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『仕事学』
- 2020/01/17(Fri) -
藤田晋 『仕事学』(日経BP社)、読了。

藤田氏の著作は、結構、具体的なビジネスマンの心構えを説いてくれるので勉強になります。
本作でも、経営者としての目線だけでなく、若手ビジネスマンの立場での心構えも示してくれるので
様々な読者にとって学ぶところがあるかなと思います。

著者の本を読むまでは、サイバーエージェントという会社について
成り上がりベンチャー企業という目でしか見ていませんでしたが、
ビジネスのアイデアを見つけ出して具現化していくプロセスが既存の経営者と違うだけで
本質的な部分ではまっとうな経営者だなと感じます。

『渋谷ではたらく社長の告白』を読んだ時は、
正直、何を目指しているのか良く分からない印象でしたが、
その後の著作で、経営者観が定まってきたような気がします。

ヒルズ族と言われていた割には、礼儀作法に厳しかったり
身なりに気を使っていたりで、共感を覚えるのも一因かもしれません。




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『運を支配する』
- 2019/10/14(Mon) -
桜井章一、藤田晋 『運を支配する』(幻冬舎新書)、読了。

藤田晋氏の名前で買ってきましたが、お相手は麻雀のプロとのこと。
プロフィールには「裏プロ」と書いてありましたが、わたくし麻雀を知らないので、よくわかりません。
メディアに出てくるのではなく、いわゆる雀荘で雇われている人ってこと?

本の構成は、対談ではなく、
それぞれが紙面3ページ程度の文章を交互に書いていくスタイル。
桜井氏の文章を藤田氏が受けて書いているような形式です。

麻雀に無知な私としては、桜井氏の各文章は、哲学的・抽象的な話として頭に入ってきました。
自分なりに想像を働かせながら、自分の生活に置いてみるとこういうことなのかなと考えながら読むと
一つ一つの言葉に深みがあって刺激になりました。

一方で、藤田氏の言葉は、やはり経営者としての具体的な目線のものが多く、
私としてはこちらの視点の方が共感できるので、
桜井氏の抽象的な言葉を自分に身近なビジネスの視点に引き込むとこう考えられるんだという
頭の整理に便利でした。

というわけで、この本の構成は、私にはありがたかったです。

ただ、もし私が麻雀を知ってたら、もっとしっかり内容が頭に入ってきたのかなと思うと
自分の無知が残念でした。




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『BQ』
- 2013/02/10(Sun) -
林野宏 『BQ』(プレジデント社)、読了。

お取引先からいただいたということで、会社にあった本。
クレディセゾンの社長が説く、ビジネスマンの心得です。

BQ=IQ×EQ×SQ という公式が出てきます。
言わんとしていることは分かりますが、それぞれの項目の定義や計測方法が曖昧なため、
具体的に何をやれば良いのかが、この公式だけでは読み取れません。

その分、あれこれと自分の体験談や時事ネタなどを述べることで、
BQの上がり下がりに関わる例示がたくさん出てきます。
ここは、読み物として面白かったです。
やっぱり、ひらめきを行動に移せる人は、成功しますよね。
ひらめくだけではダメ、つっ走るだけでもダメ、その両方を兼ね備えた人が果実を得る。

そんなことを思いながら、先ほど述べた公式を振り返ると、
3つの要素を兼ね備えていることと、その中で何か1つ自分の強みを持つこと、
これが成功への道なのかなと思います。
まずは、自分の強みをきちんと知ることですね。
そして、強みを伸ばし、弱みを穴にならない程度に防ぐこと。

最後に、サイバーエージェントの藤田社長との対談が載ってます。
かつて、藤田社長の著書を読んだときは、その信念が私の肌に合わなかったのですが、
この対談では、年配社長への敬意の表れか、
それとも世間から意味なくチヤホヤされる青年社長ではなくなったからか、
落ち着いた対談だなと感じました。


BQ〜次代を生き抜く新しい能力〜BQ〜次代を生き抜く新しい能力〜
林野 宏

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『渋谷ではたらく社長の告白』
- 2011/06/02(Thu) -
藤田晋 『渋谷ではたらく社長の告白』(幻冬舎文庫)、読了。

正直、サイバーエージェントという会社は、
企業名は知っているものの、どんな会社か分かっていませんでした。
アメブロなんかを運営していることは知っていますが、
あまり、事業の独自性を理解できていなかったのです。

で、この本を100円で見つけたので、読んでみました。

ITバブルに乗って急成長した会社の内実を、実に生々しく、赤裸々に描いています。

熱気はあるので一気に読める本でしたが、その一方で、空疎な印象も強く残りました。
なぜなら、核となる事業に対する思いが伝わってこないから。

「21世紀を代表する会社を作りたい」というフレーズが何度も出てきますが、
「代表だ」と言い張るための指標が、売上や時価総額、史上最年少上場といった
数字でしか表されないのです。

「新しい技術を提供する」「新スキームを構築する」「人々の生活を変える」
そのような、事業の内容における思いや信念が、全くといってよいほど語られません。

サイバーエージェントとしての最初の商品が、
他社が成功していた事業モデルを丸々コピーしたものであったことが
素直に描かれていますが、まさに、彼にとって商品とは、会社を大きくする手段でしかないのです。

提供しているサービスや技術への思いがないことが見えてしまったため、
顧客への思いも無いのではないかと疑わざるを得ません。
そして、まさにそのとおり、本作の後半は、株主対応のことしか出てきません。

著者が持つエネルギーは感じられましたが、
経営者としての魅力は、いまいち伝わってきませんでした。


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