『アントマン』
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- 2018/09/08(Sat) -
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『アントマン』
TV放送後のTwitterでトレンド入りしていたので 録画していたものを見てみました。 原子間の距離を縮める技術で モノのサイズの縮小とエネルギーの増大に成功した科学者。 しかし、それが軍事に転用されることを恐れ、秘密裏にしていたのに 助手に感づかれてしまい、武器として試作品が開発されてしまう。 それを取り戻すために呼ばれたのは、刑務所から出たばかりのコソ泥だった。 モノが小さくなる理屈は理解できるのですが、 その技術を応用したスーツを着ているだけで、中身の人間まで小さくなる理屈が イマイチ良く分かりませんでしたが(苦笑)、そういう難しいことを考えずに のんきに見ているには面白い映画でした。 何より、この特殊スーツを着れば、自由自在に大きくもなり小さくもなれるということで、 単に小さくなってどこかに忍び込むということだけではなく、 サイズ変化自体もアクションシーンに見事に融合されていて、 スピード感が立体的な感じで面白かったです。 そして、「アントマン」の名は、そのサイズの小ささだけでなく、 アリとコミュニケーションを取り、連係プレーを見せるという点も見どころ。 いろんな種類のアリが、その特性を使って活躍しています。 虫か嫌いな人には辛いシーンかも(笑)。 悪役として登場する助手だった男は、今や師匠を会社から追い出し 自分が経営者として辣腕をふるっているわけですが、 特殊スーツを巡っての師匠との闘いにおける判断力は なんだか凡経営者のレベルでした。 スーツで大きくなったり小さくなったりして、脳に支障が出てたか!? 個人的に好きだったのは、主人公の娘。 冴えないダメ親父を素直に信頼し、母親の再婚相手には冷たい態度。 不気味な人形を気に入り、でかいアリが登場しても物おじしない。 そしてパンチのある一言を、可愛らしい顔から発する。 かなりキュートな存在でした。 続編を作る気満々の終わり方でしたが、既に出来てるみたいですね。 またTV放送があったら、見てみようかな。
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『ゴーストたちの恋愛指南』
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- 2010/11/06(Sat) -
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『ゴーストたちの恋愛指南』
CGは自然で違和感がなく、最新技術なのかもしれませんが、 演出が古臭い・・・。 愛を信じず、女性と一夜を過ごすことだけを楽しむ男は 弟の結婚式の夜にゴーストたちに改心を迫られる。 ま、よくある設定です。 改心をさせる説得ポイントが重要だと思うのですが、 どうにもイマイチ納得感が無いんです。 兄弟愛は、良く伝わってきました。 でも、主人公が女性に対する考え方を改める変化の過程が伝わらないんです。 幼馴染ジェニーの魅力についてあまり触れられていないので、 なぜジェニーを心の奥底で20年以上も思い続けていたのかがわかりにくく、 感情移入できなかったものと思われます。 同じく、ジェニーがなぜこの男を思い続けていたのかも見えにくい。 加えて、ゴーストの面々が、あまり魅力が無い・・・。 マイケル・ダグラスは良い味を出してたと思いますが、 それでも、彼自身が改心を促した理由が具体的じゃなく、わかりにくい。 そしてガサツな感じの女の子のゴーストは、 ガサツな田舎っぽさが前に出過ぎていて、魅力的に見えない。 最後のゴーストは身元不明だし、一人生き霊が出てくるし。 なんだか、ごちゃごちゃした映画でした。 あ、マシュー・マコノヒー、やっと顔と名前が一致しました。 ペネロぺちゃんのお相手だったということで、 もうちょっとピリッとした俳優をイメージしてたんだけどなぁ・・・。 なお、エントリーの邦題は、WOWOWバージョンです。
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『氷の微笑』
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- 2007/11/24(Sat) -
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『氷の微笑』
エロティックな映画だということは知っていましたが、 官能の世界に溺れていく刑事に理屈なんて無しってか?! 謎解きよりも、 過去の仕事の失敗を引きずり抜け出せないでいる刑事が 妖艶な容疑者に溺れることで、苦しみを紛らわそうとする・・・・・・ 刑事の側からみると、かなり重いテーマを扱っているのですが、 容疑者キャサリンがあまりにも艶めかしくて掴みどころがないキャラクターのため、 それほど深刻にならずに、ふわふわとした心持ちで見てしまいました。 ミステリーとしての結末は、どんでん返しがあって面白かったです。 そして、キャサリンの存在に最後の最後まで含みを持たせた演出も良かった! あと、マイケル・ダグラス、中年男の色気があって、格好良かったです。
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