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『残念な会議の救出法』
- 2019/11/14(Thu) -
山崎将志 『残念な会議の救出法』(日経ビジネス人文庫)、通読。

「残念なシリーズ」ですが、
残念な会議にあれこれダメだしする本かと思って軽い気持ちで手に取ったら、
かなり実践的なハウツー本でした。

具体的なニーズを抱えた状態で読んだら
かなり勉強になると思いますが、
特にそういうニーズがない状態で読んでしまったので
さっと流し読みして終わっちゃいました。




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『残念なエリート』
- 2018/07/24(Tue) -
山崎将志 『残念なエリート』(日経プレミアシリーズ)、読了。

読者をエリートに絞って、「お前ら、自分が思ってるほど能力発揮できてないぞ!」と
喝を入れる作品なのかと思ったのですが、
誰に何を伝えたい本なのかサッパリ分かりませんでした。

そもそも「エリート」の定義を「既存の枠組みの中で成功した人」としていますが、
これって幅広すぎると思うんですよね。
「成功」のラインをどこに引くかですが、本作で具体的に述べられている話を読むと
平均点以上ぐらいの甘い設定のような気がします。

私的には、最上階5%ぐらいの人がエリートだと思うので、
すでにそこで認識ギャップあり。
結果、うまく本が読めないという。

「野球選手はプロ野球という産業のしくみがなければ無価値な職業」とか、
面白いなと思う切り口はところどころにありました。
でも、それは、断片的なものであり、本全体で伝えようとしていることではないんですよね。

プロ野球という一大産業を作り出した人というのは、
確かに成功者であり、著者の言う「エリート」に当てはまると思いますが、
著者がある種否定的に書いている野球選手も、著者の定義ではエリートだと思うんですよね。
矛盾あり・・・・・。

そもそも「エリート」って、成功したか否かという結果論だけでなく、
その人の気持ちの部分、いわゆる”noblesse oblige”を負っていると自覚しているか
というような要素が大きいように思っています。

なんだか、最後まで自分の感覚と合わずに
言いたいことをつかみづらい本でした。


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『残念な人の仕事の習慣』
- 2016/12/14(Wed) -
山崎将志 『残念な人の仕事の習慣』(アスコムBOOKS)、読了。

残念な人シリーズですが、
本作も、いろいろ勉強になりました。

まず、具体的な経営努力のエピソードが散りばめられており、
分かりやすいです。
しかも、有名企業の知られた事例ではなく、
著者の身の回りで見つけた事例を解説しているので、
初めて知る情報が多く、興味深かったです。

で、本題の残念な仕事の習慣については、
こちらも、なぜ、その行為がダメなのかを具体的に指摘しており、
改善策や対策が述べられているので、
すぐに実行できる内容となっています。

また、自分が既にやっていることが紹介されていたりすると、
ちょっと気分が良かったり(笑)。

著者のバイタリティに習いたいと思わされる
刺激的な一冊です。


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『残念な人の思考法』
- 2012/07/26(Thu) -
山崎将志 『残念な人の思考法』(日経プレミアシリーズ)、読了。

ドカ買いしてきた中の一冊でしたが、
思いのほか面白かったです。

まず、著者の書く日本語の文章が読みやすいです。
個々の要点整理も簡潔で、分かりやすい。
ところどころで、「面白いな」と思う観点に出会えます。

ただ、全体を通して体系だった内容になっていないので、
各論は納得できるけど、総論は一体なに???という
モヤモヤ感が残ってしまうのは残念でした。

ま、自分の普段の行動を見直すための材料としては
役に立ちました。

二匹目のドジョウを狙ったタイトルは、ちょっといただけないですが・・・。


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