『アフター・アース』
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- 2014/09/07(Sun) -
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『アフター・アース』
ウィル・スミス親子の共演もの。 ジャンル的にはSFアクションですか? 人類が地球をダメにして、外へ脱出。 でも、脱出先の星には怪獣がいて、再び滅亡の危機。 それを救ったのはスミス父。 平和が保たれた世界で父の後を追ってレンジャーになりたいが落第するスミス子。 そんな2人が、父の次の任地へ向かう途中で、嵐に遭って遭難する・・・・・そこは地球。 内容は、父が見守る、息子の成長譚なのですが、 SFものにした設定が、ことごとく活かされていないという噴飯物。 いや、シャマラン派の人は、それを楽しむのかしら? 私はそこまで映画マニアではない・・・・。 人間の恐怖に反応する怪獣とどう対峙するのかという主要課題の前に、 青々と木々が茂っているのに酸素濃度が低いとか、毎晩凍結するとか、 現代から1000年も経っているのにむしろ退化しているかのような動物たちとか、 昭和な感じが漂うレトロな宇宙船内とか、 息子キタイ=期待?、娘センシ=戦士?日本語由来も深い意味はないとか、 なんか、いろいろ突っ込みどころが多くて、メインストーリーが頭に入ってきませんわ(苦笑)。 毎日の食事はどうしてるんだろうとか、 スミス父のいる場所は夜間凍結しないのだろうかとか、 地球って、意外と住みやすそうじゃんとか・・・・・。 スミス父も、スミス子も、恐怖を克服した理由が分かりにくい! なぜ、その展開で恐怖を消せるのか意味不明。 最後に、スミス子は、これで晴れて恐怖心を克服し、 レンジャー(というか将軍職の後継?)になれたのかもしれませんが、 この物語だけを切り出してみると、単に遭難して救助されただけで、 人類にとって何の貢献もしてない(というか同乗者の人命含めコスト支出多大)という 付加価値ゼロの物語ですよね。 うーん、シャマラン映画、難しいです・・・・。 あと、ウィル・スミスって、こんな顔でしたっけ?
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『スチュアート・リトル』
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- 2013/07/21(Sun) -
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『スチュアート・リトル』
アニメ作品と思ってたら、リアル世界との合成なんですね。 何も知らずに見てしまいました(苦笑)。 養子をもらおうと、児童養護センターに出かけて行ったリッチマンの両親。 そこには元気な子供たちがたくさんいたが、気に入ったのはネズミ・・・・って、 ネズミが孤児としてセンターに引き取られていることや、そもそもしゃべることや、 ネズミを家族にしようとすることなど、あらゆる疑問をすべて無視して すんなり家族の一員となってしまうスチュアート。 この強引な展開に、逆に惚れてしまいましたわ(爆)。 唯一、自分の弟がネズミであることに拒否反応を示すジェームズ。 当たり前や! なのに、その拒否反応も控えめ。お上品なご家庭ですね。 本作の見どころは、家族愛よりもネコvsネズミの、 トムとジェリー状態の駆け引きでしょう。 今も昔も、ネズミの方が優秀というせっていなのかしら? ネズミはCGなのに、ネコはリアル。 むしろ、ネコの演技に惚れ惚れ。 そして、宮崎作品でもそうですが、やっぱり「動き」が美しい作品は 見入ってしまいますね。本作ではスチュアートの動きと表情が秀逸。 てなわけで、目で楽しませてもらいました。 ストーリーは、ま、最初から最後まで荒唐無稽ですので 動きの理由づけ程度に思えば、こんなもんかなと思います。
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『デビル』
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- 2013/05/18(Sat) -
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『デビル』
ナイト・シャマラン監督のアイデアを、若手たちが映画化するプロジェクトの 第1弾作品だそうです。 シャマラン監督作品と間違えてました(苦笑)。 ただ、作品としては十分面白かったです。 高層ビルのエレベーターに閉じ込められた5人。 互いを知らない中で、不信感を煽る出来事が立て続けに起こり、 疑心暗鬼はMAXに。そして人間の攻撃的な感情がむき出しになった時に 5人の中の1人が死ぬ・・・・。 冒頭から、悪魔の関与を疑わせる説明が続くので、 見ている側としては、犯人捜しよりも悪魔の登場の仕方の方が気になるのですが、 実際に当事者としてエレベーターの中に居合わせたら、 目の前の誰かが殺人鬼で、しかも逃げ場がないという極限状況。 このハラハラ感を上手く見せていたと思います。 また、ホラーが苦手の私でも、目を覆うことなく見られる程度の映像で、 しかもドキドキさせてくれるのですから、バランスのとれた良作だと思います。 最後は、なんだか上手くまとめられてしまった感があり、 もうひと捻り欲しいとも思いましたが、あんまり無茶しない方が無難ですかね。 あと、いくつか、意味深な台詞や行動が未回収になってるのは不満。 ま、それは、親分のシャマラン監督作品でも感じたことなのですが(苦笑)。 そして、捜査現場の指揮を執る捜査官は、警備室のモニターの前から離れちゃいかんと思うぞ。
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『サイン』
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- 2012/07/22(Sun) -
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『サイン』
あんまり宇宙人侵略モノって得意ではないのですが、 (ミドリのヤツが登場するまでのハラハラ感が耐えられん・・・・) いろんな意味で評判なので本作は見てみました。 結果、う~ん・・・・・。 前半のもさっとした展開のせいで、 後半の急激な展開にドキドキ、終盤は、どんな飛び出し方をしてくるのかと思うと ろくに眼を開けていられませんでした(←超怖がり)。 なのに、なのに、 ここまで耐えて観た結末がアレかよーっ!(怒) 信仰云々の話はまあ良いですわ。 あれだけたくさん飛来していた宇宙船が逃げ帰ったのはなぜ? 中東で見つかったという撃退方法って何?? あのダンスは何なの??? 謎ばっかり残りました。 それとも、素直に、アレが苦手だから、 たまたま中東で分かったから、 喜んだだけ、 ってこと??????? ドキドキの後の、このモヤモヤ、どうにかしてくれぇ~。 あ、あと、アビゲイルちゃんが天才なのは分かった。
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