『一橋ビジネスレビュー64巻3号』
- 2017/02/22(Wed) -
『一橋ビジネスレビュー64巻3号』

今回は戦略論の特集でしたが、
以前に比べて、こういうテーマに興味を持てなくなっている自分が居ます(苦笑)。

大きい企業には、戦略論は重要ですし、
小さい企業にとってもビジョンと計画は重要ですが、
でも、自分が小さいビジネスに携わるようになった今、
大きな視野の戦略論よりも、小回りの良さやスピード感の方に
気持ちが向かって行ってしまっています。

というわけで、戦略そのものよりも
戦略をいかに実行していくかの方に目が行きがちなので、
清水勝彦先生の「良い失敗とコミュニケーション」が興味深かったです。
あとは、特集の稿ではないですが、井上達彦先生の「良い模倣と悪い模倣」。

結局、経営とは、いかに実行し継続していくかが鍵のような気がします。


一橋ビジネスレビュー 2016年WIN.64巻3号一橋ビジネスレビュー 2016年WIN.64巻3号
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『一橋ビジネスレビュー64巻2号』
- 2017/02/16(Thu) -
『一橋ビジネスレビュー64巻2号』

かなり積読状態だったのですが、
読み始めたらベンチャービジネスのエネルギーに当てられ、
特集を一気に読んじゃいました。

やっぱり、新しいビジネスを興していこうという人々のエネルギーは凄まじいですね。
そして、常識が覆され、新たなビジネスモデルが提起される新鮮さ。
目からウロコの指摘も多く、読んでいてワクワクしました。

連載モノでは、相変わらず無印良品が本音が混じってて面白かったのと、
雪国まいたけのドタバタぶりに驚きました。


一橋ビジネスレビュー 2016 Autumn(64巻2号) [雑誌]一橋ビジネスレビュー 2016 Autumn(64巻2号) [雑誌]
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『一橋ビジネスレビュー63巻3号』
- 2016/01/25(Mon) -
『一橋ビジネスレビュー63巻3号』

特集は「中国モデルの破壊と創造」ということですが、
「中国経済」ではなく、「中国でのビジネスモデル」という観点で捉えています。

なぜ、中国がこれほどまでに経済成長できるのか、
また、世界経済に影響力が持てるのか、
それを、ビジネスモデルで解説しているので、「仕組み」が分かって面白かったです。

そして、連載されている無印良品の話。
セゾングループって、センスの良さと人間のドロドロさとが混じり合っていて、
不思議な企業だなぁと思います。
堤清二の強さなのか、特異さなのか、異様さなのか。
その下で働いてきた人々が、異様さを分かりながら直接的には堤氏の批判をせず、
その後を継いだ経営者たちの批判は厳しく行うところが、何とも外目には面白いです。

次号の知財戦略の話も、あまり意識したことがない分野なので楽しみです。


一橋ビジネスレビュー2015年WIN.63巻3号―中国モデルの破壊と創造一橋ビジネスレビュー2015年WIN.63巻3号―中国モデルの破壊と創造
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『一橋ビジネスレビュー63巻2号』
- 2015/09/26(Sat) -
『一橋ビジネスレビュー63巻2号』

ただいま中小企業診断士の資格を勉強中の身としては、
今回の「ファミリービジネス」特殊は興味深く読みました。

さすがに研究対象ともなると、ファミリービジネスとはいえ大企業が多いので、
そのまま中小企業に当てはまるわけではないものもありますが、
しかし、経営者のマインドのようなものは、共通する部分が多いのではないかと思いました。

「4Cモデル」なんて言うと小難しく聞こえますが、
Continuity、Community、Connection、Commandの組み合わせにより
ファミリービジネスが成り立っているというところは大納得。

やっぱり、家業の継続性というところを大切にされていますし、
家族的経営な温かみのある会社が多いです。
そして、近隣とのお付き合いを大切にし、使命感に燃えている。
うーん、まさに活力のある中小企業の姿のように思います。

最近、中小企業の方たちと触れる機会を重ねるにつれ、
中小企業という事業体の活力や、その経営の面白さのようなものを感じます。
私は、今は大企業の一員ですが、中小企業で働く自分を想像してみたりしちゃってます。

今号では、他に、無印良品の連載や、JINについてのケーススタディが面白かったです。


一橋ビジネスレビュー 2015年AUT.63巻2号: ファミリービジネス その強さとリスク一橋ビジネスレビュー 2015年AUT.63巻2号: ファミリービジネス その強さとリスク
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『一橋ビジネスレビュー62巻4号』
- 2015/03/22(Sun) -
『一橋ビジネスレビュー62巻4号』

