FC2ブログ
『さみしさサヨナラ会議』
- 2019/11/03(Sun) -
小池龍之介、宮崎哲弥 『さみしさサヨナラ会議』(角川文庫)、通読。

宮崎センセと若手僧侶の組み合わせで「さみしさ」について討論するというので
面白そうだなと思って買ってきました。

ところが、冒頭からいきなり恋愛、特に性的な部分の話になり、
「このテーマは2人の対談が進んだ中盤に持ってきた方が良いんじゃないの?」と
ちょっと引いてしまいました。

そもそも2人(というか特に宮崎センセ)は、恋愛や性関係について、自身の体験を赤裸々に話しながら
議論を進めていきますが、恋愛や性関係を分析するのに、個人的な体験で論を進めるのは
限界があるのではないかと前から思ってます。
それほど恋愛とは、個人の感情や妄想が深くに入り込み、客観視したり普遍化したりするのが
難しいことではないかと思います。

生物学的な視点で「人間の性とは」「人間社会において恋愛とはどんな効果がるのか」というような
分析をすることは可能だと思いますし、その手の本は面白く読んでいるのですが、
恋愛に関する個々の人間の内面に迫ろうとするのは、無理があるんじゃないかなと。
まぁ、私が覚めてるだけかもしれませんが。

恋愛の話が終わったら、別のテーマに移っていくのかと思ったら、
中盤の終わりごろまでずーっと引きずっていったので、途中から読み飛ばしでした。
最後の章は恋愛そのものからは離れたように思いましたが
もう興味をもって読むことができませんでした。

恋愛は、人間にとって非常に重要な問題だとは思いますが、
こうやって対談して深彫りすべきテーマなのか?(深掘りしたつもりになるべきテーマなのか?)
という点で、共感できませんでした。




にほんブログ村 本ブログへ


この記事のURL |  宮崎哲弥 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
『正義の見方』
- 2016/03/24(Thu) -
宮崎哲弥 『正義の見方』(新潮OH!文庫)、読了。

宮崎氏単独著作としては最初の出版ということで、
もう20年以上前の本となります。

時事ニュースを中心に、当時の世論や議論に対する意見を述べているものが多いのですが、
当時、私は高校生なので、覚えているものもあれば、記憶にないニュースも。

やや時事ネタに寄っている論旨が多いため、
今の時代にあえて読む必要がある本かというとアレですけれど、
世論の流れに押し流されずに、冷静に自分の意見を持つという姿勢の大切さは
本作から伝わってきました。

世論や議論がワーッと盛り上がっている場合、
結構、本質的な問題ではない部分で議論になっていることがあります。
「何か変だな・・・」と思ったときに、
一体何が変なのか、意外と突き詰めないまま終わっていくことが私は多いです。

そんな時に、「本質的な問題は何なのか?」を自分の頭で考えるようになると
思考力が身についていくようになるのでしょうね。

分かっていても、難しいんだなぁ。


正義の見方正義の見方
宮崎 哲弥

洋泉社 1996-07
売り上げランキング : 429341

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ

この記事のURL |  宮崎哲弥 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
『M2 我らの時代に』
- 2015/01/24(Sat) -
宮台真司、宮崎哲弥 『M2 我らの時代に』(朝日文庫)、通読。

この2人の組み合わせは重そうだなぁ・・・・・・と思い、
買ってきたものの積読状態でした。
意を決して手に取ってみたものの・・・・・・難解!

以前、宮台センセの本を読んだときにも感じたのですが、
話のレベルがリーダーフレンドリーではないんですよねぇ。
非常に、読者を選ぶ感じです。

最後の方に、「この対談は啓蒙モードで始めた」との発言が出ていましたが、
新たな読者を獲得するための啓蒙というよりは、
以前より宮台センセの思想に興味関心がある人たちを引き上げるための啓蒙だなと。
つまり、私は読者層に想定されていない(苦笑)。

宮台センセと宮崎センセの間で繰り広げられるコムヅカシイ思想の応酬と、
一方で、非常にマニアックなサブカル的知識のひけらかし合いという
両極端なやりとりに、この中間を自分で探っていくのは無理だ・・・・・と
諦めてしまいました。

時事ネタを中心に対談をしているので、
思想の全体感を掴むのも難しく、これはファンじゃないと無理だなと流し読みで終わりました。


M2 われらの時代に (朝日文庫)M2 われらの時代に (朝日文庫)
宮台 真司 宮崎 哲弥

朝日新聞社 2004-06-18
売り上げランキング : 337223

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ

この記事のURL |  宮崎哲弥 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
| メイン |