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『銀行とつきあう法』
- 2020/09/23(Wed) -
邱永漢 『銀行とつきあう法』(日本経済新聞社)、通読。

近所のおばちゃんがくれた本。
なんて本を読んでんだ!?と思っちゃいましたが、亡くなった旦那さんが銀行マンだったので
旦那さんの本だったのかな。

さてさて、私自身は、銀行からお金を借りた経験がなく、
それ以外からも借金は、育英会ぐらいです。
返済し終わっているので、今は借金ゼロです。

一方、金貸しの経験はというと、昔は金融機関に勤めてたので、
貸金業取扱主任者資格を持ってます(笑)。
金貸しや回収の部署に居たことがないので、あんまり実感わかないですけど。

というわけで、本作では、銀行でお金を借りる場合に何をチェックされるか、
どう立ち回ると貸してもらえるのか、そもそも銀行融資とはどんなものなのか
具体的に描いていて最初は興味深かったです。

でも、読み進めていくうちに、何だか同じようなエピソードを繰り返し書いているような印象を受けて、
後半は読み飛ばしでした。

本作の出版は昭和46年とのことですが、
今も銀行文化って本質は変わってなさそうだから、
本作で描かれたようなやり取りが今も起こってそうですね。




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『人が動く金が動く』
- 2017/08/09(Wed) -
邱永漢 『人が動く金が動く』(PHP研究所)、読了。

実家で手持ちの本がなくなってしまったので、
父の本棚から拝借。

前の勤め先の常務がよく
「人が動けばお金が動く、だから人を外に出させることが大事」と
言っていたことを思い出しました。

なので、ビジネス指南書的な、内容かなと思ったのですが、
どちらかというとエッセイの要素の強い読み物でした。
ちょっと拍子抜け。

でも、日常生活における観察ポイント、注意ポイントのようなものを
金持ち目線で(笑)示してくれるので、
それなりに勉強にはなりました。


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邱 永漢

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『お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ』
- 2017/03/17(Fri) -
糸井重里、邱永漢 『お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ』(PHP文庫)、読了。

糸井重里さんと邱永漢さんの対談です。
邱永漢さんって、良く知らない方だったのですが、
対談の中で語られるエピソードを読んで、興味を持ちました。

子どもの金銭感覚を養うために、
1年分の生活費をドカっと渡して、自分で管理させるとか。
なるほどぉ・・・・・という感じです。

一方で、糸井サンですが、
どうにも感激屋さんなところが、なんだか対談を軽くしちゃっているような気が・・・・・。
映像で見れば、対談が盛り上がっている感じが伝わってくるのではないかと推測するのですが、
なにぶん、活字になってしまうと、ノリノリでやり取りしている言葉が、
すごーく軽く見えちゃうんですよね。
活字って不思議。

個人的には、日刊イトイ新聞でお金を稼ぐためのアイデア出しを
2人でやって欲しかったのですが、
それは時期尚早ということで語られず・・・・・残念。
ちょっと逃げたようにも感じられてしまいましたが。

というわけで、モヤモヤも残りましたが、
お金教育について考えさせられた本でした。


お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ (PHP文庫)お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ (PHP文庫)
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