『中国古典 名著のすべてがわかる本』
| ||
- 2016/01/19(Tue) -
| ||
守屋洋 『中国古典 名著のすべてがわかる本』(知的生きかた文庫)、通読。
「○○のすべてが分かる本」というのは、 大概、何もわからないのでございまして、これも然り。 『論語』『易経』から、『貞観政要』『菜根譚』と 中国の古典23書が紹介されていますが、 それぞれの解説ページ数が少ないので、 面白さが伝わってきません。 やはり、長年生き長らえている古典というのは、 その思想が面白いのはもちろんのこと、 文章そのものが心に刺さってくる部分があるのだと思います。 それを、原文から離れて要約してしまうと、 教科書的な解説文になってしまい、面白さが伝わらないんだろうなと。 手軽に古典を知ろうと思う、私の心根がきっと良くないのですね。
![]() |
||
『三国志の人物学』
| ||||||||
- 2012/01/07(Sat) -
| ||||||||
守屋洋 『三国志の人物学』(PHP文庫)、読了。
実はちゃんと読んだことがない『三国志』。 大雑把なストーリー展開しか分かりません。 でも、中学生のころ、ファミコン歴史ゲーム「三国志」にはまり、 登場人物たちは大体頭に入ってます。 「武力」「知性」「忠誠度」みたいなデータ付で(爆)。 でも、その知識のおかげで、本作を面白く読めました。 そして、ナムコも、きちんと史実に沿って武将たちの戦闘力設定をしていたのだと 変なところで感心してしまいました。 実家の父の本棚に、吉川『三国志』があるのですが、 まだ手を伸ばす気になれません。 著者の勧めに従うのであれば、 吉川本に行く前に、正史の記録を頭に入れたほうが良さそうですが、 果たして、手ごろな本があるのかどうか・・・・。
![]() |
||||||||
『孫子の兵法がわかる本』
| ||||||||
- 2006/02/19(Sun) -
| ||||||||
守屋洋 『孫子の兵法がわかる本』(三笠書房)、読了。
この手の本は初めてだったのですが、 「この箴言は孫子から来てたのか!」と驚きが多かったです。 しかし、それより何より、『三国志』を読みたくなりました。 中学生の頃、出版元は忘れましたが、 「少年ナントカ文庫」みたいな版で読んだっきりです。 その後、ナムコのファミコン・ゲーム『三国志』にハマったので、 登場人物の名前だけはやたらと覚えてます。 もう一度、しっかりした作品で読んでもいい頃ですね。
![]() |
||||||||
| メイン |
|