『ビッグ・ボーイズ』
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- 2013/04/07(Sun) -
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『ビッグ・ボーイズ』
1年間に見た野鳥の数を競う競技「ビッグ・イヤー」で ディフェンディング・チャンピオンと挑戦者2名による闘いを描いた作品。 ジャック・ブラックとオーウェン・ウィルソンの共演で、 しかも「1位」を目指して死闘を繰り広げるという内容なので、 もっとドタバタ系コメディなのかと思ってました。 しかし、ここにスティーブ・マーティンが加わることで、 挑戦者の家族の支援または反対という場面も見られて、 なかなかハートフルな感じの作品に仕上がってました。 そう、趣味に入れあげるのって、家族持ちだとなかなか大変ですよね~。 ダイビングをやってても感じます。 結婚して海にあんまり来なくなった人、もしくは家庭を顧みずに海に来続ける人(苦笑)。 空と海とで違いはあれど、 珍しい生き物に出会ったときの感動は、鳥も魚も一緒だと思います。 なので、非常に共感を覚えながら見ることができました。 「海水浴場にサメが出た!」なんてニュースを見たら、週末に行っちゃいますもの(笑)。 ただ、本作の舞台になったビッグ・イヤー的なイベントは、 ダイビングの世界では聞いたことがないので、新鮮でした。 (私が知らないだけかもしれませんが・・・) きっと、「野鳥観察」という「鳥」という生き物が出発点のスポーツと、 「海中潜水」という「海」という場所が出発点のスポーツの違いなのかもしれません。 実際に、ダイバーでも、生物よりも地形が好きという人は多いですから。 ただ、1年間に723種を見るという記録が凄いことは良くわかります。 私が海で写真を撮るようになって8年ぐらいたちますが、 それでようやく写真に収めた魚の種類は395種ですから。 写真に撮り損ねたものや、意識せずに視界に入っているはずの魚も当然いますが、 意識しなけりゃカウントできないのは鳥も一緒ですからね。 ストーリーは王道、ギャグも大したパンチなし、 これと言って印象に残る演出もないのですが、 なんだか心が温かくなる作品です。
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『ガリバー旅行記』
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- 2012/08/19(Sun) -
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『ガリバー旅行記』
もう、ジャック・ブラック最高!! とエンディングを楽しみ、さてさて感想を書くか・・・と 情報を取りにYahoo!映画をみたら、評価が低くてビックリ。 えーっ!と思ったら、3D公開だったということで納得。 だって、ジャック・ブラックの世界観って、3D関係ないでしょ(爆)。 3D映画を目当てに観に行った人は、 そりゃ、ガッカリするでしょうよ。こんなオチャラケた映画(笑)。 私にとっては、そこが良いところなんですけどね。 ガリバー旅行記の舞台設定を借りながらも、 内容はいつものジャック節。 大ヒット映画をネタに、映画やファンを愛情をもって馬鹿にするバランス感覚が最高。 「ガバター」って(爆)。 ロック音楽がキーになっているのも、 こういうバカバカしい話を締めくくるにはもってこいの小道具です。 エンディングのダンスシーン、好きでした。 あんまりアメリカでも興行が振るわなかったようですが、 これからもジャック節で行って欲しいなぁ。
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『カンフーパンダ2』
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- 2012/08/15(Wed) -
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『カンフーパンダ2』
安定した内容で、安心して観ていられます。 前作で、「なぜパンダの父親がガチョウなんだろう?」という疑問を 抱かなかった自分も自分ですが、その謎解きが今回のテーマ。 ま、謎と言うほどの謎はなく、至って王道な展開です。 ギャグも、そんなにパンチの効いたものはなかったように思いましたが、 子供が楽しめるという点では、こちらも安定感抜群。 カンフーの動きは美しく、 また、カンフーを支える東洋思想の取り込み方も、 そんなに違和感を感じさせない出来栄え。 惜しむらくは、またもやジャッキーの台詞が少なかったこと(哀)。 というか、キャラがあんまり立ってないのが残念。 シーフー師も、今回はあくまで導く役であり、控えめです。 悪役の声が誰なのか分からなかったのですが、 ゲイリー・オールドマンだったんですね。 そう聞くと豪華だけど、声の感じは何だか重みが足りないような印象。 うーん、アニメには合わないのかなぁ・・・。
