『アメリカン・グラフィティ』
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- 2012/10/26(Fri) -
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『アメリカン・グラフィティ』
ジョージ・ルーカスの出世作。 サンフランシスコの郊外の町での、高校生たちの一夜を描いた作品。 特に筋らしい筋もなく、 数人の高校生(正確には卒業生)の様子をつぶさに描いていきます。 車に乗って、街中を流しているシーンが多く、 カーラジオから流れるヒットナンバーが、作品を彩ります。 この時代のアメリカに思い入れのある人たちには、 夢のような映画なんでしょうね。 私には、ちょっと入り込みにくいものがありました。 こういう映画もあるのね・・・ぐらいの感想にとどまりました。
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『6デイズ/7ナイツ』
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- 2012/10/21(Sun) -
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『6デイズ/7ナイツ』
嫌味な中年男とツンツンキャリアウーマンが 嵐に遭って無人島に不時着したら・・・・。 はっきり言って、最後まで展開よめまくりの横道アクションコメディ。 無人島でも、特段、複雑なことは発生しません。 超・安心して見られる作品です。 仕事がふんづまっていた1週間を乗り越え、 つかの間の休息だったこの週末にはぴったりの作品でした(苦笑)。 もう、何も考える必要もなく、 ただただ、シニカルな会話を笑っていればよいというお気楽なもの。 ハリソン・フォードが演じる嫌味な中年というのは、 時に重過ぎるように感じることがあるのですが、 本作では、南の島の明るい背景があったせいか、 結構、軽くまとまっていて、良かったと思います。 そして、アン・ヘッシュが可愛いらしかったです。
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『恋とニュースのつくり方』
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- 2012/09/23(Sun) -
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『恋とニュースのつくり方』
実績ゼロの新米TVプロデューサーが 打ち切り寸前のモーニングショーの建て直しを図るというコメディ。 やる気の無いスタッフ、これ以上のリソース投下を認めない局、自虐的なキャスター、 そこへ世界で3番目に嫌な男が、新キャスターとして入ってくる ・・・・・もう、混乱必死。 ストーリーは王道でシンプルなので安心して見られます。 合間に入れてくるギャグは、そんなにドギツクないけど、テンポ良く畳み掛けてくるので 気持ちよく笑えます。 キャスティングも、ハマってました。 レイチェル・マクアダムスが中心でしっかりとコメディエンヌをしているのに対し、 さすがキレキレのダイアン・キートン、 そして、これは地じゃないかと思わせるハリソン・フォード(爆)。 脇役達も分かりやすいキャラ作りで、組み合わせが上手いです。 終盤の展開は、あまりに王道のベタ路線でしたが、 まぁ、そこは大目に見ましょうか。 視聴率が上がっていく過程で、コーナーの差し替えや司会者の罵り合いの発生など 番組側の変化はわかったのですが、それに対する視聴者の反応を少しは入れて欲しかったです。 今の時代、犬猿の中の司会者コンビ垂れ流しというのは、 結構、ネット的に流行ると思うんですよね~。 そのあたりのフォローが欲しかったです。 惜しむらくは放題。こりゃないわ。
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『ブレードランナー』
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- 2009/11/28(Sat) -
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『ブレードランナー』
SF映画の金字塔ということで観てみました。 が、SF映画の印象を覆す陰鬱な空気に、途中でウンザリしてしまいました。 また、ストーリーもあって無きがごとしの感じで、 地球に侵入したレプリカントを追跡するにも 易々と見つけだすことができており、イマイチ盛り上がりに欠けました。 ちなみに、地球に侵入したレプリカントは6人だったのに、 作品内に登場したのは5人。 あと一人はどこにいっちゃったの? このへんの意図しない不整合さもガッカリ。 ただ、凄いと思ったのが映像美。 80年代前半で、この映像を作りこんでいるのは見事です。 時代を感じさせません。 そして、近未来年のLAにはアジアが蔓延(苦笑)。 当時、それほどまでに円パワーが凄かったのでしょうか? 雑多=アジアという先入観で選ばれたんだったら、嫌だなあ。
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『推定無罪』
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- 2009/11/06(Fri) -
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『推定無罪』
同僚検事が殺害され、その捜査の担当となったハリソン・フォードは、 殺害された検事との不倫関係を暴かれ、やがて犯人と疑われる・・・・。 全体的にトーンが重い映画です。 ハリソン・フォード演じる検事は、検事としては優秀だけれど、 生真面目なのに不倫に溺れるという、ある意味、ドツボな人物。 その真面目検事が巻き込まれることで苦悩しっぱなし。 また、不倫の事実は以前から奥さんにばれていて、 これまた家庭に戻っても心が休まらないという地獄。 ストーリー展開は、過去の贈賄事件を絡めるなどして よく練ってあって面白いんだけど、どよ~んとした空気は変えられず。 裁判での検事vs弁護士の舌戦を期待したのですが、 検事側がおまぬけで戦いにならず・・・・・。 そこは、ちょっと拍子抜けでした。 ラウル・ジュリア演じる弁護士は、現実をきちんと見据えてて、 取引も適切に行えて、有能な弁護士で魅力的でしたねー。 最後、真犯人を前に、正義は脆くも崩れ去ったのでした・・・。
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