『経済のニュースが面白いほどわかる本』
- 2017/03/01(Wed) -
池上彰 『経済のニュースが面白いほどわかる本』(中経文庫)、通読。

近所のおばちゃんからドカ借りしてきた本の中にあった一冊。

基本的な経済用語について解説した本ですが、
一般的な経済入門書と池上さんの違いは何なのかなぁ??
と思いながら読んでみました。

味気ない経済用語の解説なのですが、
池上さんの場合は、用語の意味よりも、
なぜその用語が重要なのかという背景の説明に紙面を割くため
その用語の位置づけが理解できるという点で、
頭に入ってくるのかなと思いました。

ま、でも、あまりに初歩的な用語解説だったので、
読み飛ばしちゃいましたが(苦笑)。


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『おとなの教養』
- 2016/11/12(Sat) -
池上彰 『おとなの教養』(NHK出版新書)、読了。

東工大のリベラルアーツセンターで教鞭をとる著者が、
「現代のリベラルアーツ」として選択した7つの分野。

「宗教」「宇宙」「人類の旅路」「人間と病気」「経済学」「歴史」「日本と日本人」

「経済」とか「法律」とかいった学問分野から7つ選ぶのかと思っていたので
この並びを最初に見たとき、「?」と腑に落ちないところがあったのですが、
「自分がどこから来て、どこに行くのか」という観点で選んだジャンルだと分かり、
1つ1つの解説を読んでいく過程で、だんだんと得心できました。

著者の本は、単なる解説にとどまらず、
著者自身の価値観を反映させた評価を加えていくので、
その見解に対して賛否どちらであったとしても、
読んでいて自分の頭が刺激される感覚を味わえます。

時々ドキッとするような右寄りの意見を言いながらも、
ベースは左寄りのような印象を受ける不思議な人です。
上手くバランス取ってる感じでしょうか。

とりあえず、この本を押さえておけば、
初歩の初歩であるにしても、教養の世界の入り口に指をかけるところに
行けるのではないでしょうか。


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『池上彰の政治の学校』
- 2016/07/08(Fri) -
池上彰 『池上彰の政治の学校』(朝日新書)、読了。

参議院選挙だったり都知事選挙だったりで
政治の話題が盛り上がっているので、読んでみました。

さすが池上サン、冒頭から日本の政治のタブーとされる話題に
ズバッと斬り込んでくれています。
でも、当人はいたって冷静。
タブーはメディアが自主規制したり、反対に当然の知識として解説してこなかったりしたことを
分かりやすく解説しただけだというスタンス。

こんな風に開き直られちゃうと、当の政治家たちも
文句を言いにくくなっちゃうんでしょうね。

このあたりの駆け引きのセンスは、池上サン、非常に高い能力でお持ちだと思うのですが、
都知事選には出ないようで、このあたりの自分の立場を守る見識も
きちんとお持ちのようで・・・・・。

池上サンが本作で主張していた
「18歳から選挙権を!」は、今年から実現しているわけですが、
さて、日本人の政治センスの底上げにつながるでしょうか?
楽しみです。


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『先送りできない日本』
- 2016/01/15(Fri) -
池上彰 『先送りできない日本』(角川ONEテーマ21)、読了。

3.11の直後に書かれた本。

ただ、日本社会の諸問題を分かりやすく解説はしていますが、
3.11後に何かが変わったのか、もしくは3.11後にさらに何かの確信が強まったのかというのが、
あまり伝わってきませんでした。

というわけで、あんまり刺さってくるものがありませんでした。

自分の頭で考える・・・・となったときに
ちょっと池上さんの優し過ぎる解説では、頭が動くだけの衝動をもらえない感覚があります。
受け身なコメントであれですけど・・・・。


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『知らないと恥をかく世界の大問題』
- 2014/04/17(Thu) -
池上彰 『知らないと恥をかく世界の大問題』(角川SSC新書)、読了。

佐藤優作品の流れで、何となく積読だった池上作品に手を伸ばしましたが、
濃厚な理論構成の次に読むと、はやり物足りなく感じてしまいました。

今の世の中で起きている事象について分かりやすく解説はしてくれますが、
「何が」という表面的なところが中心となり、
「なぜ」の掘り方が弱く感じてしまいます。

きっと池上氏の頭の中にはあるはずだと思うのですが、
読者層を気にしてか、自分に求められているものに忠実なのか、
どうしても著作になると、分かりやすさ重視になってしまうところが物足りないです。

テレビが与えた「お父さん」という役割を脱皮するのは、
相当に大変なことなんだなぁと感じました。


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『日本の1/2革命』
- 2014/02/15(Sat) -
池上彰、佐藤賢一 『日本の1/2革命』(集英社新書)、通読。

対談です。

フランス革命などの世界の転換点となった革命に比べ、
日本の転換点は、前半で終わってしまう「1/2革命」であるというテーマで
歴史から現在の政治までを語っています。

対談相手が、西洋史をテーマに小説を書いている佐藤賢一氏だったため、
対談の前半はフランス革命の話が中心です。

どうも私、フランス革命に限らず、
世界史で学ぶ革命の思想なり行動様式に共感できません。
それはきっと、この本で言う「1/2革命」側の文脈にどっぷり浸かっていて、
「1/2革命」の方が合理的だと思っているからだと思います。
それは、先日読んだ『日本辺境論』とも通じるものなのですが。

先のことなど考えていない民衆が、勢いだけで政権を倒してしまうという
その無防備さ、無計画さに共感ができないのだと思います。
だからこそ、明治維新や敗戦後の復興における日本人の強さが色鮮やかになるのですが。

