『ドル終焉』
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- 2016/07/01(Fri) -
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浜矩子 『ドル終焉』(ビジネス社)、読了。
イギリスの国民投票の結果には驚きましたが、 多数決民主主義の恐ろしさが前面に出てしまった感じですね。 という、衝撃の現実の直後に、 なんと三重県で経済学者・浜矩子先生の講演会があるということで、 早速申し込んでみました。 明日です・・・・というので、久々に著作を読んでみることに。 BoookOff100円ならぬ200円で見つけられたのは、この1冊のみ。 とりあえず買ってみました。 2010年の発刊ですが、 うーん、ベルリンの壁崩壊とかプラザ合意とかから話されると、 なんだか物凄く古い話の感じが・・・・。 それだけ、今の貨幣経済の変化が急激で振れ幅も大きいということなのでしょうけど。 講演会の予習には正直ならなかったですが、 明日、何を言うのか楽しみです!
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『グローバル大恐慌時代の世界経済を読む』
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- 2013/07/16(Tue) -
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浜矩子 『グローバル大恐慌時代の世界経済を読む』(毎日新聞社)、読了。
引き続き浜先生です。 最新刊はちょっとニュースに引っ張られ過ぎててイマイチだったので、 少し前の著作をば。 毎日新聞の連載をまとめたものということですが、 数ページ程度のコラムだと読みやすいです。 新聞読者向けということで、センセーショナルな印象を受ける物言いも控えめです。 ま、情緒的な表現を使うところは変わらないですが、 コラムなら・・・・・と思えます。 私のような経済オンチでも、なんとか興味を持てるような内容にまとめられていて、 そこは、マスコミが好む能力なんだろうなと感じました。 ただ、やっぱり経済学者にしては、 数字の裏付けというか、数字による論理展開が薄いように感じました。 そういうのが苦手な人向けのコラムだったのかな?
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『「アベノミクス」の真相』
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- 2013/07/13(Sat) -
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浜矩子 『「アベノミクス」の真相』(中経出版)、通読。
来週、浜矩子教授の講義を聴きに行く予定があるので、 予めお勉強を・・・と思い、最新刊を買ってきました。 が・・・・・なんだか抱いていた印象と違いました。 もっとデータや理論でガチガチに詰める人なのかと思いきや、 情緒的な論理展開と、センセーショナルな言い回しの繰り返しです。 正直、ガッカリと言ってもよい読後感です。 そういうレベルの読者を対象にしているのかなぁ・・・・・。 売れっ子教授だという認識だったので、 この本のような主張では、表舞台に出てこられないと思います。 ということで、もう一冊ちょっと前の本も買ってきたので、 そちらで再チャレンジします。 そっちも同レベルだったら、来週の聴講は要検討だなぁ・・・。
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