『経営戦略』
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- 2014/06/29(Sun) -
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大滝精一、山田英夫、金井一頼、岩田智 『経営戦略』(有斐閣アルマ)、読了。
シンプルな経営戦略の本ですが、 教科書的な定義を並べるだけの内容ではなく、 簡単な実例紹介を加えたり、読者を意識した文体にしたりすることで、 読みやすいと感じました。 頭に届くといいますか。 戦略論というのは、分かったようでいて理解できていないと言いますか、 実例を使って、「これはこういう戦略の成功事例ですよ~」と解説してもらうと ふむふむナルホドその通りだ!となるのですが、 では、自分の会社に立ち戻って、さて、経営環境と課題はこれだ、 はてさて、何をすれば良いのでしょうか・・・・・となってしまいます。 分析屋、批評家としての知識しか身についていないと言いますか・・・・。 ま、多分、経営というのは経験なり場数なりで勝負する面も大きいと思いますので、 たかだか会社に入って10年ちょっとの役職もついていない人間が悩むなんて 役者不足もはなはだしいのでしょうけれど。 でも、仕事として落ちてきてるし、経営陣も「何か提案しろ」と丸投げ出し・・・・。 あはーん、愚痴になってしまいました(苦笑)。
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『なぜ、あの会社は儲かるのか?』
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- 2011/08/07(Sun) -
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山田英夫、山根節 『なぜ、あの会社は儲かるのか?』(日本経済新聞社)、読了。
最近の日本での経済ニュースを取り上げて、 会計の仕組みと企業戦略を併せて解説しているので、 イメージがしやすく、わかりやすい一冊です。 今現在の自分のニーズ的には、 もうちょっと戦略のところを突っ込んで説明してほしかったと感じましたが、 ま、それは甘え過ぎでしょうね。 本当は、経済ニュースを読んで、 自分でこれぐらいの分析を行えるようにならないといけないのだと反省しました。 本にしてしまうと、どうしても、過去の話になってしまうので、 できれば、こういう分析ものは、Web上で最新のものを読みたいですね。
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『ビジネス版 悪魔の辞典』
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- 2010/08/28(Sat) -
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山田英夫 『ビジネス版 悪魔の辞典』(メディア・ファクトリー)、読了
ビアスの『悪魔の辞典』の「日本のサラリーマン」版です。 自分の実生活に身近なため、 本家よりも笑えました。自虐的に(苦笑)。 ユーモアセンスも、なかなかのものでした。 『オトナ語の謎。』並の面白さでした。 ところどころに、言葉の定義ではなく、 単なるエピソードが紹介されている項目が散見されたので、 辞書というフレームワークはきちんと守ってほしいなと思いましたが、 概ね、面白かったです。
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