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『恐怖の金曜日』
- 2023/06/26(Mon) -
西村京太郎 『恐怖の金曜日』(角川書店)、読了。

なんだか頭がフワフワして調子が出ないので、仕事を休んで終日家でゴロゴロしてました。
寝ても寝ても眠気が取れないので、基本、寝ていたのですが、
時々目覚めては1~2時間読書して、また睡眠という過ごし方。
そんなブツ切れ読書にはちょうど良い十津川警部です。

若い女性が深夜の帰宅時に襲われ、暴行のうえ殺されるという事件が発生。
裸にされた女性の死体は、ビキニの日焼け跡がくっきりという、
今で言うリア充的な生活がにじみ出ている感じ。

そんな事件が、翌週の金曜日にも起こり、連続レイプ殺人事件ではないかという疑いで
合同捜査本部に十津川警部が臨場することに。

さらには次の週にも、同じようにビキニの日焼け跡がくっきりした若い女性が殺されるのですが、
そこまで読んできて思ったのは、実際に、現実社会でこんな連続レイプ殺人っていうのは
起っているのかな?という疑問。
まぁ、でも、連続幼児誘拐殺人とかありましたしねぇ・・・・。
若い女性を狙った連続殺人も、私が知らないだけで、過去にありそうですね。

正直、作品での推理に関しては、たった数名の捜査陣で、
そんな行き当たりばったりな調べ方してても、真犯人には行き当たらないだろうに・・・・・という
なんとも情けない感じだったのですが、まぁ、途中でヤメ検の弁護士とかがちょっかい出してきたりして
中盤は本筋ではない枝葉の部分で面白かったです。

最後は、強引な容疑者の絞り込みと、違法な捜査により、無理やり真犯人を追い詰めるという
なんともな展開でしたが、十津川警部作品なら、こんなものかな。




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『帰らざる街、小樽よ』
- 2022/02/26(Sat) -
西村京太郎 『帰らざる街、小樽よ』(JOY NOVELS)、読了。

散らかった部屋の掃除をしていたら、
パンフレット類の山の中から出てきました(苦笑)。
読んだかどうかも記憶がなかったですが、読んでみたら多分初読でした。

東京の下町で「北国」という名の飲み屋を、亡くなった女将から引き継いだ主人公の男。
静かに店の大将を務めていたのに、突如店にやってきた女の子が手伝うようになり、
常連客とも仲良くなった途端に失踪。
大将はその行方を捜すために、足を踏み入れないと誓っていた小樽の町に戻ることに・・・・。

小樽市というと、小樽運河ぐらいしか頭に浮かばず、
観光地のような気もするけど、あんまり印象がない・・・・・という感じでした。
本作で、小豆相場の話などが出てきて、
「そりゃ運河を作るぐらいだから、小樽は物流拠点だったんだろうなぁ」と
ようやく、その経済的な重要性が分かるようになりました。
現在では運河も観光名所に過ぎなくなってますが、
大正、昭和と、北海道開拓の重要な経済拠点だったんだろうなと思いを馳せました。

本作内で何人も殺されていますが、
正直、殺人事件の捜査という描き方はされず、
小樽を捨てた男の過去が次第に露わになってくる物語展開から、
地方都市、特に一次産業を軸にした経済構造の歪みみたいなものが垣間見えて
社会学的に興味深い作品でした。

作中で小樽出身の小説家が、「小樽ストーリー」という名の新聞連載小説を披露しますが、
こちらに小樽の歴史が凝縮されて語られていそうで、
この作品を読んでみたいと思うようになりました。




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『十津川警部 哀しみの吾妻線』
- 2021/09/01(Wed) -
西村京太郎 『十津川警部 哀しみの吾妻線』(ノンノベル)、読了。

遠く離れた地域で別々に発生した殺人事件が、
八ッ場ダムという特異な公共工事を通じて繋がっていく・・・・・。

ダムの施工目的が変更になったり、工事が中止されたり、
いわくつきの大型公共工事・八ッ場ダム建設の利権問題を背景に
殺人事件を解決する・・・・という舞台装置は、非常に興味深かったです。
作品が書かれた当時は、まだ工事が再開されるという段階だったようですが、
現時点から見ると、昨年の試験運用時点で台風19号の大量の雨を溜め込んだという実績で
早速ダムとしての治水効果を発揮したと報道されたばかりで、タイムリーな話題でもあります。
(まぁ、台風19号の際に利根川氾濫を防いだ効果がどれだけあったのかは賛否あるようですが)

