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『乱調文学大辞典』
- 2008/01/22(Tue) -
筒井康隆 『乱調文学大辞典』(講談社文庫)、読了。

ビアスの『悪魔の辞典』を読んでみたくて、古本屋でずっと探しているのですが、
なかなか100円では売ってません。

というわけで、筒井作品をば。

有名作家がわんさか登場するのが筒井作品のオリジナリティ。
田中小実昌さん、おいしいなぁ・・・・・。

そして、【注釈】の項目で、
「これを読まなきゃわからないやつは、読んだってわからない」に納得!
最近の古典は、無意味な注釈ばかり増えて、本文を邪魔してる!!


乱調文学大辞典 (講談社文庫 つ 1-3)
乱調文学大辞典 (講談社文庫 つ 1-3)筒井 康隆

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『農協 月へ行く』
- 2007/07/22(Sun) -
筒井康隆 『農協 月へ行く』(角川文庫)、読了。

「筒井康隆vs農協となれば面白いに違いない」と思い買ってきた作品。
しかし内容は、「農協」というよりは「土地成金の農民」の
ニュアンスが強かったように感じました。
異星人とのファースト・コンタクトが成功した理由に笑。

他の収録作では、「日本以外全部沈没」が面白かったです。
避難してきた各国のパワーエリートたちが、日本のバーに終結しているなんて
設定がくだらなさすぎです。

「村井長庵」は、筒井ワールド王道だとわかっていても
ここまで「人間のあさましさ」を描かれると、読んでいて気持ちが悪かったです。

農協月へ行く (1979年) (角川文庫)
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『わが良き狼』
- 2007/03/04(Sun) -
筒井康隆 『わが良き狼』(角川文庫)、読了。

キョーレツな印象を受ける作品は無かったのですが、
「夜の政治と経済」では、「こういう作品も書くんだ・・・」と
意外に思いました。

客間でベトコンとアラブの兵隊が局地戦を開始するという
無茶苦茶な設定の「わが家の戦士」が一番面白かったです。

また、「わが愛の税務署」「走る男」などは、筒井作品らしい香りが漂ってます。

表題作「わが良き狼」は、思いの外、哀愁漂う作品でした。

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わが良き狼筒井 康隆

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『くたばれPTA』
- 2006/08/05(Sat) -
筒井康隆 『くたばれPTA』(新潮文庫)、読了。

「会計の入門書読むのも、もうこれぐらいで一段落つけようかな・・・」
なんて思い始めて、
「小説を読みたいな・・・」
で、手軽に読める短編集を手に取りました。
それが筒井作品だったのは、反動ありすぎかな?

昭和40年代の作品が収録されていましたが、
ほとんどの作品が時代のギャップを感じさせないものでした。

ただ、「蜜のような宇宙」で、2101年を描写して
「コンピュータは、それほどめずらしいものではなくなっている」
としているのは、サスガの筒井氏でもPCの普及は予想できなかったようです。

「ここに恐竜あり」の作品のように、
現代人の根源的な「甘え」体質をバッサリ斬ってもらえると
スカッとしますね。

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『最後の伝令』
- 2006/06/25(Sun) -
筒井康隆 『最後の伝令』(新潮文庫)、読了。

筒井康隆の作品って、キョーレツだと判ってるのに何で読んじゃうんでしょうかね?

「二度死んだ少年の記録」なんて、
画的にも心的にも相当にグロテスクな情景。

「九死虫」では、
一度きりの人生を過ごすことより、
九度の人生を渡り切るほうが精根尽き果てるかも・・・なんて。
5度目あたりの人生から、残り少ないことを考えて焦りそう。

「北極王」「ムロジェクに感謝」等の、
結婚・離婚を題材にした作品のシニカルさが何とも言えず。
子供視点からの離婚問題、笑える作品だけど悲しい。

表題作では、
「結局頭でどんなにアレコレ考えていても、
個々の細胞は人間の意思なんかとは全然関係無しに動いてんだもんなぁ」
なんて改めて思い当たり、なんだか自分の体が機械みたいに思えて、
寂しい気持ちになってしまいました。

最後の伝令
最後の伝令筒井 康隆

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『狂気の沙汰も金次第』
- 2006/02/10(Fri) -
筒井康隆 『狂気の沙汰も金次第』(新潮文庫)、読了。

夕刊フジに連載されていたエッセイをまとめたもの。
毎日毎日文章を掲載するということは、
並みの労力ではできないことと思われます。

個人的には、文章よりも、山藤章二氏の挿絵が見たくて、
次々とページをめくっていきました。


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『脱走と追跡のサンバ』
- 2005/12/12(Mon) -
筒井康隆 『脱走と追跡のサンバ』(角川文庫)、読了。

ダメだ、自分にはこの世界は理解できない。

破天荒なストーリー、いつか面白いと思える場面が出てくるかも
と期待しながら読み進めたけれど、
やっぱりダメだった。

こういう作品も楽しめるようになると、
ぐっと読書の幅が広がるのだろうけど・・・。

今の私には無理だ。

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『にぎやかな未来』
- 2005/08/18(Thu) -
筒井康隆 『にぎやかな未来』(角川文庫)、読了。

夜、気分がイマイチだったので、
夕食は抜きにして、横になりながら読書。

そんな気分のときに選ぶ作家でもなかろうに。

氏の作品は、次のページへと誘う力に圧倒される。
気分が悪いながらも一気に読み上げてしまった。

しかし、感想を言葉にしにくい。
ナンセンス小説という括りでいいのか?
読後感は、「ペチャッ」。


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