特集は「デザインエンジニアリング」。

デザインに限らず、エンジニアリングの世界というのは、
機能設計の合理性や効率性を実現する着眼点、そして機能の追究に傾ける情熱が
非常に興味深い分野だと思います。

ただ、本誌のアプローチは、「デザイン」と「エンジニアリング」という対比において
それらを扱う「技術者」を語っているものが多く、ちょっと私の思っていた視点からはズレていました。

いかに両方を融合させた人材を育成するのか・・・・・という論点なのですが、
こういう議論が出てくるほどに、プロダクトデザインの世界において、機能美を意識しないことがあるのか?
ということが疑問でした。
一部のゲージュツヒンのような商品はともかく、普通の商品なら使いやすい形状は
当然求められる視点なのではないかと。

「デザイン」と「エンジニアリング」という2つの視点を意識しなければならないほどに、
この世界も分業化が進んでいるのかと思うと、残念な気持ちになってしまいました。

あと、今年のポーター賞受賞企業が掲載されていましたが、
アイスタイルとスタートトゥデイという2つのWEBサイト運営企業が表彰されていて
今という時代を感じました。

一方で、時を同じくしてYKKのファスニング事業が受賞しているというのも、
多様性に富んでいて面白いですね。


一橋ビジネスレビュー 2015年SPR.62巻4号: デザインエンジニアリング一橋ビジネスレビュー 2015年SPR.62巻4号: デザインエンジニアリング
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『一橋ビジネスレビュー62巻3号』
- 2014/12/29(Mon) -
『一橋ビジネスレビュー62巻3号』

今回の特集は「小さくても強い国のイノベーション力」。
どんな源泉にイノベーションの秘密が隠されているのか興味深々だったのですが、
「強い国」の定義が、各種ランキングによる評価を前提としていて、
なんだかそこに違和感が・・・・。

「イノベーション」の解を探すために、
数字で個性を消してしまいそうな統計(しかも評価基準が適切なのかも良く分からないもの)に
頼ってしまうところが、なんだか、このアプローチでは解に辿り着けないのではないかという
疑念を生んでしまいました。

というわけで、特集はイマイチな印象。

唯一、イスラエルについて分析した中東調査会の中島勇主任研究員の論文が面白かったです。
ま、これも、イノベーションという観点よりも、比較文化論的な意味での興味ですが。

他には、野中郁次郎先生の寄稿、青島矢一先生や吉原英樹先生の連載が面白かったです。

競争戦略論は、言い方は悪いが、「合法的なカルテル」を指南する学問

経営学が追究してきた生産性増大の工夫は、「人々が楽をするための工夫の総体」


こういう風に本音の解説をしてもらえると、
社会学部出身者として経営学のイケイケな熱意に対して感じてしまう距離感も、
縮まるように思いました。


一橋ビジネスレビュー 2014年WIN.62巻3号: 特集:小さくても強い国のイノベーション力一橋ビジネスレビュー 2014年WIN.62巻3号: 特集:小さくても強い国のイノベーション力
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『一橋ビジネスレビュー62巻2号』
- 2014/10/17(Fri) -
『一橋ビジネスレビュー62巻2号』

特集は「ベンチャーとIPOの研究」。
サブタイトルは、「なぜ公開後低成長に陥るのか」ということで、
結構面白そうな印象を受けたのですが、
収録された論文は、数字をいじって結論を導き出すという味気ないもの。

ま、こういう厳密な処理があってこその経営学なのでしょうが、
数式による分析を苦手とする身としては、入っていけなかったです。

ベンチャー企業の社長さんと、グロービス系の投資会社の代表が
米倉先生の仕切りで対談をしているのですが、これが面白かったです。
簡単にポンとお金が出るわけでもなく、
一回投資を断られたのに、きちんと課題解決を行って、もう一度申し込むなど
なかなか根性がないとできないことだと思います。
その間の運転資金を確保することさえ、困難なのでしょうから。

この対談のような、ワクワクするベンチャーの話が、特集でも読みたかったです。


一橋ビジネスレビュー 2014年AUT.62巻2号: ベンチャーとIPOの研究一橋ビジネスレビュー 2014年AUT.62巻2号: ベンチャーとIPOの研究
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『ビジネスケースブック3』
- 2014/09/28(Sun) -
一橋ビジネスレビュー編集部 『ビジネスケースブック3』(東洋経済新報社)、読了。