なのに、肝心の殺人事件の捜査の方が、「えっ、そんな思い込みで捜査するの?」と
驚くような行き当たりばったり展開&ご都合主義的な展開で、
サスペンスとして十津川ファンは、このクオリティに納得してるのかしら?と疑問モクモク。

2件の殺人事件が別々に起きた時に、「両方とも水曜日だから、前の水曜日にもう1件起きているはず」という
無根拠に近い状況で全国の殺人事件を洗い出し、水曜に起きていたからという理由で
3件目の殺人事件も捜査に加えることに。

しかもその3件目の殺人事件は、飲食店で、店員と客が喧嘩になって、
路上に出たところを店員が刺殺されたという事件なのですが、その騒動に、店にいた店主が気づいてないとか
どんなに広い一杯飲み屋なんだよ(苦笑)っていう。

3件とも、何ら繋がりがないのに「連続殺人だ!」と言い切り、手口が違うのに「犯人は1人だ!」と言う。
こんなにも思い込み捜査してたらダメでしょうに。
それとも、未解決事件で「初動捜査が悪かった」と批判されている事件というのは、
こんな感じの捜査会議をしてたってことなんでしょうかね?(爆)

一気に操作が動き出すのは、ダムの底に沈む吾妻線を振り返る本の出版計画に
殺された被害者が原稿を書いていたのではないかという推理だったのですが、
捜査会議で刑事がその推理を言い出した時に、
「あ、そういう本の出版予定があるという情報を掴んだから、その執筆者だったのではないかという推理かな」
と思いきや、なんと、本の出版予定自体も想像の話で、捜査会議の結論が
「そういう本の出版予定がある出版社がないか片っ端から聞いて回ろう!」って・・・・・。
全てが空想をきっかけに動いていくので、それが全部真相に近づいていくという結果に
ドン引きしてしまいました。こんな推理小説、あるんかいな!?

まぁ、それが十津川警部だとファンの方に言われたら、そういうものだと思うしかないのですが。




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『母の国から来た殺人者』
- 2021/08/08(Sun) -
西村京太郎 『母の国から来た殺人者』(ジョイノベルス)、読了。

とある会社の社長が飲み屋でカラオケを楽しんでいる最中に毒物で殺害された。
その場に居合わせた一見の女が怪しい・・・・しかし女の誰も素性を知らず、
カラオケで「母恋し」というフレーズを「ぼこいし」と歌ったことだけが特徴として残った・・・・。

なかなか強引な導入部だなと感じましたが(苦笑)、
この怪しい女が犯人と思われる殺人事件が次々と起きていきますが、
テンポよく読み進められます。

一方で、裏表紙に掲載されている「大臣を乗せた新幹線に届いた恐るべき爆破予告!」という
展開がなかなか出てこなくて、「ここから急展開するのかな?」とモヤモヤしながら読みました。
途中から、これはネタバレレベルの下手なあらすじ紹介なのじゃないかと危惧。
なんでここをあらすじに載せたのかな?と読んだ後でも疑問でした。

最後、新幹線の爆破予告という大掛かりな犯行の内容と
犯人像とがうまく結びつきませんでしたが、母の死を恨む気持ちがあれば
こういう大胆な犯行もできてしまうのかな。

全般的に面白く読めた作品でした。




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『新神戸 愛と野望の殺人』
- 2021/08/05(Thu) -
西村京太郎 『新神戸 愛と野望の殺人』(新潮社)、読了。

毎週、自分のブランドショップの大阪店と神戸店を視察に行く女性デザイナーが
大阪-神戸間のこだま車内で刺殺された。
浮気していた夫の犯行が疑われるが・・・・・。

非常に単純明快な「不倫と殺人事件」というテーマで、ある種、安心して読めます(笑)。

この手の作品を読むたびに思うのは、
「妻が死んだ、そのとき自分は不倫相手と過ごしてて殺人は不可能だった」というときに
果たして、現実世界では、不倫の事実を隠そうとするのか、不倫相手と一緒にいたとアリバイを主張するのか
どっちの戦法を選択する人が多いのだろうか?ということ。
まぁ、サンプルは少ないでしょうけれど(苦笑)。

明らかに自分のアリバイを不倫の状況が証明してくれる場合なら、
素直にアリバイを主張する方が得ではないかと私は考えてしまいます。
まぁ、アリバイを証明するのが不倫相手でしかない場合は微妙ですけど、
例えばホテルマンが不倫現場を見ていたとか、どこかで食事したレシートがあるとか
そういう第三者の証明が得られそうなときは、アリバイ主張した方が良いのではないかと思います。
不倫を隠して、あとでバレた時の方が、心証が悪くて不利になりそうな気がします。

でも、いざそういう状況に陥ったら、冷静な判断ができずに
とりあえず社会的に悪と判断されている不倫関係を隠そうとするんですかね?

