『96時間』
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- 2011/01/24(Mon) -
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『96時間』
Yahoo!では、評価高いですねー。 確かに90分間息もつかせない展開だし、 アクションも面白かったのですが、 何よりも、お父ちゃん、過保護すぎやろー! 誘拐されてからは、とっても頼りになる父親なのですが、 旅行に出掛けるまでの心配ぶりが尋常じゃない。 これじゃあ、娘から見ると、あまりに窮屈ですよ~。 どうにも娘視点で観始めてしまったので、 お父ちゃんに完全には感情移入できず・・・。 しかも、人殺しまくり。 誘拐集団の一味を捕まえて口を割らせようとかいう努力あまりしないんですよね。 なので、結構、都合よく展開していくなぁとも感じました。 ピーターを見つけたのも、あの巨大なドゴール空港で張ってて見つけたってことでしょ? そして、唯一とも言ってよい、誘拐一味から情報を引き出すシーンが超残酷な拷問。 それを結構、まともに映像化しちゃってるんですよね・・・。 エゲツナイ。 キレた親父の恐ろしさに、ちょっと引きながら観てしまいました。 う~ん、この脚本こそ、フランス人の冷たさか?
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『トランスポーター』
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- 2010/08/06(Fri) -
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『トランスポーター』
OPの銀行強盗の逃走シーン。 主人公の特殊能力やキャラクター、彼の強いるルールが要領よく頭に入ってくる見せ方。 カーチェイスも、普段の私はあまり興味が湧かないのですが、 本作のチェイスシーンは面白いと感じて見入ってしまいました。 こんなにワクワクさせてくれて期待感いっぱいの15分だったのに、 いざ本題に入ったら、プロットのあまりの杜撰さに拍子抜け。 自分のルールにこだわり、冒頭の強盗シーンでは仲間を一人殺させたにも関わらず、 なぜ、自らルールを破ってバッグの中身を確かめてしまったのか・・・。 そういう行動に出なければならない必然的な理由は無かったはずで、 一番大事なところがグダグダになってしまった印象です。 その後も、お荷物にしかならないと分かっている女を 迷いながらもついつい助けてしまう人の良さにガッカリ。 「ルール絶対主義じゃないのかよ!?」と突っ込まざるを得ません。 肝となる設定は、絶対にブラしちゃいけないんだと思うんですよ。 設定を破るときは、やむを得ない事情が生じたことを納得させるだけの 展開を組まないとねぇ。 アクションシーンも、カーチェイスはあんなに面白かったのに、 肉弾戦は、なんだかテンポが悪かったです。 一つ一つのアクションの間にジェイソン・ステイサムの決めポーズが入ってくるので、 動きに滑らかさがないんですよね。 「お前は、歌舞伎役者か!?」みたいな、見得を切ってます(苦笑)。 アクションのアイデアも、ありきたりな感じで。 少なくとも、早回しして、スピードアップを図ればいいのに・・・。 欧米映画のアクションシーンが残念に見えちゃうのは、 やっぱりジャッキーがあまりに素晴らしすぎるんでしょうね。 あと、ヒロイン役のアジアン女優さんが、イマイチ。 金切り声がちょっとイラッとする系統の声質で。 ヒロインとしてのキャラクターとという点でも、あんまり魅力を感じませんでした。 フランクほどの自制の利く男が、なぜにこの女に振り回されるのか・・・ これまた、展開の納得性が薄いんです。 設定は面白かっただけに、他での失点が痛すぎて、非常に残念な感じでした。 リュック・ベンソン作品にありがちな感想となってしまいました。 助け出された395人は、奴隷にはならずに済んだけど、 きっと強制送還で、貧しく苦しい生活に連れ戻されるんだろうなぇ(悲)。
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『アーサーとミニモイの不思議な国』
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- 2008/08/20(Wed) -
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『アーサーとミニモイの不思議な国』
なんとなく観てしまいましたが、イマイチ。 豪華キャストを揃えてノリで作ってしまいました的な印象が拭えません。 ストーリーが大雑把な感じだからでしょうか? 日本語吹き替えも、主人公とヒロインの吹き替えを 声優素人がやっているので、ものすごく違和感がありました。 CGは凄かったけれどね。 表情の作り方とか。
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