『日本の祭』
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- 2019/08/27(Tue) -
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柳田国男 『日本の祭』(角川ソフィア文庫)、通読。
先日、図書館で日本の祭りを被写体にした写真集を見たばかりだったので、 「あぁ、そういや積読で祭りの本があったなぁ・・・・」と読んでみました。 日本各地に伝わるお祭りが何を目的としたものなのかとかの解説かなと思ったら、 冒頭、いきなり学生に向けてのくどくどしい説教から始まり、「えっ!?」って感じ。 まぁ、柳田センセイ的には、当時(戦時中?)の学生の姿に思うところがあったんでしょうね。 今の学生を見たら、愕然としちゃうと思いますが(苦笑)。 で、ようやく本題の祭りの話に入っていくわけですが、 想像以上に学問的というか、生活レベルの考察ではなく 民俗学レベルの考察が続くので、レベルが高尚過ぎて議論についていけませんでした。 大事な学問のプロセスを書いていると思うのですが ちょっと読むタイミングを間違ってしまいました。 ![]() |
『毎日の言葉』
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- 2006/03/05(Sun) -
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柳田国男 『毎日の言葉』(新潮文庫)、読了。
言葉の由来についてのお話。 氏の著作は、いつも圧倒的な資料の量/研究量に驚かされます。 私たちが日々使っている挨拶等の言葉たちが出来上がっていった過程を辿る。 「イルという言葉は命令形も無く、又過去形もめったに現れることが無く、 果たして動詞であるかどうかも疑わしくなって居ます」 サラッと指摘されていますが、「そう言われればそうだ!」との驚き。 様々な驚きに出会えました。
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『遠野物語』
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- 2005/09/04(Sun) -
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柳田国男 『遠野物語』(角川文庫)、読了。
素朴な口伝民話も、これだけの数が集まると読み応えがある。 民間信仰とつながる話が興味深い。
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