『続新視点 三重県の歴史』
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- 2016/04/02(Sat) -
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毎日新聞社津支局 『続新視点 三重県の歴史』(山川出版社)、読了。
家の近所の本屋に行ったら、 「三重県コーナー」というものがあり、この本が平積みされていました。 地元のことをきちんと学ぶのも大事かなと思い、試し買い。 「歴史」と銘打っていますが、 自然の話から始まり、民俗学などの話も出てくるため、 どちらかと言うと博物学的な印象です。 三重県総合博物館Miemuの開館に合せて新聞に連載された企画なので、 幅広な分野を扱うことには納得。 ただ、新聞の連載なので、2ページで1コラムとなっており、 読みやすいですが、ちょっと物足りないです。 また、「続」ということで、2冊目のため、 マニアックな話題が多く、1冊目から読んだほうが良かったかなと反省。 いずれにしても、上方に近いところにあるという地理関係、 そして伊勢神宮があるという信仰の重み、 温暖な気候のために豊かな土地が広がるという自然環境、 様々な観点で、自分が生まれた県の特徴を知ることができるというのは 素直に面白いと感じる経験でした。 小学校の総合学習とかで、自分の住む土地について多方面から学ぶという 時間を取れれば、郷土愛を育むことができるのではないでしょうか。 その一翼を、博物館が担っているんだということが、 Miemuの活動の紹介を通して良く理解できました。
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