そんなこんなを感じながら読んだ、不倫関係満載の作品でした。
ちょっとみんな不倫しすぎじゃない?(爆)。




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『出雲殺意の一畑電車』
- 2021/08/03(Tue) -
西村京太郎 『出雲殺意の一畑電車』(双葉社)、読了。

地方の小さな鉄道会社が、観光PRのために無人駅に駅長を一般募集。
そこに応募してきた落ち目の俳優を採用し、仕事を始めてもらうが、
ある日、彼が駅のホームで殺されてしまう・・・・・。

死体が握っていた名刺には「くたばれ、一畑電車」の走り書きの文字が。
このくだりを読んだとき、「あ、一畑電車って、想像の産物なのか・・・」と思い、
念のため検索してみたら、実在していました。
え・・・・この扱い、大丈夫なの?と不安を感じる展開です(苦笑)。

地方の小さな鉄道会社が、一生懸命経営努力をする姿には共感しましたが、
この殺人事件でさえ、追悼客を呼び込むようなイベントに利用したり、
その後も、亡くなった俳優の写真などを使ってどんどんPRを展開していきます。
一度は駅長をお願いした、ある意味、身内の人が駅の構内で亡くなっているのに
それをとことん商売に利用しまくるという商魂たくましい会社として描いており、
こんな描き方をして一畑電車からクレーム来なかったのかしら?とビックリ。

肝心の殺人事件の方は、過去のエピソードが動機になっており
そこは興味深く読みましたが、死体が握っていた名刺の意味が最後まで説明されず、
「くたばれ、一畑電車」というフレーズの異様さも相まって、モヤモヤが非常に残った読後感でした。

娘が、父の敵を討とうとしている割には
父の俳優としての経歴をあんまり知らないという設定もなんだか不自然。
最後、この娘になにかどんでん返し的な裏があるんじゃないかと疑ってしまいました(爆)。




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『哀切の小海線』
- 2021/07/29(Thu) -
西村京太郎 『哀切の小海線』(角川書店)、読了。

サクサク進む、西村作品の消化活動。

本作は、府中刑務所の受刑者が、あと1週間で刑期満了というところで
刑務所長を殴って脱走するという事件を起こします。
この脱走者を十津川警部が追うというストーリー。

結局は、刑期残り1週間という状態を棒に振るほどの脱走の動機は何のかという点に尽きると思いますが、
そこが腑に落ちないと、なかなかスッキリ感は得られないですよねー。
正直、私は共感できず。

脱走者の母や娘といった身内が登場してきますが、
彼女たちの行動もあんまりリアリティを覚えず、可哀想だなという共感心が芽生えませんでした。
娘の友達も、巻き込まれた立場でそんな行動するかなぁ・・・・・と。

物語の小粒感が残念でした。




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『京都嵐電殺人事件』
- 2021/07/23(Fri) -
西村京太郎 『京都嵐電殺人事件』(カッパノベルス)、読了。

引き続き、十津川警部消化シリーズ。

舞台は京都の京福電鉄。
嵐電会のメンバーが、雑誌社のバックアップでイベントツアーを催行。
嵐電沿線の寺社や名所3か所で写真を撮りながら終点駅までのタイムトライアルを競うもの。
その賞金、なんと500万円。

雑誌社がバックについているとはいえ、そもそもメンバーが7人しかいない嵐電会の中のイベントで
賞金500万円って、すごい違和感。
私がメンバーだったら、逆に怖いわ。裏がありそうで(苦笑)。

で、その通り裏があって参加した夫婦2人が殺害されます。
そのうち、東京でも殺人事件があり、この嵐電会のメンバーに申し込んだものの
審査で落とされた女性が亡くなります。
この2つの殺人事件の謎解きとなりますが、
まずは、嵐電を使ったイベントが舞台のため、沿線の寺社がたくさん登場し
また嵐電そのものも鉄道マニアを呼べる魅力があるということで、
嵐電自体の紹介や、その嵐電マニアをあてにした駅周辺の飲食店などの描写もあり
京都という観光地のひとつの経済圏の姿が見えて面白かったです。

2つの殺人事件のつながりは、あぁ、過去のそういうことが契機なのね・・・・・と
それはそれで受け止められましたが、過去の自殺事件については
「そんなことで即行自殺しちゃうのかな?」とやや疑問。
いずれにしても、遺された側は辛いですよね。

