『気づく力』
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- 2015/05/17(Sun) -
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畑村洋太郎ほか 『気づく力』(プレジデント社)、読了。
30人近い識者が語る「気づく力」。 1篇あたりの分量もほどほどで、読みやすかったです。 また、「気づく力」という共通テーマを掲げつつも、 その単語の使用を強制していないため、 各識者が思うままに「気づく力」を解釈して自己の考えを述べており、 視点の違いや適用するシチュエーションの多様性などが 逆に興味深い内容になっていました。 様々な局面で、「気づく」とはどういう瞬間を指すのかがイメージでき、 今の自分に足りていない認識力や判断力に、それこそ「気づく」のに良い本でした。
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『「わかる」技術』
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- 2014/12/12(Fri) -
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畑村洋太郎 『「わかる」技術』(講談社現代新書)、読了。
失敗学という分野で有名な著者ですが、 その観点に限定せずに、広く、現象を捉えるとはどういうことかという観点で モノゴトを捉える術を述べている本です。 非常に冷静に、抽象化した議論をしているので、 納得度が高いです。 しかも、言葉は平易なので、分かりやすいです。 ところどころ図示することで分かりやすく説明していますが、 図示するために必要なシンプル化という行為の大切さが良く分かりました。 ムダを削ぎ落として本質だけを見る。 この技術を磨きたいです。
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『東大で教えた社会人学』
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- 2012/11/27(Tue) -
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草間俊介、畑村洋太郎 『東大で教えた社会人学』(通読)。
「東大工学部の人気授業」と書かれていたので買ってきたのですが、 なんだか、のっぺりとした内容に拍子抜け。 『週刊ダイヤモンド』とか『週刊東洋経済』とかの特集記事を 要約した程度の内容に感じてしまいました。 こんな講義を聞いてて、面白いのかなぁ・・・。 理解学部の息抜きには、手頃な講義だということなのかしら?
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