100円で売っていたので、第3巻でしたが買ってみました。
『一橋ビジネスレビュー』誌に掲載されたビジネスケースを再録したものです。

オリンパス、ファストリ、キリン、エーザイと、
あまりにも有名な大企業が並んでいたので、
正直、目新しさという点では、「読んだことがある話だな」という感想になってしまい残念。

ただ、ニュートーキョーが開発した食材発注システムの話は
初めて聞くものであり、しかも、オープンソースで開発したというところが斬新で、
非常に興味深く読みました。
やっぱり、ビジネスケースは、こういう自分にとっての「発見」「新知識」が嬉しいですよね。

あと、オリンパスのケースでは、公開セミナーにおけるディスカッションが付録されており、
いわゆる自分と同じ立場の「ビジネスケースを勉強の材料として読んだ人」の目線で
いろんな質問が投げかけられ、検討が加えられている様が面白かったです。
そういうところに着目するのか!という発見がありました。

ただ、残念ながら、この試みはオリンパスのケース独自のものだったようで、
他のビジネス・ケースでは試されていませんでした。
残念。


ビジネス・ケースブック〈3〉 (一橋ビジネスレビューブックス)ビジネス・ケースブック〈3〉 (一橋ビジネスレビューブックス)
『一橋ビジネスレビュー』編集部

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『一橋ビジネスレビュー61巻2号』
- 2014/07/30(Wed) -
『一橋ビジネスレビュー61巻2号』

先日参加したフォーラムの会場で、
東洋経済新報社の方々が書籍販売のテーブルを出されており、
そこで先着者にバックナンバーを無料配布してました!
残りあと3冊というところで、ギリギリもらうことができました。
ラッキ~♪

自分の仕事上の課題には直結しないテーマですが、
地方出身者としては、やっぱり地元の活性化というのは気になるもので、
各地の成功事例やチャレンジしている姿勢がいろいろ紹介されている論文には
興味を惹かれました。

もともと何らかの観光資源がある地域はともかくとして、
特にこれといって呼び物がない地方都市において
人を呼び集めるというのがどれだけ大変なことか、自分の地元を眺め、つくづくと感じます。
ケース紹介されている富山県南砺市の音楽祭の取り組みとかは、素晴らしいと思いました。
我が地元も三番煎じ、四番煎じではありますが、よさこいでの町興しを頑張ってます。

同級生が市議会議員をやっていたり、地元の商工会議所で頑張ったりしているので、
そういう友達と、この手の話をまじめにやってみるには、
三十代半ばという自分の年齢は、ちょうど面白い頃なのかもしれないなと感じました。


一橋ビジネスレビュー 2013年AUT.61巻2号: 地域から未来を創造するマネジメント一橋ビジネスレビュー 2013年AUT.61巻2号: 地域から未来を創造するマネジメント
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『一橋ビジネスレビュー61巻4号』
- 2014/04/19(Sat) -
『一橋ビジネスレビュー61巻4号』

視野を広げないといけないなぁ・・・・と思い、
定期購読することにしました。

その最初の号は、「顧客志向を問い直す」。

勤め先で、数年前から「品質」「顧客満足」という言葉が飛び交い、
高めるべき品質の内容を定義しようとしてみたり、指標化しようとしてみたり
いろいろ試行錯誤しているようですが、傍で見ている限り、全く形になっていません(苦笑)。

わたくし、その社内の議論の当事者ではないのですが、
聞かれたときに自分の考えを語れないのもどうかと思い、
本誌の特集で考えてみることにしました。それがきっかけで定期購読です。

特集論文で、青学の小野譲司教授が書いている「スマート・エクセレンス」が、
ちょうど当社の事業内容や、少数の正社員が多数の派遣社員を使うという要員構成からすると、
ヒントがたくさん詰まっているように感じました。

顧客の期待にどう応えていくかという真っ当な要素と、
もう一つは、従業員のモチベーションを上げるために何を目指して日々の業務に当たるかという
指標化や褒める基準というものの要素との、両方で示唆するものがありました。

上手く会社の計画の中に盛り込んでいけないか、
じっくり考えてみたいと思います。


一橋ビジネスレビュー 2014年SPR.61巻4号: 顧客志向を問い直す――いかに実践すべきか、顧客創造の新展開に挑む一橋ビジネスレビュー 2014年SPR.61巻4号: 顧客志向を問い直す――いかに実践すべきか、顧客創造の新展開に挑む
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