京都府警と警視庁の合同捜査というか、
そこまで組織的な印象はなく、
現場を仕切る刑事たちが個々にうまく連携していて捜査しましたという展開で、
リアルな警察機構の姿を描いて縄張り意識バチバチみたいな作品も面白いけど、
こうやって素直に協力し合う作品も、気持ちよく読めるわね~と再認識。

最後、京都の事件と東京の事件の間をどう移動するか、
鉄道ダイヤを使ったトリックが出てきそうな雰囲気だったのに
雰囲気倒れで終わってしまい、雑な捜査で結論を出させてしまったので、
その無理やり終わらせた感は残念でした。

携帯で時刻表を簡単に検索できるようになった現在では、
時刻表を使ったトリックの作品はもう書けないのでしょうね。




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『鹿島臨海鉄道殺人ルート』
- 2021/07/21(Wed) -
西村京太郎 『鹿島臨海鉄道殺人ルート』(小学館NOVELS)、読了。

お手伝いしている仕事先での人間関係のゴタゴタに巻き込まれて
もう、うんざり。疲れた。

というわけで、現実逃避に十津川警部連投。
これが正しい使い方かも(爆)。

テーマは剣士。
今の時代に剣士とか言われてもピンときませんが、
剣道の全国大会で優勝した現職刑事と、その師匠の紹介で長い付き合いのある若き剣士をめぐる
殺人事件を追っていきます。

タイトルは「鹿島臨海鉄道~」ですが、鉄道はほとんど関係なし(苦笑)。
単なる一舞台として登場してくるだけです。
まぁ、沿線沿いにある鹿島神宮が武芸の神ということで、剣士には関係するのですが。

この時代に、剣士という存在がどうやって生計を立てているのかは興味がありましたが、
正直、そのあたりの描写は適当です。

むしろ、剣士が考える「あるべき剣士の姿」というものが、
この本では殺人事件の動機として真正面から描かれるのですが、
そこに全く共感できず。

師匠である父をどれだけ尊敬していようとも、剣士という存在を侮辱するような輩がいたとしても、
でも、無関係の一般市民の命を奪うことが、剣士としての合理的な判断として
許容されることは起きえないのではないかと思います。
この自分に甘い判断が、私の中の「剣士は自らを厳しく律する人」というイメージと合わず、
最後まで納得できませんでした。

お仲間の刑事も同類ね。

ピュアな人が何かに盲目になると大変だよね・・・・・という結論です。




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『生死を分ける転車台』
- 2021/07/18(Sun) -
西村京太郎 『生死を分ける転車台』(祥伝社ノンノベル)、読了。

十津川警部モノは、読むたびに「リアリティがない」だの「ご都合主義だ」だの
批判的な感想をたくさん書いてしまうのですが、それでもなぜ読んでいるのかというと
実家のお店のお客さんが読み終わった本を置いていってくださるので、タダで手に入るから(爆)。
とりあえず目の前にあったら手に取ってしまうのが活字中毒のサガでして・・・・・。
あと、やっぱり、気楽に読めるのが良いですね。時間つぶしにピッタリ。

というわけで、またまた十津川警部ですが、今回のテーマは「ジオラマ」。

私の父が学生時代にジオラマづくりをちょっと齧っていたようで、
実家の本棚の一角に、列車の模型がいくつか置いてあります。
でも、幼い頃の私が触っても別に何も言われなかったので、そこまでジオラマ命!って感じではなかった印象。
最近は、弟の子供のために、実家の空いた部屋がプラレールの部屋化しているので
ジオラマ愛も少し復活しているのかも。

というわけで、私自身は、ジオラマには興味がなくても親近感は覚えている分野なのですが、
本作に出てくるのは、ジオラマの大会で優勝を争ったり、
はたまた作ったジオラマが数十万円で売れたりするような凄腕のジオラマ職人なので
知らない業界を覗いているような面白さを感じました。

なんとなく私の中でプラモデルとごっちゃになっているので、
ジオラマも作ること自体が楽しいのではないかと思ってしまうのですが、
出来上がった見事な作品を所有すること自体も趣味になるのですね。

殺人事件の犯人捜しの手法として、ちょっとジオラマ愛好家たちのことを
マニアな人間というか偏執狂的な性質があるということを前提にして
十津川警部が作戦を組み立てているような気がして、
これは本来のジオラマ好きの人たちからクレーム来ないのかな?とちょっと心配になりました。

あと、肝心の殺人事件は、
なんで、その殺人事件の現場に、たまたまそいつが居合わせて、
しかも足だけ見てるんだよ!!という驚きのご都合主義展開で(苦笑)、
ま、それも十津川警部かなと、ある意味笑いながら読めました。




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