『続・世界の日本人ジョーク集』
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- 2016/12/10(Sat) -
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早坂隆 『続・世界の日本人ジョーク集』(中公新書ラクレ)、読了。
シリーズものの弱点として、 段々ネタの質が落ちていくという面はありますが、 このシリーズは、ジョークに対する解説が面白いので、 本作も楽しく読めました。 また、各国のトップリーダーが変わるたびに新たなジョークが生産されていきますし、 世界情勢の変化によって各国の役割や立ち位置も変わっていくので、 そこをきちんとフォローしていると、続編こその新鮮さが感じられますね。 あくまで日本人は脇役扱いのジョークが多いですが、 それだけ「まとも」な国民性というか、キャラクターがぶれないというか、 常軌を逸しない真面目さがあるのかなと思いました。 日本人は、それで良いですね。
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『世界の紛争地ジョーク集』
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- 2012/01/16(Mon) -
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早坂隆 『世界の紛争地ジョーク集』(中公新書ラクレ)、読了。
日本人ジョーク集に続いて、紛争地ジョーク集。 これまた、ジョークの面白さはもちろんながら、 ジョークの合間に挟まれる著者のエッセイが手ごろで面白いです。 ちょっとした国際問題のお勉強にもなり、一石二鳥。 ロシアのジョークでは、米原万里さんの本に登場したものも紹介されており、 ジョークの普及度のようなものも感じられて、興味深かったです。 「紛争地でもジョークで笑える人間のたくましさ」 頭では分かるのですが、しかし、例えばサラエボの街の描写などを読むと、 本当に、そこに笑いはあるのかと、悲しい気持ちになってしまいます。 平和に笑える日々が訪れることを願っています。
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『世界の日本人ジョーク集』
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- 2009/06/24(Wed) -
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早坂隆 『世界の日本人ジョーク集』(中公新書ラクレ)、読了。
息抜きに。 知ってるジョークもいくつかありましたが、 大半を新鮮な面白さで読めました。 まぁ、かなりカリカチュアライズドされているので、 「なにもそこまで言わなくても・・・・」というのもありましたが、 上手くオトされると、アッパレ!となります。 また、本作はジョークの間に挟まれるエッセイが面白かったです。 著者の経歴がよくわかっていなかったのですが、 やたら東欧諸国での経験が出てくるので、 あまり普段見聞きすることの無い国での 日本観・日本人観がうかがえて、興味深かったです。 他のシリーズも読んでみたくなりました。
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