『オリエント急行殺人事件』
- 2014/05/03(Sat) -
アガサ・クリスティ 『オリエント急行殺人事件』(新潮文庫)、読了。

引き続き古典ミステリシリーズです。
クリスティ作品のBEST3には大抵ランクインしている本作に挑戦。

最初の50ページほどに苦戦しました。
登場人物紹介ということで、オリエント急行の乗客たちとどんどん接触するのですが、
短時間の間に、みんな怪しい行動をしでかすので、なかなか頭が整理できませんでした。

が、いざ、殺人事件が起こると、
現場検証、目撃者探し、証言集め等、次々と進んでいくため、
読み止めることが出来ませんでした。

そして、終盤になって、重大な嘘の指摘と、繋がっていく真実たち。
最後に迎えた結末は、これはお見事です。

本作が発表された当時の衝撃度は、
相当なものだったのではないかと思われます。

エンディングに関しては、
「それでいいのかっ!」と突っ込むことが出来ますが、
ま、これが、この時代のおおらかさなのかもしれません。

登場人物たちが、国際色豊かということで、
「イギリス人とは」「アメリカ人とは」「イタリア人とは」という
シニカルな批評がぽんぽん飛び出してきますが、
クリスティ作品医は、こういう面での面白さもありますね。


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『ABC殺人事件』
- 2014/04/26(Sat) -
アガサ・クリスティ 『ABC殺人事件』(ハヤカワ文庫)、読了。

いやぁ、面白かったです!
代表作の1つに数えられているだけのことはありますね。

まったく古さを感じさせず、非常にワクワクしながら読み進められます。

Aで始まる町で、Aという名の老婆が殺され、
Bで始まる町で、Bという名の乙女が殺され、
Cで始まる町で、Cという名の金持ちが殺され、
Dで始まる町で、・・・・・・・。

連続殺人、挑戦状のような予告の手紙、精神異常者による犯行が疑われる事態、
どれも非常に現代的な、ショーアップされた殺人事件を思わせます。
さらに、新聞メディアによるセンセンーショナルな報道や
犯行現場付近の住民たちの浮つき方など、
社会性をもった面での描写もあり、著者の視点の先見性を感じます。

中盤まで、「そういやぁ、ポアロさん、大した推理してないよなー」
なーんて思っていたら、終盤に大逆転がありました。

なるほどなぁ。

これなら、各章の合間に、犯人の描写をいれた効果も、高まるというものですな。

アガサ・クリスティ、恐るべし。

これから、きちんと読んでいきたいです。


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『晩餐会の13人』
- 2013/09/11(Wed) -
アガサ・クリスティ 『晩餐会の13人』(創元推理文庫)、読了。

何だか急に古典ミステリ・・・・・ということで、
アガサ作品でございます。
たまたま手元にあったので。

そんなに有名な作品ではないと思うのですが、
どんでん返し的にはイマイチでした。

時代の転換点を思わせるような捻りもないですし・・・・・。

推理小説にそれほど造詣が深くない身としては、
いささか単調な印象を受けました。
結果、読むのに時間がかかってしまいましたわ。


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