『ザ・エージェント』
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- 2019/02/26(Tue) -
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『ザ・エージェント』
アメリカのスポーツ・ビジネスにおけるエージェントが主人公ということだったので、 切った張ったの一流エージェント同士の駆け引きが見られるのかと思いきや、 恋愛要素の方に傾いていってしまい、私的には面白くなかったです。 まぁ、トム・クルーズの相棒役がレニー・ゼルウィガーという時点で、 その展開は見えていたのですが・・・・・。 大手代理店に勤務し、多くのエージェントを担当していた主人公は、 その金儲け第一主義な業務内容に嫌気がさし、 全米のエージェントが集まる会議の会場で、業界の改革案をぶち上げます。 ・・・・・・・当然、クビ。 しかも、担当顧客も失って一文無しの状態に。 ここからラブコメ路線まっしぐら。 私が見たかったビジネスコメディは、クビ直後のクライアントの奪い合いのシーンで 若干見られたものの、主人公は情緒に訴えかけるだけで説得力なし。 そりゃ、みんな、組織力と資金力のある代理店の方に流れますわなぁ。 この前半の流れで、私の中では、主人公は実績の伴わない 自信過剰なエージェントという風に格付けされてしまったので、 共感できず、応援する気にもなれず。 レニー・ゼルウィガーは、イメージ通りの、 ちょっと空気の読めない芋っぽい女の子そのものの役で、目新しさなし。 そんな2人がビジネスでコンビを組んでも上手くいくわけがなく、 また私生活でカップルになっても、明るい未来が待っているわけでもなく。 唯一クライアントとして残ってくれたNFL選手も落ち目な感じで、 なんだか閉塞感・・・・・・と思っていたら、最後は起死回生のラッキーな展開で 全てが丸く納まるというラブコメ路線大爆発。 うーん、もうちょっと社会派の要素を入れてほしかったなぁ。 |
『TAPS』
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- 2018/03/24(Sat) -
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『TAPS』
米軍の陸軍幼年学校における青春劇・・・・・って、全然興味が湧かないテーマ(爆)。 実家にあるDVDをブックオフに売ってしまえということで、 一応、見ておこうかな・・・・・という程度で見始めました。 結果、話についていけず。 冒頭、陸軍幼年学校の様子が、卒業式の日を軸に描かれていきますが、 そもそも、この世界観に入っていけませんでした。 やっぱり、軍隊っていう空間は、その国の文化が凝縮されてますよね。 ちっとも素敵な世界に見えなかったです。 もしこれが、防衛大学校の卒業式だったら、もっと気持ちを込めて見れたと思うのですが。 実はこの陸軍幼年学校、廃校が決まっており、あと1年の運命。 その事実がオープンにされた卒業パーティの夜、地元のチンピラたちとトラブルを起してしまい、 不運な事故から死者が出る羽目に。 ショックを受けた校長は心臓発作を起こし、 校長を尊敬していた生徒たちは、学校に立て籠もることに・・・・・・って、おーい! この展開がどうにも理解できなかったのですよ。 なぜそこで武装蜂起なのか。 確かに校長はスピーチ内で、廃校に対して戦おう、抵抗しようと呼びかけていましたが、 かと言って、武装蜂起することで問題が解決するとはとても思えません。 優秀そうなモアランド少佐のする判断が、こんな内容とは・・・・・。 反発する生徒がドワイヤーぐらいで、みんな同調してしまうという幼さが怖いです。 校長の学校に対する愛が歪んでいるなら、 生との校長に対する愛も歪んでおり、 こんな思想の人たちが米国陸軍を形成しているのかと思うと、 ちょっと引いてしまいました。 俳優陣としては、 主人公のティモシー・ハットンという役者さんは恥ずかしながら知りませんでしたが、 若き日のトム・クルーズやショーン・ペンが出ていて、光ってました。 トム演じるショーンは、血気盛んというか、好戦的な軍人を描いており、 その狂気が恐ろしかったです。 上手く演じていたということなのでしょうが、気味の悪さが後味悪かったです。 ショーン・ペンは、雰囲気に飲み込まれていく生徒たちの中で 冷静に状況を見ているドワイヤーで、格好良かったです。 アメリカ人が見たら、もっと楽しめる映画なのでしょうかね。 私は、米軍への不安が募ってしまう映画となってしまいました。
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『M:I2』
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- 2012/11/03(Sat) -
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『M:I2』
大ヒット映画でございますが、 なんだか、しらけてしまいました・・・・。 だって、アクションの動き、変ですよ。 OPのグランドキャニオン的な場所でのロッククライミング。 滑落しそうになってから体勢を立て直すまでの動き、不自然過ぎでしょう(苦笑)。 少なくとも、あんな手順で体勢立て直すなんて、判断おかしいでしょ。リスキー過ぎ。 OPでリアリティの無さにひいてしまったため、 その後のストーリー展開にも付いていけず・・・。 その道具便利過ぎだろとか、変装なんでもありかよとか、 1つ1つに突っ込みたくなってしまいますが、 何よりも凄かったのは、ストーリーの薄っぺらさ。 スパイものにあるべきサスペンス要素がゼロですよ。 最初に、悪役の計画を見せておいて、実は裏にはこんな悪巧みが・・・・ という展開なのかとやや期待したのですが、私がバカでした。 トム・クルーズの過剰な演技とジョン・ウーの過剰な演出に胃もたれ。 この舞台設定&キャスティングにジョン・ウーは合わないだろうに、 なぜ、オファーしちゃったんでしょうか・・・。
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『コラテラル』
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- 2007/10/21(Sun) -
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『コラテラル』(2007年10月21日EX放送)、視聴。
意外と面白かったです。 テンポよく物語が進んでいくし、 面白いカットもあって、観ていて楽しかったです。 トム・クルーズの悪役、「クールでカッコいい・・・」 という前に、「やっぱトム・クルーズって、頭デカイよなぁ」なんて 余計なことを思ってみたり。 ターゲットおよびターゲットの障害となるものに真直ぐに銃口を向け、 躊躇いなく引き金を引く。それも2度3度。 殺し屋の冷酷さが、さすがサマになってます。 タクシー運転手マックスが殺人事件に巻き込まれ、 次第に性格が変わっていく様子も見せてくれます。 俳優2人のぶつかり合いが、よい作品に仕上がっていたと思います。
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『カクテル』
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- 2007/05/04(Fri) -
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『カクテル』(2007年5月4日 Movie Plus放送)
実家に帰ると、ケーブルテレビが見られるので、テレビ三昧です。 朝起きたら、『カクテル』をやっていたので、 ぼーっと観てました。 トム・クルーズ、若いねー。 物語は単純明快なんだけれども、 カクテルを作っているシーンを見ているだけで楽しめます。 かっこいいね。
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