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『スクール・オブ・ロック』
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- 2012/02/05(Sun) -
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『スクール・オブ・ロック』
音楽モノのコメディって、見ていて楽しいので、無条件に好きです(笑)。 特に、ロックは、ロックバカっぷりが面白くて、ツボ。 本作では、バンド・バトルでの優勝を夢見ているのに、バンドからクビを言い渡される始末。 友人の代用教員になりすまして、派遣先の小学校で生徒たちを騙してバンドを結成。 バンド・バトルへの出場を目指す・・・・・って、 文章にしてしまうと、とことん音楽モノの王道ストーリー。 ま、実際に、ストーリーとしてもその通りに進むのですが。 舞台となる小学校が、エリート私立校というのがミソ。 真面目な生徒たちは、クラシックという形で音楽の素養があり、 ノリはともかく、楽器の演奏はできます。 あとは魂を入れるだけ! ここでのロックバカによる演説がいいんですよね~。 言われたままに清く正しく生きる人生ではなく、反抗しろ!と。 ただ、やみくもに反抗するのは、形だけで中身の無い偽のロック。 そうではなく、自分の頭で考え、心の底から願い動くことが本物のロックだと。 そんな台詞はありませんでしたが(苦笑)、 私なりに、彼が言っていることを理解しようとしたら、こうなりました。 でも、心を動かされる熱意は、十分に感じられました。 子供たちは、大人の熱意や真剣さをきちんと感じ取っていると思います。 本気でロックを信じている彼の言葉だからこそ通じたのだと。 学校の校長先生も、良いキャラでしたわ。 教師陣や保護者たちは、ストーリーに邪魔にならない程度に取り扱っていて、 変にサブストーリーを膨らますのではなく、本筋だけに絞ったのも 演出的に見やすいと思いました。 もちろん、最後のステージは、お見事。 歌詞も演奏も教室の時よりパワーアップしてました。 何よりも、子供たちの楽しそうな姿が良かったです。 音楽を知ることで、だんだんと目が輝いていく様子が、上手く作品の中に描けていたと思います。
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『ウォークハード』
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- 2010/01/09(Sat) -
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『ウォークハード』
架空のロッカーの一生を追ったコメディ映画。 シニカルなギャグが多くて笑えるのですが、 ちょっとメインストーリーに捻りがなかったかな? あっさりと物語が進んで行ってしまって、刹那的な笑い印象。 ただ、ボブ・ディランとビートルズのくだりには爆笑。 アニメ世界にトリップしちゃったよ(笑)。 あと、主演のジョン・C・ライリー、歌うまい! 聞いてて気持のよい歌声でした。
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『カンフーパンダ』
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- 2009/09/23(Wed) -
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『カンフーパンダ』
CGで見せるカンフーアクションは、 人間にはできない超絶技巧で、面白いですね~。 また、動物たちの特徴が上手くアクションに活かされていて、 そのあたり、ドリームワークスは上手いですよね。 主人公はもちろんパンダなのですが、 私の中では、ダスティン・ホフマン演じる師匠がメインでした。 過去の罪と、現在の試練への挑戦、そのベースにある師への信頼。 東洋的な思想も違和感なく盛り込まれていて、 物語としても面白かったです。 心残りは、ジャッキーの活躍があまりなかったこと (ToT) アンジーやルーシー・リュウにはたくさん台詞があったのに・・・・・。 ジャッキーの肉弾アクションが見たくなっちゃったなぁ。
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