『ザ・ゴール2』
- 2017/04/14(Fri) -
エリヤフ・ゴールドラット 『ザ・ゴール2』(ダイヤモンド社)、読了。

ユニコ社再び!ということで、続編です。
前作では生産管理の改革がメインテーマでしたが、
今回は、営業戦略がメインテーマとなっています。

経営不振な多角事業グループを売却するという取締役会決議が下され、
そのトップである主人公は、対象グループ会社の売値の引き上げのため
経営改善に取り組むこととなります。

対象となるグループ会社が3つもあって、
頭を整理しながら読まなくてはいけないので混乱しますが、
親会社の株主代表たちと議論しているところが、
一番スッキリと読めたかな。

個々の解決策としては、印刷会社の話が分かりやすかったです。

マーケティングとは、新しい策を打ち出すことではなく、
マーケット・セグメンテーションのメリットを活かすことにある


この定義の仕方は、納得的でした。
新しい何かを持ってくるのではなく、今あるリソースを上手く使って利益を最大化するという感じで、
私の中にもやもやっとして存在していたものを、上手く言語化してくれたように思いました。

ただ、生産管理と違って、営業戦略は相手があることですから、
ここまで上手くいくのかしら?という感想も持ってしまいました。
小説だから・・・・・と思えてしまうというところがあります。

そして、私自身が、大企業から外に出てしまったため、
親会社とグループ会社、企業売却というような大きなテーマに
興味を持ちづらくなってしまっているという状況も影響してしまったかも。

サラリーマン時代に読んだら、もっと興奮して読んでいたかもしれません。


ザ・ゴール 2 ― 思考プロセスザ・ゴール 2 ― 思考プロセス
エリヤフ・ゴールドラット 三本木 亮

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『チェンジ・ザ・ルール!』
- 2015/02/16(Mon) -
エリヤフ・ゴールドラット 『チェンジ・ザ・ルール!』(ダイヤモンド社)、読了。

黄色に続いて、今度は青を読んでみました(笑)。

舞台はコンピュータソフトの開発企業。
これまでは業界全体の成長とともに好調に伸びてきた同社ですが、
足元では業界の勢いにやや翳りが見え、
一方で自社では受注したシステムの開発が納期どおりに開発できない恐れが・・・・。

この冒頭のシステム開発に難航している様子が、
まさに今のうちの会社と同じで、きっと発注先のシステムベンダーさんの苦悩は
こんな感じなんだろうなと変に親近感をもって読んでしまいました。

そのため、なんとなく頭が「無駄な要件を詰め込みすぎて開発が進まないシステムをどうすれば良いか」
という思考になってしまっていたのですが、そちらの解決はあんまり描写されず・・・・・。

あれれ?と思っていたら、どうやら本書の本題は、
新しいシステムを導入したときに、会社全体のルールも変えていかないと意味がないよ、
むしろ後退するよ!ということだったようで、途中まで誤った読み方をしてました(苦笑)。

新システム導入に向けて、幸か不幸か長年準備をしてきている当社では、
運用を変えなければいけないということでオペレーションの全面見直しをやってます。
ま、見直しがかなり進んだところで、システムリリースが延期になってしまったので
もう1回見直しをやり直す羽目になりそうなのですが(爆)。

そういう立場に居る者として読んでしまうと、
「システムを変えたらルールを変えるなんて当然じゃないか」と思ってしまうところもあり、
本作はあまり私にはインパクトをもたらしませんでした。

そして、問題を解決するアプリケーションが上手く社外で見つかったりして、
「この都合の良い展開、うらやましいなぁ」と思ってしまうほど(苦笑)。

うちのシステムも、本作の主人公であるBGソフト社で作ってくれないかなぁ(笑)。


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『ザ・ゴール』
- 2014/08/31(Sun) -
エリヤフ・ゴールドラット 『ザ・ゴール』(ダイヤモンド社)、読了。

いつも、ブックオフの棚で目に飛び込んでくるので気にはなっていたのですが、
あまりの分厚さに買うのを尻込みしてました。

ただ、「企業改革、工場改革の実例を学ぶには最適!」との
推薦文をたまたま読んでいた別の本で目にして、
思い切って買ってみました。

500ページかぁ・・・・・と思いつつ読み始めたのですが、
小説形式で、しかも大きな工場が舞台ですが登場人物が絞られていてシンプルなこと、
また、工場の中の話だけでなく、主人公の家庭の話もあり、
ある意味、頭を使わずに読める休憩部分も用意されており、
思ったよりもスラスラ読みすすめられました。

私の勤務先はメーカーではないので工場そのものは持っていませんが、
「問題の解決」「企業文化の改革」という観点でテーマ設定をして読んでみたので、
いろいろと勉強になりました。

特に、何かを変えようとしたときに、自分一人の力だけで変えられる範囲はごく狭く、
大きく変えようと思ったときには、キーマンの巻き込みが必要だと、
実際の自分の仕事の中で実感しています。

本作では、工場長と各セクションの責任者(課長)が全員で問題にぶつかることで、
このトップ会合で決まったことは、即座にトップダウンでラインに落とされます。
このスピード感が羨ましい。

私は、まだ、何かの組織の責任者という肩書きは持てていないので、
どうしても一担当者としての提案になってしまい、
他のセクションに話を通すときは、上司を連れていくか、
相手のセクションの同格程度の人物に話をして、そこから中で上げてもらうかになります。
本社スタッフなので、他のセクションに比べれば発言権はあり、
また、相手側も、上のレベルの人が耳は傾けてくれますが、
面倒なことだったりすると、聞いてなかったフリをされてしまったりもします(苦笑)。

何かを変える行動を実現しようとしたとき、
如何にキーマンを見つけ出すか、そこに効果的にアプローチするにはどうすればよいか、
それは、まるで、工場ラインの中でボトルネックを見つけ出し、どう改善するかを考える
プロセスと似ているなぁと感じました。

いずれにしても、考えているだけではダメで、行動に移さないと意味がないので、
また明日から、お仕事がんばります!(笑)


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