『詩集 朴』
- 2017/03/15(Wed) -
坂村真民 『詩集 朴』(大東出版社)、読了。

近所のおじいちゃんからいただいた本。

全く知らない人物だったのですが、
帯の文句からすると、仏教思想を基盤にした詩を書く人だそうで
試しに読んでみました。

まず感じたのは、平易な日本語で詩が作られており、
すーっと自然に読み進めていけるということ。

仏教的な言葉や思想も登場しますが、
全く違和感がなく、心の中に落ちてきます。

それは、宗教の枠組みを超えた、
人間らしい心の在り様を詠っているからなんだろうなと感じました。

家族への温かな思い、自分への厳しい目、
そして、自らの決意を述べるときの強い気持ち、
それが素直に詠われており、心に染み入ります。

詩集にしては、非常にボリュームのある本でしたが、
どんどん読み進めていきたくなるようなエネルギーを持った一冊でした。


朴―詩集朴―詩集
坂村 真民

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『子規歌集』
- 2016/08/31(Wed) -
土屋文明編 『子規歌集』(岩波文庫)、通読。

近くの古本屋に置いてあったので、お試しに。

特に思い入れのある歌人ではないのですが、
名前ぐらいは知っているので・・・・

・・・・・・という程度の思いで手に取ってみても、
やっぱり歌が頭に入ってきませんね。

何か、熱い思いがあって歌に向き合わないと、
ただ文字の上を目が滑っていくだけでした。

反省。


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『金子みすず名詩集』
- 2015/03/18(Wed) -
彩図社文芸部編集 『金子みすず名詩集』(彩図社)、読了。

震災直後にACのCMで一気に知られるようになった詩人ですが、
正直、私は「こだまでしょうか」の詩は、ピンと来ませんでした。

共感できないというものではないのですが、
そこまで胸に迫ってくるものでもないかなぁ・・・・・という。

でも、あれだけ人口に介した詩なので、
何かあるのだろうと思って、100円で見つけた詩集を買ってきました。
震災後の便乗商法かと思われるものの名残ですが。

印象に残ったのは、「こだまでしょうか」のような前向きな詩よりも、
日常生活におけるちょっとしたすれ違いやわがままをテーマにした、
悲しみを覚える詩の方です。

ちょっと落ち込むような、暗い感じの詩のほうが、
人間って、そういうところあるよねぇ~という共感を覚えました。

震災直後のCMしか見ていなければ、
この詩人の表面的なところしか見てなかったのかも・・・・・と思い、
たった一冊ではありますが、この詩人の作品に触れられたことは良かったなと思いました。


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金子みすゞ

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『15歳のポケット』
- 2010/10/11(Mon) -
山田かまち 『15歳のポケット』(集英社文庫)、読了。

先に『17歳~』の方を読んでしまったせいでしょうか、
本作は、詩も絵も、冗長な印象を受けました。
削ぎ落としきれていないような感じです。

ま、私の15歳に比べれば、
迸る情熱や才能、そして表現しようという意志の強さがうらやましい限りです。

ここが、彼の成長のスタートなんでしょうね。


15歳のポケット (集英社文庫)
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『17歳のポケット』
- 2009/10/17(Sat) -
山田かまち 『17歳のポケット』(集英社文庫)、読了。

久々の詩集は、山田かまち少年の作品です。

詩作については知っていたのですが、
絵もこんなにたくさん残していたとは知りませんでした。

本作では、詩よりも絵のほうに引き寄せられました。

ページをめくると、
まず、色彩が飛び込んできて、ぱっとイメージを作り上げます。

そして、詩を読むことで、
そのイメージがより豊かになっていく感じです。

彼が17歳までに感じ、考えたことの何分の一ほどしか
これまでの私には蓄積されていないと反省しました。

生きるということ対して、ものすごく刺激になった作品でした。


17歳のポケット (集英社文庫)
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star君を忘れない
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『贈るうた』
- 2008/01/19(Sat) -
吉野弘 『贈るうた』(花神社)、読了。

珍しく、詩集です。
お金を出して詩集を買うだなんて、『海潮音』以来です。

何を機にこの詩人に目をつけたのか記憶がないのですが、
お名前がメモってあったので、買ってみました。

それぞれの詩が、誰かに向けて詠まれています。
「夕焼けが好きな人に」などというように。

それだけで、なんだか自分個人に向けて読んでもらっているような
そんな温かな気持ちになれました。

たまには詩も、いいものです。


贈るうた
贈るうた吉野 弘

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海潮音―上田敏訳詩集 (新潮文庫)
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starsすべて世はこともなし、かな。
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