『中国がなくても、日本経済はまったく心配ない!』
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- 2014/12/28(Sun) -
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三橋貴明 『中国がなくても、日本経済はまったく心配ない!』(WAC)、通読。
中国シリーズの最後は、まぁ、おまけみたいなもんです(笑)。 バッサリ中国を斬って捨てるのだろうということは 読む前から予測がついたので、どんなポイントで斬っているのかを確認。 あくまで、日本の国益における中国の位置づけというモノの見方だったので、 民間企業の中国投資というレベルまで降りてくる話ではなく、 ちょっと今の私のニーズとは離れた内容でした。 過剰なまでに中国脅威論を振りかざす必要はないと 本作を読んでいて分かりましたが、 ただ、無視してOKというようなものでもないと思うので、 正しく怖がることが大事なのでしょうね。
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『経済ニュースが10倍よくわかる「新」日本経済入門』
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- 2014/10/05(Sun) -
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三橋貴明 『経済ニュースが10倍よくわかる「新」日本経済入門』(アスコムBOOKS)、読了。
本屋さんの前を通ると、 ベストセラーランキングでよく名前を目にするようになった著者。 この人は何者なんだ?と疑問に思っていたので、試しに100円で読んでみました。 まず、裏表紙裏の著者紹介を見て驚いたのが、 「作家」「経済評論家」という肩書きは自称なので誰でも言えることですが、 公的な肩書きが「中小企業診断士」でした。 中小企業診断士が相手にする中小企業の社長さんたちと、 この本で語られている国家財政の話とが上手く像を結ばす、 ますます、「この人は何者なのだ?」という疑問が膨れてしまいました(苦笑)。 どうやら、2chに積極的に書き込みをしていたために スポットが当たった人のようですね。 というわけで(?)、主張はハッキリと、強めの口調で、やや他人を馬鹿にしながら書かれてます。 2chユーザーに好かれそうな感じの文章です。 主張内容も、アベノミクス下で読むと分かりやすいです。 出版当時に読んでいたら、どんな印象を持っていたかは自分でも分かりませんが。 インフレターゲット論者の皆さんは、 デフレ下で、大きな声で主張を叫んでいく必要があったので 今、当事の本を読むと、勢い込んだ熱い主張が多いように感じるのですが、 アベノミクスが走っている今は、 「ほら、言ったとおりじゃないか!」と、ますます勢い込んでいるのか、 それとも、政府と同じ主張をしていると評論家としては埋もれてしまうので、 新たな反論(というか新たな仕事にありつくため)の切り口を一生懸命探しているのでしょうか。 うーん、気になります。
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『さらば、デフレ不況』
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- 2013/08/01(Thu) -
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廣宮孝信 『さらば、デフレ不況』(彩図社)、通読。
三橋貴明氏の名前が、大学の先輩の口から良く出てくるので、 読んでおかなきゃなぁ・・・・・と思い、100円で買ってきました。 ・・・・・が! 三橋貴明「監修」の本でした(爆)。 またもや、読み始める時まで気づかず・・・・。 ま、でも、平易な文章で書かれており、主張は分かりやすかったです。 懸念すべきは、スラスラと頭に入ってきて、 かつ、今までの「常識」とされていた考え方と違うモノなので、 ついつい食いついちゃいそうなところ。 しっかり時間を取って読み込んで、 この本の主張が正しいかを自分の頭で考えて見極めないと、 「ホントはこういうことだったんだ!」と、思い込んでしまいそうです。 というわけで、今回の読書は「通読」レベルにしておきました。 主張の方向性には違和感を感じなかったので、 もう一度、夏休みの時間にでも読み返して、ちゃんと考えておきたいです。
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