『書けなかった特ダネ』
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- 2014/05/29(Thu) -
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三宅久之 『書けなかった特ダネ』(青春新書)、読了。
気分転換に政治エッセイをば。 評論家の三宅さんが書いた、 戦後~平成にかけての政治の重大局面における裏話。 主に、筆者が目の当たりにした出来事を回想しています。 有力政治家の人となりにスポットを当てているため、 読み物として面白かったです。 つくづく思うのは、 最近の政治家って、面白い人が居ないよなぁ・・・・ということ。 三宅さんも「昔の政治家は風格があった」と書いていますが、 今の政治家を見ると、「傾向と対策によるリスク軽減第一の行動パターン化」 「我を通す胆力のある人物の不在」「名言として人の口に膾炙する政治思想の欠如」などが 顕著なのではないかと思います。 安倍さんとかは、実績を積んで、このラインナップに入ってくるのでしょうかね。 今の政治の状況を三宅さんならどのように斬るのか、聞いてみたかったです。
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『ニュースが伝えない政治と官僚』
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- 2014/03/11(Tue) -
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三宅久之 『ニュースが伝えない政治と官僚』(青春新書)、読了。
政治評論家の三宅センセの本。 民主党政権が発足した頃に書かれたものなので、 冒頭で、その期待感を表明していますが、 本文自体は、一般的な政治の話ばかりで、 政治評論家があえて書くほどの内容ではないように感じました。 一般的な政治の話も、レベル的には超初歩の話で、 中学校の社会科の教科書に載っているような内容を 少し面白おかしい表現で書いて、ちょいと具体事例を足したという程度でした。
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