『私の好きな古典の女たち』
- 2008/10/04(Sat) -
瀬戸内晴美 『私の好きな古典の女たち』(新潮文庫)、読了。

歴史背景の説明や和歌の解説をあんまりしてくれないので、
なかなか読む側の教養を試されているような一冊でした。
『額田女王』読んだことがあって助かったぁ~。

情愛の作家らしいラインナップで
古典に出てくる女性たちの激しい恋をつづります。

1年前に瀬戸内氏の手による解説本を読んで以来、
結局、まだ 『源氏物語』 に手をつけられていません。

どうやったら、この大作に挑戦するとっかかりを得られるのでしょうか?


私の好きな 古典の女たち (新潮文庫)
私の好きな 古典の女たち (新潮文庫)瀬戸内 晴美

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額田女王 (新潮文庫)
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star白村江の戦とはなるほどこういうものだったのか
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『寂聴の仏教入門』
- 2008/02/12(Tue) -
瀬戸内寂聴、久保田展弘 『寂聴の仏教入門』(講談社文庫)、読了。

山越阿弥陀図屏風の余韻で、素人向け仏教本をば。

対談という形式は、専門家同士が分かりあうレベルで話をされると
読者は置いてきぼりになって、読んでいてつらい思いをすることがあるのですが、
本作は、「入門」と謳っているだけあって、初心者向けのお話から入ってくれます。

対談者2人が、読者をきちんと意識してお話してくれているからこそなのですが、
もうひとつ、司会進行役の方の話の振り方がうまくて、
素人にも分かりやすい噛み砕いた説明を促すように進行してくれています。
この方が非常に重要な役割を果たされていると思いました。

また、後半は、この進行の方が登場しなくなり、
お2人だけの対談になって行き、内容も多少高度化しています。
その匙加減が、とても読みやすかったです。

さらに、用語解説が、巻末や章末ではなく、
本文中に適宜入っているので、ページを前後することなく読み進められて
これも読みやすさを促進していました。

なんだか、構成についての話ばかりになってしまいましたが、
仏教について、入口の部分の解説書としては、非常に分かりやすかったです。
寂聴さんは、文中で、「講演会などを開くと、仏教そのものの話よりも
寂聴さん個人の話を聞きたがる人が多い」旨のコメントをされていますが、
私は是非とも、寂聴さんのお話される仏教の話を聞いてみたいと思いました。


寂聴の仏教入門
寂聴の仏教入門瀬戸内 寂聴 久保田 展弘

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『わたしの源氏物語』
- 2007/11/18(Sun) -
瀬戸内寂聴 『わたしの源氏物語』(集英社文庫)、読了。

あまりに有名すぎて、またあまりに大作すぎて、
これまで全く触れたことがなかった『源氏物語』。

とりあえず、解説本で概要ぐらいは知っておこうと、本作を手にしました。

まぁ、しかし、光源氏というのはとんでもない人物ですな(苦笑)。
あちこちの姫君や女御に手を出して、
正妻が悲しむの姿に「かわいそうなことをした」と反省したと思ったら
次の女性に目が眩む・・・。

この頃の貴族の「仕事」とは何だったんでしょうか?
子孫繁栄・お家の隆盛こそが本職か??

冗談はさておき、紫式部という大作家の力量を思い知らされました。
これだけの多くの登場人物を巧みに使い、
物語の展開も山あり谷ありで、
また伏線の張り方も見事。
舞台も、王朝内だけではなく、市井の様子も踏まえ、
さらに須磨や九州のような遠方まで及びます。

そして、やはり出てくる和歌が面白い。
和歌で互いの気持ちを伝えあうという日本貴族社会の仕組みは
非常に高度な教養を求められるものであり、
当時の世界で比較しても文化レベルの高さは相当だと思います。
この和歌を、登場人物のキャラクターにあわせて使い分ける才能も
素晴らしいです。

日本人であるならば、読んでおかなければならない作品だと痛感。
いつか、いつか、きっと・・・。


わたしの源氏物語 (集英社文庫)
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star面白い
star文庫版で、お手軽だけど、内容は本格的。

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『女たち』
- 2005/11/12(Sat) -
瀬戸内晴美『女たち』(集英社文庫)、読了。

初めて読みましたが
お噂どおりの生々しい描写でした。

たまにはこういうものもね。

登場人物の言葉遣いに
ちょっと違和感を覚えるものの、
ストーリーは面白かったです。

女たち
女たち瀬戸内 晴美

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