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『苦悩する農協』
- 2017/11/19(Sun) -
朝日新聞経済部 『苦悩する農協』(朝日新聞社)、読了。

農業について勉強しようと思い、数冊買ってきました。
まずは、農協という組織を学ぼうと、本作から。

新聞社の書いた本ということで、
体系的に農協の仕組みが理解できるかなと思ったのですが、
冒頭から個別の事件の紹介と課題の分析に入ってしまい、
全体感が把握しづらかったです。

ヤミ米問題とか、この本が発表された1994年という時期は
みんな知ってて当然のことだったのかもしれませんが、
今になって読むと、そもそも「ヤミ米」の定義をしてくれないと
何がヤミ米で、どこが問題なのだか分かりません。
このあたりの不親切さが非常に残念でした。

個々の問題に関しては、実名をあげて、また現場取材もしているなど
新聞社らしい解説をしているので、分かりやすかったです。
でも、個別問題の糾弾だけでは問題の本質を突くことができないと思います。

アンバランスさが残念でした。


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朝日新聞経済部

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『うつを生きる』
- 2010/06/08(Tue) -
朝日新聞医療グループ 『うつを生きる』(朝日新聞社)、読了。

今度は、朝日新聞紙上に掲載されたシリーズものを書籍化したもので、
体験記が多く集まった一冊です。

うつに罹った人が、どのような気持ちでいるのか、
何が切っ掛けとして作用するのかを知る手がかりになりました。

高島忠夫さんが闘病していたのは耳にしたことがありましたが、
まさか気象予報士の倉嶋さんまで罹られていたとは、知りませんでした。

ほんとうに、誰もが罹る可能性のある病気なのだと再認識しました。

登場してくる専門家の中には、
最近その著作を読んだ人も登場し、患者数が急増しているとは言え、
医療従事者側は、なかなか狭い世界なのかもしれないとも思いました。


うつを生きる
うつを生きる朝日新聞医療グループ

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『原発が来た、そして今』
- 2007/08/01(Wed) -
朝日新聞福井支局 『原発が来た、そして今』(朝日新聞社)、読了。

なんだか最近、原発の話題で世間は盛り上がっているようなので、
それに乗っかって原発本を。

実は、卒業論文のテーマは東海村臨界事故でした。
そんな事情もあり、
世間一般の方たちよりは原発問題に興味関心を持っているのですが・・・

本作は、正直、がっかりでした。

「原発が来た」とタイトルで言っているので、
支局の記者が原発銀座地元住民の目線から書いているものだと思って手にしたのですが、
住民の生活にたいして迫ることもなく、内容の立脚点も曖昧で、
何を伝えたかったのか、よくわかりませんでした。

新聞記者が書く本は、紙面ではスペース等の制約で書けなかった事実を
思う存分述べるためにあるものだと思っているのですが、
本作は、新聞連載をそのまま本にしてしまったような一冊でした。


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