『キス&キル』
| ||
- 2012/04/19(Thu) -
| ||
『キス&キル』
このコメディセンスが、受け付けられませんでした・・・・・。 なんと言っても、脚本にガッカリ。 ニースでの出会いのシーン、 CIAの暗殺要員が、素敵な女性と恋をして、足を洗う決断をする。 全然、キャサリン・ハイグルが素敵に見えなかったんですよねぇ。 世間からちょっとズレた箱入り娘という設定だったのですが、 会話の飛び具合や冗談の内容からして、相当ズレてますわよ(苦笑)。 そんな彼女を見て、「普通の生活がしたい」と思ったCIA要員も、これまたズレてるわ。 脚本が、コミカルに描こうとして、空回りしているように感じました。 ちょっと描写や展開が極端過ぎ。 後半になると、アシュトンが命を狙われる羽目になるのですが、 次から次へと繰り出される賞金稼ぎたちは、 みんな近所の住人や職場の同僚たち・・・・・これって(爆)。 賞金が2000万ドルという破格さもリアリティがないのですが、 町中で顔見知りたちが殺しあう姿って、正直、笑えません。 アシュトン、もうちょっと作品を選んで出てくれよぉ~。
|
||
『バタフライ・エフェクト』
| ||
- 2012/02/25(Sat) -
| ||
『バタフライ・エフェクト』
映画の導入部では、 『バタフライ・エフェクト』なんて繊細なテーマを名づけながら、随分、雑な見せ方だなぁ・・・・・ と感じてしまったのですが、後半の怒涛の展開の中ですの理由が分かりました。 こりゃ、凄いわ。 途中、ちょっと意味が分からなくなってしまうのですが、 忍耐強く待つと、一気に、その意味がわかるようになります。 まさに、目の前が開ける感じ! それからは、次の展開が気になって仕方ありません。 その期待に応えるかのように、まさにノンストップ。 最後は、それまでのドロドロの展開が嘘かのような(苦笑) キレイなエンディングにまとめて、めでたし、めでたし。 非常に上手い作品でした。 ところで、ディレクターズカット版のエンディングは違うみたいですね。 ネタバレしているページで筋だけ読んだのですが、 これは、さらに劇場版の上を行く凄さでした!!
|
||
『バレンタインデー』
| ||
- 2011/12/25(Sun) -
| ||
『バレンタインデー』
バレンタインデーの1日を、15人の登場人物たちを通して描いた作品。 (今日はクリスマスなのに・・・・苦笑) てんやわんやの出来事を、よくぞまあ、2時間に収めたなというほど、 構成力が高い作品だと思います。 誰が、誰と、どんな関係にあるのか、次第に分かっていき、 すんなりを頭の中に整理されていくんです。 最後のジュリア・ロバーツのシーンで、全てのパズルがはまり終わって、 気持ちよく見終えることが出来ました。 それにしても、米国におけるバレンタインデーの意味合いが、 こんなに重いものだとは思っていませんでした。 たしかに、これでは、予定が無い若者は悩んじゃうわ(苦笑)。 一番気持ちよく笑えたのは、”Hate Valentine’s Day Party”が 大賑わいになっていくくだり。 「バレンタインデーは愛の日」と目の色変えていた人たちが、 取り繕うのを止めて、本音をさらけ出し、素直にパーティを楽しむ。 このシーン、好きでしたわ。 アシュトン・カッチャーとジェシカ・アルバの関係は、 「合わないとみんな気づいているのに、幸せでのぼせ上がってしまう彼氏(彼女は冷静)」という あー、そういうのよくあるよね・・・的なもので、こちらは苦笑い的に笑えました。 そう、愛の日を描いている割には、結構、辛らつな現実を突きつけてくるんですよね。 シニカルに笑えるけれども、最後、きちんとそれぞれに救いも与えて、 上手くまとまっていました。 俳優陣は豪華過ぎるほどの面々。 なぜに、こんなに集めちゃったの??と問いかけたくなるほど。 15人も登場すると、1人あたりのエピソードは短くなり、 「この俳優さんの描写はこれで終わり???」と拍子抜けしてしまうシーンがチラホラ。 そこだけ、勿体なかったですね。 一番割りを食っていたのは、ジェシカ・アルバだと思います。 彼女の内面については、ほとんど描かれることなく終わり。 彼氏を不幸のどん底に落としておいて、作品中で言い訳の機会を与えられていないのは ちょっと可哀想だなと思いました。
|
||
『最後に恋に勝つルール』
| ||||
- 2009/11/27(Fri) -
| ||||
『最後に恋に勝つルール』
う~ん、イマイチ主人公2人に惹かれず、 出会いと別れを繰り返しても、ワクワク感が少なかったのが残念です。 出会いのシーンで、オリバーがモロ世間知らずのニートみたいな雰囲気で どうにもこうにもイケてなかったのが印象良くなかったのかナ。 そして、エミリーは、結構トンガッテて面白い女の子だったのに、 年を経るごとにどんどん所帯じみてく感じがこれまた残念で。 オリバーは、仕事を持ってから覇気が出てきたので、 このアンバランス感が、意図的にそう演出しているとはわかっても モヤモヤ、イライラしてしまいました。 で、一番印象に残ったのが、 男も女も年を経ると、どこかで妥協をして、常識人になり、世間に引っ張られ、 それを隠すために理屈っぽくなるんだということ。 これは、軽~い感じのラブコメの中で痛いところを突かれた感じで、 ずしーんと来ましたね。
|
||||
『べガスの恋に勝つルール』
| ||||
- 2009/10/14(Wed) -
| ||||
『べガスの恋に勝つルール』
気づいたら、途中で寝てました(苦笑)。 キャメロンにはぴったりのハイテンションな役でしたが、 ストーリーにいまいち引き込まれませんでした。 嫌がらせの応酬は面白かったのですが、 もうひと捻り会話の応酬が欲しかった感じです。 脇役も、もう少しうまく使ってほしかったな。
|
||||
| メイン |
|