『プロデューサーズ』
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- 2016/04/20(Wed) -
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『プロデューサーズ』
落ち目のブロードウェー・プロデューサーとうだつの上がらない会計士がコンビを組み、 史上最低の舞台を低コストで作って製作費として集めた金を手に入れようとする 詐欺の企てをドタバタコメディで描いたミュージカル作品。 最初の事務所でのシーンは、 あまりのベタベタなドタバタぶりについていけなかったのですが、 場面が変わってからは、ブラックユーモアが前面に出てきて面白かったです。 ナチス・ドイツやゲイの人たちを、こんな風に料理してしまって 大丈夫なのだろうかとハラハラしてしまうほどの毒っぷり。 それを何とも明るく歌いきってしまうのですから、 笑ってしまうしかありません。 ウィル・フェレルのドイツ人脚本家が とびきりの存在感でした。
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『メガマインド』
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- 2012/04/22(Sun) -
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『メガマインド』
全然知らない作品だったのですが(日本未公開だった?)、 ウィル・フェレルが声優をやっているということで、 コメディ要素が強いのだろうと思い見てみました。 宇宙の果てから地球に送られた赤ちゃん宇宙人2人、いい子ちゃんと僕。 いい子ちゃんは学校では人気者、やがて町を救うヒーロー・メトロマンに育ち、 一方の僕は、いじめられっこ、仲間はずれ。 だったら悪の世界で一番になってやると誓い、大悪党メガマインドに。 このメトロマンとメガマインドの戦いを中心に前半は進むのですが、 この作品で凄いと思ったのは、計算ずくでヒーローの座を確保するメトロマンと 本当は純真な心を持つのに友達に受け入れてもらえなかったために悪になった メガマインドというキャラクター設定です。 こんなの、今までのアメリカンアニメにあったでしょうか? 日本の情緒的な世界観ではよく見られる設定かもしれませんが、 正義の国アメリカでこんなアニメ作品が出てきたのは、変化なのかなと感じました。 しかも、後半では、消えてしまったメトロマンの代わりのヒーローを作ろうと 正義のパワーを作ったのに、どうしようもない人間がそれを身につけてしまい悪用します。 ここで描かれるのは、正義のヒーローと悪役の間にもルールがあるということ。 それを、この成り上がりヒーローは無視して、悪の限りを尽くしてしまいます。 正義と悪の間の暗黙の了解を描いてしまうのも、 なんだか「必要悪」を認めているようで、 正義の国アメリカとして珍しいのではないかと感じました。 画風はアメコミですが、 内容は、アメコミと正反対の概念を描いていて、面白かったです。
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『ホット・ロッド』
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- 2010/02/11(Thu) -
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『ホット・ロッド』
これまたクダラナイお馬鹿映画です。 スタントマンに憧れる男の物語。 主人公のスタントマンに憧れる男もおバカなのですが、 スタントマンのクルーとされる彼の友人たちが、これまたおバカ。 山本夏彦先生が、 「馬鹿は100人集まると100倍馬鹿になる」 とおっしゃってますが、まさにそんな感じ。 最後の大スタントは、どういう結末に持っていくのだろうかと 興味深く見たのですが、そこは意外とオーソドックスな落とし方で、 ちょっとガッカリ。 それにしても、美人クルーのデニースの彼氏である 法律事務所勤務の男が、全然素敵に見えないところがまた笑。
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『俺たちダンクシューター』
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- 2009/10/18(Sun) -
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『俺たちダンクシューター』
『俺たちフィギュアスケーター』が最高にクダラナかったので、 本作にも期待していたのですが、こちらは出来がイマイチでした。 おバカなギャグと下ネタ満載のところは同じように見えるのですが、 突き抜け度が全然違うんです。 グレードダウン甚だしい・・・・・。 ストーリーも、本筋のバスケ以外に 恋愛要素を中途半端に入れるものだから、 まとまりがない感じが残念。 バスケ界はフィギュア界に比べて、叩くべきポイントが少ないということなんでしょうかね?
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