というわけで、フランス革命側を軸に話が展開するこの対談は、
流し気味に読んでしまいました。
やっぱり、頭では理解できても、共感できないストーリーは読みにくいものです。

そして後半は、今の日本の政治との比較ということで、
出版当時の、自民党政権から民主党政権への政権交代と
フランス革命を比較して論じています。

今から振り返ると、たとえ1/2であっても、
フランス革命と比較するなんておこがましい限りですが・・・・(爆)。

というわけで、後半も共感が持てず、結局全編流し読みに(苦笑)。


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『伝える力』
- 2014/01/22(Wed) -
池上彰 『伝える力』(PHPビジネス新書)、読了。

超ヒット本でございます。

何より読みやすいので、まさに「伝える」という技術を
そのまま本文に使っています!という感じの本です。

しかも、ゆったりと教え諭すようなまろやかな文章なので
読んでいて心地よいです。

しかし、時には、「専業主婦には社会性がない」的な指摘をぶち込んできて、
なかなか油断できない作りになってます(笑)。


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『池上彰の宗教がわかれば世界が見える』
- 2013/08/17(Sat) -
池上彰 『池上彰の宗教がわかれば世界が見える』(文春新書)、読了。

島田センセの本
を読んだ流れで、今度は池上センセの宗教本をば。

仏教、キリスト教、イスラム教、神道の宗教家や学者との対談集ですが、
トップバッターは全体を語れる人として、島田センセが登場。

インタビュー中にもオウムの話に自ら触れていましたが、
当時、まだ中学生~高校生だった私は、島田センセが何を語り、
どのような批判を浴びたのか分かっていません。
最近、いろいろ著作を出したり、このような対談に呼ばれたりと、復活の感があります。
この問題の事実関係については、一度きちんと調べないといけませんね。

島田センセの主張には、様々な宗教や宗教家に対する意見や批判が盛り込まれているので
きちんとスタンスを理解して読まないと、歪んだ感想を抱いてしまいがちです。
今回の対談で感じたのは、既存宗教への批判的な意見と、新興宗教への期待感です。
特に、仏教が、現代の日本人に対して与えている影響や活動の実践内容に
大きな不満を持っているように伝わってきました。
それに対して、新興宗教は、当然、信者獲得活動や教義の布教にも一生懸命ですから
その活動意欲のようなものを強めに評価しているのかなと感じました。

この姿勢は、オウムのような非合法活動を行う組織が出てきたときには、
目が曇ってしまうかもしれませんね。
教義や実践だけを評価の対象として見ていると、
おかしな部分に目が行かなくなるのかも。
ま、島田裕巳問題は、いずれ何とかしたいと思います。

それ以外の宗教家との対談は、オーソドックスな内容でした。
池上センセらしく分かり易くまとまってはいますが、
もう少し具体的な例や場面(たとえば3.11など)に特化して、
それぞれの宗教がどんなスタンスで考え、活動を行っているのかを
突っ込んで比較してほしかったなというところです。

最後の養老センセとの対談は、やや宗教というものを突き放して評価していて、
これはこれで面白かったです。
そう、結局、今の人生を送る一個人としては、「死んだらおしめえよ」なんですよね。


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『日本の選択』
- 2013/07/22(Mon) -
池上彰 『日本の選択』(角川ONEテーマ21)、読了。

半年前に出版されたばかりなのに、
もう100円コーナーに置かれていたので、買ってきました。

民主党政権から自民党政権に代わったばかりの頃に書かれているので、
基本的には、今も議論中の問題ばかりを扱っています。

どの問題も分かりやすく解説されていますが、
物足りないのは、解説で終わってしまっているところ。
あまり著者の強い主張は感じられません。

もともとテレビで重宝された理由が、
その分かりやすい解説力ですから、解説重視の著作が求められるのは仕方がないのですが、
やはり、「本音の部分で著者は何を思っているのだろうか?」というところが
気になります。

というか、この本を読んでいて不安に感じたのは、
池上氏のファンや読者は、彼の解説により理解した後にどんな行動をしているのか?
という疑問が湧いてきたのです。

日本人の特徴として、社会問題を知りたい、理解したいという欲求は非常に強いのに、
理解すればそれで満足してしまう人が多いのではないかと思います。(私もその一員)
他人よりも詳しく理解している自分に満足して終わりというか・・・。
そこから、「自分の意見を考える」というステップに入る人が少ないように感じます。

著者の解説は、物事の理解を進めるのに、多くの人の役に立っているのは間違いないのですが、
果たして、自分の意見を持ち、行動する日本人を生み出すことに
どれだけの効果をもたらしているのか、知りたくなりました。

また、著者の解説ではなく、本気の主張が読んでみたいです。
出身母体の特徴からしても、無理なお願いなのでしょうかね・・・・。


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池上 彰

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『ここが日本の問題点』
- 2010/12/18(Sat) -
池上彰 『ここが日本の問題点』(青春文庫)、読了。

池上本は2冊目ですが、本作は内政問題を中心に取り扱っています。
ニュース解説の枠内に収まったものが多くて、
前回、国際政治問題についての本を読んだ時ほどの衝撃はありませんでした。

ま、内政問題については、本でも新聞でも雑誌でも
いろんな人が言いたい放題の論陣を張っているので、
今更新しい視点が飛び出してくるというのは無さそうです。

それに比べると、やはり外交、特に中国問題なんかは
意見を丸めてしまったり、もごもご誤魔化したりする人が多い中で、
池上父さんはスバっと言ってくれるので、気持よいですよね。

今後は、国際問題の本に絞って読もうかな?


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