から山に向かう時の高揚した現場の雰囲気とか、そういうものをビジネスマンの読者は
読みたいものではないかなと思います。

家庭を犠牲にして、仕事第一の人生だったから、妻には辛い思いをさせたし、
母親の危篤の連絡でも講演会を優先し、死に目に間に合わなかったということを振り返って
言葉の上では家族に対して詫びてはいますが、それは自分の仕事第一の人生を
際立たせるエピソードとして使っているように思え、あまり気持ちの良いものではありませんでした。

「ビール事件」のくだりも、誇らしげに語ってて、その感覚のズレには驚きます。

「昭和の働き方」と言ってしまえばそうなのかもしれませんが、
それをわざわざ令和の時代に新しく出す本で述べなくても・・・・・とは思ってしまいます。

ただ、著者の言うように、働きたい人間は放っておいても働くので、
働き方改革とか言って何でもかんでも時間で制限つけるのは止めてほしいとは私も思います。
過労死とかって、労働時間そのものよりも、パワハラとか、いじめとか、無関心無協力とか、
そういう精神的なものの方が原因としては大きいと思っているので。
労働時間的にはかなり無理したこともありますが、そういう時って、
チーム全員で取り組んでいるという環境があれば、深夜2時、3時にミーティングしてても
意外と冗談が出て笑えるようなところもありますから。
(感覚が麻痺してるという意見もありますけど)

働きたい人が思う存分働ける環境、
働くのがしんどい人が無理しなくても済む相互配慮のある環境、
そういう仕事環境が出来たら良いんですけどね。




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『まずは社長がやめなさい』
- 2015/10/24(Sat) -
丹羽宇一郎、伊丹敬之 『まずは社長がやめなさい』(文春文庫)、読了。

あんまり頭に入ってきませんでした。

対談の内容がどうこうという前に、
自分の問題意識が追いついていかない感じです。

意見や関心を持たない中で、この手の本を読んでも意味がないですね。

タイミングを間違えました。


まずは社長がやめなさい (文春文庫)まずは社長がやめなさい (文春文庫)
丹羽 宇一郎 伊丹 敬之

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